小説むすび | 2018年6月発売

2018年6月発売

「北の国から」異聞 黒板五郎 独占インタビュー!「北の国から」異聞 黒板五郎 独占インタビュー!

著者

倉本聰

出版社

講談社

発売日

2018年6月7日 発売

「北の国から 2002遺言」から十余年。主人公の黒板五郎はいまも麓郷の石の家に暮らしている。そこに東京の新聞社からワケありの様子の記者がやってきて、五郎に近況と、純や蛍のその後の様子をたずねるのだった。そして初めて明かされる、「北の国から」サイドストーリー。 「北の国から 2002遺言」から十余年。主人公の黒板五郎はいまも麓郷の石の家に暮らしている。 そこに東京の新聞社からワケありの様子の記者がやってきて、五郎に近況と、純や蛍のその後の様子をたずねるのだった。そして初めて明かされる、「北の国から」サイドストーリー。 第1夜 夢のなかで令子に逢ったンだ 第5夜 オイランちは本来、士族の出だ。なめるンでない 第9夜 ところが中畑の中ちゃん、裏山でクマに遭っちまった 第12夜 あんた幽霊を信じるかい? いるよ。見たさ何度も。そこら中よ 第16夜 東京って聞いて何が閃いたと思う。浅丘ルリ子よ! 第18夜 今もこゞみは、へそ歓楽街で居酒屋やってる 第20夜 金がなけりゃァ工夫して生きるのさ。8ツ蛍はでやっとった 第23夜 闇鍋会。まア麓郷のフリーメーソンみたいなもンだ 第24夜 「父サン、ボク宮様ニ見染メラレタ様デス」 第25夜 富良野にゃ角道はないが、農道ってもンがある! 第27夜 オラ胸がつまってさ。涙がいきなり前へ飛び出した 第28夜 あんた、本読まんで自然に学びなさい 第31夜 あいつ、本当は私も来たかったって云うンだ。オイラも、お前にいて欲しかった

がいなもん 松浦武四郎一代がいなもん 松浦武四郎一代

出版社

小学館

発売日

2018年6月8日 発売

“北海道の名付け親”を描いた決定版小説! 明治16年。齢60を過ぎても矍鑠としている松浦武四郎は、絵師の河鍋暁斎の家にやって来ては、暁際の娘の豊に昔語りを始めるのだったーー。 武四郎は、文化15年に伊勢国、今の三重県松阪に生まれた。早くから外の世界に興味を持ち、16歳で家出する。その後は、蝦夷地をはじめ日本全国を歩いた冒険家として、また“北海道の名付け親”として知られる。 蝦夷地は6回も訪れ、アイヌと親しく交わり、9800(!)ものアイヌの地名を記した地図を作り、和人による搾取の実態を暴いて公にしたため、命を狙われた。そして、〈北海道〉は最初の提案では、〈北加伊道〉だったという。そこにはアイヌの人々に対して籠められた武四郎の思いがあった。蝦夷地通として、吉田松陰や坂本龍馬にも相談に乗っていた。 ただ、武四郎の凄さはこれだけではない。 古銭をはじめとして一流の蒐集家であり、古希の記念に富士登山をしたり、葬儀の一部始終を記した遺言状を作ったり、一畳敷の茶室を自分の棺にしようとしたり、〈終活〉にも達人ぶりを見せていた。 武四郎老人が自らの生涯を振り返るという形式で、「傑物にして奇人」であった全貌に迫る伝記小説。 【編集担当からのおすすめ情報】 今年(2018年)、生誕200周年事業が三重県松阪市で行われ、北海道150年記念事業のなかでも、キーパーソンとして北海道のホームページでも詳しく紹介されています。涙と笑いのエピソードが盛り込まれ、しんみりと心に響く長編小説です。

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