小説むすび | 2016年8月5日発売

2016年8月5日発売

超常能力者 冒険の森へ 傑作小説大全 4超常能力者 冒険の森へ 傑作小説大全 4

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集英社

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2016年8月5日 発売

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。 第15回配本となる第4巻「超常能力者」は、SFの一大テーマともいえる「エスパー」の活躍と葛藤、栄光と挫折を描いた、時代を超えて輝ける名作の数々全10編を収録。 ●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏 [編集室から] 「SFの時代」は遠くなった。しかし、当時の興奮は忘れられるべきではない。とはいえ網羅するのは無理である。 ここに収録した作品群は、SFのテーマのひとつ「エスパー」とその変遷である。 異形であるから、逃げる。隠れる。闘う。 彼らそれぞれの人間たちとの対応を味わっていただきたい。 連作の一編を無理に収録した短編もあるが、それもこの際、いいことにさせていただきたい。傑作は、永遠なのだから。 [収録作] 【長編】 小松左京「エスパイ」 半村良「黄金伝説」 【短編】 平井和正「エスパーお蘭」 筒井康隆「水蜜桃」 宮部みゆき「燔祭」 恩田陸「大きな引き出し」 【掌編】 星新一「超能力」 北杜夫「月世界征服」 阿刀田高「触媒人間」 眉村卓「ピーや」 ◇解説/大森望 解題/夢枕獏

ドラゴン・オプションドラゴン・オプション

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小学館

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2016年8月5日 発売

めくるめくクライマックスまで一気読み確実 大英博物館東洋美術部の責任者(ゲートキーパー)である矢島剛は、オックスフォード大学の同級生ジミーから「龍」の像の鑑定を依頼される。像は清朝時代につくられた壮大な庭園「円明園」から失われた十二支像でのひとつではないかと見られていた。矢島は像のある貴族の邸宅に赴き、データを収集して帰るが、直後に像は屋敷から忽然と消え去る。 残されたデータを携え、矢島はかつての教え子で美術品を見抜く特別な才能を持つ段燕霞をパリに訪ねる。かねてから段に好意を寄せていた矢島だったが、二人の身に姿無き脅迫者の影が忍び寄る。一方、中国では政権内部の権力闘争に端を発する巨大な陰謀が進行していた。龍の像の真贋を確かめるべく香港に渡った矢島と段だったが……。 <クライマックスを迎えたあとも、気を抜いてはいけない。最後の最後にもうひとつ、意外な仕掛けが用意されている> 巻末解説はジャーナリスト&作家の松原耕二さん。 【編集担当からのおすすめ情報】 中原清一郎氏は、かつて「外岡秀俊」の名前で、東京大学法学部在学中に「北帰行」で文藝賞を受賞しました。その後、作家活動を封印して、朝日新聞社に入社、ニューヨーク特派員、ヨーロッパ総局長、東京本社編集局長、香港駐在編集委員を経て、2011年に退社しました。 在職中の1986年に「未だ王化に染はず」(いまだおうかにしたがはず)という作品を覆面作家として発表してはいますが、本格的作家活動に入ったのは退職後。2014年に「カノン」を発表、2015年に著者初めてのエンターテインメント小説である本作品「ドラゴン・オプション」を刊行しました。 本作品には、世界を舞台に活躍した著者の、ジャーナリスト時代の知識や経験が豊富に詰め込まれており、ロンドン、パリ、香港などの都市の生き生きとした描写、登場人物たちのリアリティ溢れる会話、絵画を媒介としたマネーロンダリングの詳細な仕組みなど読みどころ満載、他に追随を許さない国際エスピオナージ小説となっています。 手にとっていただければ、あとは一気呵成にめくるめくクライマックスへと導いてくれること必至です。

きみと歩く道きみと歩く道

『きみに読む物語』の著者、最高傑作! 今日も妻の眠る病室を訪れ、手を握って語り続ける夫トラヴィス。11年前に運命の出会いをし結ばれた二人に待ち受けていたのは、あまりにも残酷な運命だった。これ以上ないほど過酷な選択を迫られたトラヴィスは、「ここ」に戻ってこない妻のためにどこまでできるのだろうかーー。 『きみに読む物語』の著者であり、累計1億部といま世界で最も読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。彼が「自身の最高傑作」と謳う、全米500万人が泣いた奇跡の恋愛小説がいよいよ文庫化します。2016年8月13日公開の映画『きみがくれた物語』の原作! 【編集担当からのおすすめ情報】 映画『きみがくれた物語』の監督は、ゴールデン・グローブ賞受賞作『ロスト・イン・トランスレーション』(ソフィア・コッポラ監督)のプロデューサー、ロス・カッツ。ノースカロライナ州の美しい海辺の町を舞台に、ベンジャミン・ウォーカー(『リンカーン/秘密の書』)とテリーサ・パーマー(『ウォーム・ボディーズ』)というチャーミングな俳優がキラキラと輝くカップルを演じます。 原作と合わせてぜひお楽しみください!

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