2017年9月発売
南下する辛晃が攻撃を仕掛けるも岳飛・秦容はさらに力を増し撃退した。一方、北で続いていた呼延凌率いる梁山泊軍と兀朮・胡土児の金国軍は総帥の首を賭けた最終決戦に臨む。(解説/細谷正充)
男はどこに向かおうとしているのだろう。船に乗る。相棒は酒と葉巻。気の向くままに舵を取り、気の向くままに女を抱くー。コースアゲイン、進路を戻せ。人生もだいぶ先に来てしまった。自分の生き方はわかっている。変えられないもの、失ったもの。残酷な時の流れは女を泣かせ、それは、男の心に深く刻まれ疵をつくる。壮年の作家を主人公に、男のロマンに満ち溢れた伝説の短編集。
お風呂場から隣室で椅子に座っている女性の足が見えた遠い昔の記憶。その女の人は誰だったんだろう──。此の世に残した甘美な想いが恐怖に変わる幻想怪奇小説集、連続刊行第3弾!(解説/東雅夫)
記念すべきやまと歌初の勅撰集、古今和歌集の選者に任命された紀貫之。歴史に残る歌集の成立を背景に、紀貫之と六歌仙たちとの関わりをドラマティックに描き出す長編時代小説。(解説/北上次郎)
四人家族の横山家の歩みを中心に、人の心の成長を描く九つの物語。子供も、親も、保育士さんも、先生も、互いに誰かを育てている。子供に関わるすべての人に贈る感動作。(解説/マイケル・エメリック)
通り魔から家族を守り、命を落とした二郎。神と交渉し、「天使」として地上へ戻り、娘の成長を見守ることに…。我が子を愛する父親の強い思いがあふれる、心温まる現代のファンタジー。(解説/森義隆)
アラスカでの日米共同訓練を経て飛行教導隊に着隊した陸は、かつての戦友・速_はやり_とタッグを組むことに。憧れだった空はいま、彼らの目にどう映っているのか。夢を追う若者を描く天神シリーズ、堂々の完結。
大学生の社本勇はとにかく優柔不断。電車のルートも学食のメニューも、何てことない二者択一にいちいち悩む。そんな勇に、美人生協職員のルイーダが紹介してくれるバイトはレアで怪しいものばかり。新薬の治験、下着モデル、借金の取り立てなど。ただ、勇はどれも失敗続き。そんなバイト生活が意外な展開に。勇が最後に選ぶのは!?笑いあり驚きありラストはスッキリのブラック“バイト”コメディ!
冥府の迷宮再び。相見えるは、今と未来。 与えられた天職は最下位職である『低級魔道士』でしかないものの、軍師としての圧倒的な才覚、そして恐るべき成長速度を備えた少年、ルーク・ヴァン・トライア。シリルカの会戦においてその才能は花開き、徐々に頭角を現し始めていた。 しかし、祖国ウェルリアの上層部により、裏切り者の汚名を着せられ、ルークは冥府の迷宮へと流刑されてしまう。絶体絶命かと思われたが、彼の持つ圧倒的才覚と剣神ロイの助けにより無事迷宮を脱出。エジンバラ領の城塞都市に身を寄せることになった。かつての敵国で生きることを決めるなか、ユメリアと名乗る謎の女がルークの前に姿を現す。 「では、わたくしと取引をしませんか? ロイとともに迷宮に潜り、『ホロウグラフ』を手に入れてきて頂きたいのです」 ユメリアとは。ホロウグラフとは。そして、ルークを待ち受ける未来とは。数々の謎が、いずれ大陸の歴史そのものを揺るがす事態へと発展していく……。 小説投稿サイト「小説家になろう」にて、累計1400万PV突破の人気作! 1巻書籍化後、話題沸騰の王道ファンタジー待望の第2巻! “最下位職”から”天才軍師”へと成り上がっていく少年の、栄光の物語がここに!
闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行くーー。 上杉景勝 毛利輝元 宇喜多秀家 戦国の乱世を、生き抜いた知恵と勇気はーー。 全国38紙で連載、2000万人が大絶賛! 歴史通が喝采、三つの物語が同時進行する斬新な展開 偉大な先代の跡を継いだ景勝、輝元、秀家は、擡頭する織田信長を睨みつつ、自国の存続と勢力拡大を画策する。そして、本能寺の変勃発。彼らの決断はーー。 二代目は先代の苦しみを知るが、初代は二代目の苦労を知らない。 景勝「俺は二代目。先代様の認めた城主や功臣が多過ぎるわ」 秀吉「秀家はわしの猶子(ゆうし)、遠慮は要らぬ」 輝元「誰も彼も私の決定を無視してやがる」 北の異変 選択と集中 義か利か 赤い知恵・黒い知恵 それぞれの春 天下の形勢 天秤傾く 新たな戦局 改革は難しい 鬼が出た 戦に是非なし 天下布武大戦略
「天下獲り」まであと一歩のところまで来ながら、信長は本能寺の変に倒れる。幼少の宇喜多秀家は、美貌の母・お福の知謀により、羽柴秀吉に接近。その猶子となることで、「お家の安全」を図ろうとする。一方、北陸の勇・上杉景勝は領内の平定に手を焼き、毛利輝元は二人の叔父の言動に翻弄される。「三人の二代目」の行く末を決したのは、「女の助言」だったーー。激動の戦国期を描いた堺屋歴史巨篇、いよいよ大団円。 上杉景勝 毛利輝元 宇喜多秀家 戦国の乱世を、生き抜いた知恵と勇気はーー。 全国38紙で連載、2000万人が大絶賛! 歴史通が喝采、三つの物語が同時進行する斬新な展開 「天下獲り」まであと一歩のところまで来ながら、信長は本能寺の変に倒れる。幼少の宇喜多秀家は、美貌の母・お福の知謀により、羽柴秀吉に接近。その猶子となることで、「お家の安全」を図ろうとする。一方、北陸の勇・上杉景勝は領内の平定に手を焼き、毛利輝元は二人の叔父の言動に翻弄される。「三人の二代目」の行く末を決したのは、「女の助言」だったーー。激動の戦国期を描いた堺屋歴史巨篇、いよいよ大団円。 天変人異 業火の後 二代目の覚悟 天下分け目の水無月 天秤の分銅 待つことの勇気 新しい天下 天下の形 天下統一 偽りの日々 問題の人 決断の秋 生き残る戦い 文庫版解説
警視庁捜査支援分析センターに配属された神尾文孝は、超記憶症候群の上司、羽吹允をコンビを組むことになる。配属初日、日野市で発見された女性の遺体は銀色の繭に包まれ、美しいとも思えるものだった。都内で連続する事件。羽吹の記憶と洞察力が冴え渡る。 第一章 第二章 第三章 第四章
「十年前、白バラが咲く英国庭園で『リーベル』という名の美女に出会った」叔父の思い出話を胸に英国へ留学した青年・佐貴。当のアルグライト伯爵家を訪れるも、そんな庭園も女性も存在しないと一蹴され、敷地内で起きた庭師殺人事件の容疑者にされてしまう。佐貴の無実を信じてくれたのは、伯爵家の跡取り息子にも拘わらず自由を奪われた美少年・アーネストだけでーー? リーベルの庭 プロローグ 第一章 秘密の庭園 第二章 白バラはかく語りき 第三章 小さな奇跡と大きな翼 エピローグ 冷たい炎 あとがき
テーマは「館」、ただひとつ。今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジックーー! 収録作品:東川篤哉『陽奇館(仮)の密室』、一肇『銀とクスノキ 〜青髭館殺人事件〜』、古野まほろ『文化会館の殺人 --Dのディスパリシオン』、青崎有吾『噤ヶ森の硝子屋敷』、周木 律『煙突館の実験的殺人』、澤村伊智『わたしのミステリーパレス』 テーマは「館」、ただひとつ。 今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。 奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジックーー! 読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第二弾。 収録作品: 東川篤哉『陽奇館(仮)の密室』 一肇『銀とクスノキ 〜青髭館殺人事件〜』 古野まほろ『文化会館の殺人 --Dのディスパリシオン』 青崎有吾『噤ヶ森の硝子屋敷』 周木 律『煙突館の実験的殺人』 澤村伊智『わたしのミステリーパレス』 東川篤哉 『陽奇館(仮)の密室』 一肇 『銀とクスノキ 〜青髭館殺人事件〜』 古野まほろ 『文化会館の殺人──Dのディスパリシオン』 青崎有吾 『噤ヶ森の硝子屋敷』 周木 律 『煙突館の実験的殺人』 澤村伊智 『わたしのミステリーパレス』
隣国パンジャリーの内戦によって大きな功績を挙げたウィラード。その才能は山猫傭兵団の内部より、むしろ外でこそ評価されつつあった。かつての強敵、火神傭兵団が引き抜きを企て、女傭兵ミュアキスが派遣されてきている。彼女の存在はモテない団員たちの嫉妬を煽り、ウィラードの団内での立場を悪くさせていた。戦争の影響はビムラの町にも波及し、負け組についた傭兵団の多くが解散の危機に瀕していた。傭兵たちが所属先を失うことを憂慮した傭兵ギルドのソムデンは、山猫傭兵団に対して新入団員の受け入れを要請する。「ウィラードさん、あなた今、自分で思っている以上に重要人物ですよ」
聖騎士:アシュレたち一行は、荒廃した王国をあとに青く輝く海の向こう、カテル島を目指していた。法王庁の追及を逃れるための逃避行。それは聖騎士の資格を失い、家門が取り潰されかねない苦渋の選択だった。それでも、信じた仲間たちのため、アシュレは一歩を踏み出す。だが、その直後、激戦の傷と疲れから意識を失い倒れ込んでしまう。そして、ふたたび目を覚ましたとき、そこに待ち受けていたのは想像を絶する光景だったー。
異世界で第二の人生をおくることになったセイギこと灰崎正義、25歳。小国ノライの辺境の町、トリョラで異邦人として暮らす中で、トラブルに見舞われても、交渉スキルを駆使して何とか乗り切る。「ペテン師」呼ばわりされつつも、ようやく平穏に暮らせると安堵していた。だが、トラブル解決と引き換えにセイギは小国ノライの義勇軍の代表となる。また悪いことに、巨大帝国アインラードとノライの戦争が始まってしまった。絶望的な戦力差での戦争を、ノライ将軍である「赤目」ことドラッヘの指揮の下、セイギは義勇軍代表として戦争に参加することになるのだがー!?