出版社 : 集英社
人工衛星でソ連に遅れをとったアメリカの宇宙計画が、科学者、宇宙飛行士、政治家の懸命な努力で推進され、アポロ11号で人類はついに月に到達した。20世紀の夢を実現させた人びとは、この興奮のかげでさまざまなドラマに巻きこまれ…。近代科学の精華をささえた群像を、ヒューマンなタッチで描ききった感動ノンフィクション・ノヴェル。
おせっかい焼きの千亜紀の恋人でお人好しの玉三郎には、マジシャン見習い中の陸という友人がいた。陸は行方不明の師匠を捜してパリからニューヨークへ飛び、飛行機の中で催眠術でハイジャッカーを捕まえ、大西洋子という少女を知った。師匠の姿を求めてあてもなくさまよう陸は、セントラル・パークで、夢中でダンスの練習をしている洋子を見かけた。彼女もまた、見習い中のダンサーだった。
横浜・桜木町近くの運河で、フリーライター・向井正明の水死体が発見された。殺人の疑いが濃く、五月刑事は向井の愛人・紺野カオルを北海道のスキー場まで追う。しかし、彼女もまた何者かに殺されてしまう。「ノトジマ」「サツジン」の言葉を遺して…。能登島に隠されたその真相とは?現地に飛んだ五月の前に、警視庁の美人警部補・錦由多加が現れて…。
南十字星の島タヒチの海に、死体がひとつ、またひとつ。ツアー参加に端を発した数々のミステリーの奥にある残酷な人生の発端とはナニ?幼女期の無惨な体験を抱えた添乗員兼団長・高木久美子の運命とは?息のつまりそうな都会の生活に疲れ、且つ殺伐とした人殺し小説に飽きた読者にうってつけのサスペンスが誕生。名付けて“トロピカル・ミステリー”。推理界の気鋭の新星、期待の書下し長篇。
かつて父と兄が殺された真相を求めて若きカメラマン、高井和彦は日本を飛び立った。ドイツで彼の遭遇したものは死の謎を結びつけるヨーロッパ各地に張りめぐらされた地下道であった。それはナチ総統ヒトラーの謀略に通ずるものであった。真相を追う和彦の前に立ちはだかる様ざまな組織。ドギモを抜くスケールで描く冒険推理小説の絶品。
第二次大戦中V2ロケット開発に携わっていたフォン・ブラウン博士は、アメリカ陸軍の手引きで亡命を決意した。ドイツで生まれた技術がアメリカに移しかえられ、やがて月面着陸のアポロ計画、スペースシャトルとなって花開くのだ。人類の宇宙への夢を実現しようと苦闘する男たちの群像を、壮大なスケールで描く感動ノンフィクション・ノヴェル。
〈サントリー魂〉は、いかにして醸成されたか。“やってみなはれ”と、前進また前進を続けた創業者鳥井信治郎。“やらせてみなはれ”と、新しい事業展開に挑む後継者佐治敬三。洋酒から生活文化事業へ、男たちの果てしなき挑戦の物語。
舞台は1920年代半ば、南フランスのローヌ河河口の小さな町に、作家のディヴィッドと富裕な女キャスリンのボーン夫妻が新婚旅行に訪れ、滞在していた。泳ぎ、食べ、飲み、眠り、濃密な愛をかわすうちに日を送るふたりの前に、マリータという名の美女があらわれた。その日から、三人に愛と不安がはぐくまれ、奇妙な三角関係が生まれた。本書は、文豪ヘミングウェイが新たな地平を切り拓こうと試みた最後の作品である。
「えっ、宙太がグアムでお見合い?しかも、相手が殺人者?」いきなり、とんでもない話を聞かされた星子さん。愛は、いや、嫉妬は国境を越えて、常夏の島まで来たのはいいけれど、待ってたのは、コバルトブルーの海と真っ赤に染まった女の死体だった。トロピカルアイランドを舞台に繰り広げられるおぞましい事件と謎の数々。人気爆発、絶好調の山浦ミステリー、きわめつけの最新刊登場。
由美、舞、おケイの仲よし超女隊三人組。この三人が、まったく同じ夢をみた。ポッカリとあいた空間の中にステキな美少年が閉じ込められていて、その美少年に向かって大きな影が飛びかかろうとしている、そんな夢だ。ところがこの夢は、香港以来、すっかり惚れっぽくなったおケイが夢の中で発信したテレパシーで、由美と舞がそれをキャッチしたというのだ。
この本には、マリナをめぐるさまざまな愛のかたちが、すてきなイラストで描かれているのよ。マリナの魅力に、きっとうっとりとなるわ。ムフフフ。マリナをはじめ、和矢、カミルス、シャルル、薫、美女丸など、あなたの知りたい秘密がいっぱい。それに、書き下ろしの小説もあるし、ローマ、ポンペイの観光案内まであるのよ。まんが家マリナシリーズ初のイラスト集です。
水晶市の高校2年生の夕輝。ボーイフレンドの陽平がいるけれど、彼ったらアイドルのパンチラ写真を撮ったりすることばっかり熱心で、まるでガキ。夕輝はもう前の男と「オトナしちゃってる」のに、ね。あ〜退屈!そんなある日、夕輝は妖精のような不思議な女性、美月と知りあう。彼女の放つ“大人の愛”のにおいに魅せられていく夕輝は…。ちょっぴりビターな、愛たちの物語。
「ノーティボーイ」って意味を知っているだろうか。ひらたくいえば「悪ガキ」。「ガキ大将」って訳してもいい。そう俺はノーティボーイ。中三になろうとしている今でも。でもけっこうやっかいなこともある。例えばクラスメイトの恵。「お兄ちゃん」といっては何かと頼ってくる。俺にとっては妹みたいな存在だ。そんな恵が『義兄弟』でもある横尾を好きだったとは!
「杉田が、スキー場で死んだ!」美香の弟・一郎は、ラジオのニュースで親友の死を知って驚いた。さっそく杉田の父親が茂介・美香コンビの探偵事務所を訪ね、死の直前の息子の行動について調査を依頼しにきた。警察の調べでは、杉田はツララによる事故死とのことだったが、ともかく茂介は現場のスキー場へ出かけた。ところが三日前にも、谷に落ちて死んだ女性がいたー何かナゾが…?
いきなりだけど、君たちマカフシ研って知ってるかい?超能力とかUFOとか占いとかおよそ謎とつくものならなんでも研究しちゃう、ぼくら“魔訶不思議研究会”のことなんだ。ところが、メンバーは、会長の小町谷センパイ以下ーたったの四人!そんなツブれかけたマカフシ研に舞いこんだ調査の依頼は…なんとぉっ!真夜中のオンボロ校舎に出る女のユ・ウ・レ・イ!