小説むすび | 2017年11月発売

2017年11月発売

パトリオットの引き金 警視庁捜査一課・田島慎吾パトリオットの引き金 警視庁捜査一課・田島慎吾

出版社

講談社

発売日

2017年11月8日 発売

殺人事件から外され、自衛官の交通事故死を捜査することになった警視庁の田島と新人女性刑事・毛利。防犯カメラに写っていた自衛官・石倉に朝霞駐屯地で事情を訊いていたところ、警務官の松井に退出させられた。そして田島は上司から、朝霞には近づくな、と忠告される。独自の捜査を続ける田島らにより、事故被害者と石倉が中央スーダンのPKOに派遣されていたことが判明。事故の背景に何が? 怒濤の展開が続く鮮烈な警察小説。 警視庁VS.自衛隊 事故死した自衛官の「最後の声」とは? 「潔癖&天然」コンビが驚愕の真相を手繰り寄せるーー 「このミステリーがすごい!」大賞受賞者にして 警察ミステリーの新鋭による鮮烈作! 殺人事件から外され、自衛官の交通事故死を 捜査することになった警視庁の田島と新人女性刑事・毛利。 防犯カメラに写っていた自衛官・石倉に朝霞駐屯地で 事情を聴いていたところ、警務官の松井に退出させられた。 そして田島は上司から「朝霞には近づくな」と忠告される。 独自の捜査を続ける田島らにより、 事故被害者と石倉がPKOで中央スーダンに派遣されていたことが判明。 事故の背景に何が?  怒濤の展開が続く鮮烈な警察小説誕生!

迷い家迷い家

出版社

KADOKAWA

発売日

2017年11月9日 発売

=== 第24回日本ホラー小説大賞 優秀賞受賞作 (選考委員:綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆき) 綾辻行人「作品に強烈な“圧”がみなぎっている」 貴志祐介「エンタメ=壮大な虚構の極北として感動すら覚えた」 宮部みゆき「作者の物怪に対する愛情と、この分野の先達へのリスペクトが感じられた」 (選評より) ここは迷い家。妖と霊宝を隠世(かくりよ)に閉じ込める屋敷ーー 昭和20年。火の雨降る東京大空襲から生き残った少年・冬野心造は、遅れて母校の集団疎開に合流した。 民話が息づく地・古森塚で、妹の真那子が行方不明となる。 妹と一緒に脱走を図った香苗の証言を基に山に分け入った心造の前に忽然と現れたのは、見渡す限りの蕗の原にたたずむ巨大な屋敷だった。 妹を捜して屋敷を探索するが、妖怪とでも言うべき怪物に次々と襲撃される心造。彼を助けたのは、老犬「しっぺい太郎」だった。 しっぺい太郎が語るには、屋敷は現世を追われた妖や、霊宝と言われる道具を封じるための異界で、稀に人も閉じ込められるという。 妹探しに協力してくれるという太郎だったが、そこにはあるたくらみがあった。 そして、脱出を図り様々な霊宝を使ううちに、大日本帝国の勝利を願う軍国少年としての紅蓮の野望が、心造の心に芽生えてくる。果たして心造が試みたことは、その結末は……。  ◆  時代は下り、古森塚で教師になった香苗。街は、東京オリンピック決定で浮かれている。 香苗には、どうしてもぼやけてしまう疎開時代の記憶があった。 ある日、病院から姿を消した義父の後を追い山に入った香苗は、山中で巨大な屋敷を発見し……。 少年の哀しき紅蓮の野望が怪異まみれの「お屋敷」と共振する、新時代の怪奇冒険小説! 『遠野物語』はじめ様々な民話伝承を壮大な物語に取り込み、 清濁と、今昔と、栄枯と、虚実と、人と怪とを併せ呑んだ規格外の山怪譚。 装画=漆原友紀(『蟲師』『水域』ほか)

キャプテンサンダーボルト 上キャプテンサンダーボルト 上

世界を揺るがす秘密は蔵王に隠されている! 大陰謀に巻き込まれた小学校以来の友人コンビ。 異常に強い謎の殺し屋と警察に追われるふたり(と犬一匹)は逃げ切れるか。 上巻には本編の一時間前を描く書き下ろし掌編小説をボーナストラックとして収録! 現代を代表する人気作家コンビが本気でタッグを組んで生み出された、このふたりにしか書けない一気読み必至のノンストップ・エンタテインメント。 女友達を助けたばかりに多額の借金を背負う羽目になった相葉の手にひょんなことから転がり込んだ「五色沼水」。それを狙う不死身の(ように見える)冷酷非情な謎の白人が、死体の山を築きながら彼を追ってくる。五色沼といえば蔵王の火口湖、そこは戦後にパンデミックを起こしかけた「村上病」のウィルスで汚染されていて、立ち入り禁止地域になっていた。この水はいったい何なのか。逃亡する相葉は、中学時代の野球部の悪友・井ノ原と再会、ふたりは事態打開のために共闘することに…… 東京大空襲の夜に東北をめざし消息を絶った米軍機。封印された映画に映っていたもの。謎が謎を呼ぶ100%ノンストップエンタメ。

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