小説むすび | 2018年発売

2018年発売

あのころ、天皇は神だったあのころ、天皇は神だった

第二次世界大戦中のアメリカで、強制退去によって追われた日系人の一家。 彼らはユタ州の砂漠にある収容所に送られる。家族それぞれの視点から語られる、有刺鉄線の内側で過ごす日々……。 オオツカの長編デビュー作、待望の新訳。 「かつて、「日本人」であるというだけで、囚われたひとたちがいる。ひどいめにあわされたひとたちがいる。かれらの普通の日々を狂わせたのは、「神」だった」 ーー温又柔(小説家) 「歴史のけたたましい音の下でひっそりと息を殺していた、名もなき声の数々が、物語のなかでこだまする。不穏で、残酷で、そして美しい言葉が」 ーー藤井光(アメリカ文学研究者) 【内容紹介】 カルフォルニア州バークレーで暮らす日系アメリカ人家族に突然訪れた不幸。 パール・ハーバーの夜、父親が尋問のためFBIに連行された。 そして翌1942年春のある晴れた日、街のいたるところにあの告知が現れた。「強制退去命令十九号」。 残された母親とその子ども二人が、込み合う列車に乗り込み、たどり着いたのは、ユタの埃っぽい砂漠の有刺鉄線で囲われたバラックの町だった…。 「天皇が神だった」あの時代、名もなき家族の人生が深く、大きくゆさぶられる…。 『屋根裏の仏さま』でPEN/フォークナー賞を受賞した、ジュリー・オオツカのデビュー作が小竹由美子の新訳で復刊。 強制退去命令十九号 列車 あのころ、天皇は神だった よその家の裏庭で 告白   訳者あとがき

謀略の砂塵〈下〉-トム・クランシーのオプ・センター謀略の砂塵〈下〉-トム・クランシーのオプ・センター

トム・クランシーの傑作シリーズ、復活! シリアで察知された巨大な陰謀。大統領のくだした決断とは? 新生オプ・センターは、全米を震撼させた 同時爆弾テロ事件を10ヶ月で解決に導き、 順調な船出を飾った。一方、サウジアラビ アの地では、新たなる謀略がアリー・アル= ワンディー王子の手で実行に移されようと していた。ペルシア湾に展開する空母打撃 群を狙うキラー・ミサイルの秘密とは? 究極の選択を迫られた大統領の決断は如何 に? ウィリアムズ長官率いる機関のメン バーは、現地で事件に直面した兵士たちと ともに巨大な陰謀に立ち向かう。あの〈オ プ・センター〉シリーズ、待望の再始動! Tom Clancy トム・クランシー 1947年メリーランド州ボルチモア生まれ。1984年『レッド・オクトーバーを追え!』が大ベストセラーとなり、流行作家の仲間入りを果たす。同作の主人公ジャック・ライアンが活躍するシリーズのほか、『オプ・センター』シリーズや『ネットフォース』シリーズ(いずれも共著)など、数々のヒット作を生み、ゲーム制作にも乗り出した。2013年死去。 Steve Pieczenik スティーヴ・ピチェニック 1943年キューバ生まれ。精神科医、作家。ハーバード大学卒。歴代政権のもと米国副国務長官補として活躍する一方、作家としても活動。トム・クランシーのビジネス・パートナーとして『オプ・センター』『ネットフォース』の両シリーズを共に執筆。

噴煙姉妹噴煙姉妹

出版社

KADOKAWA

発売日

2018年9月28日 発売

「莫迦げてるわ。わたしたちのせいで島が噴くなんて」 火山島を望む温泉街・根倶(ねぐ)の老舗旅館に婿入りした鵜乃吉。 妻の亜津子はつれないけれど超美人。 番頭の召兵衛には馬鹿にされている雰囲気だが、気にしない。 徴兵逃れのための婿入り? そんな声も気にしない。 のべつ煙を噴き上げる本気本腰の活火山。二つの噴火口は「姉口」そして「妹口」。 この地で小噴火は日常だけど、今日のはちょいと様子が違った。 旅館組合連中がひそひそするのは「真耶子さんが戻ってくるから」。 なんで義妹が戻ってくるのが噴火に関係あるんだい?  皆が信じている噂を知らぬは鵜乃吉ばかり。 この島の噴火は、美しき姉妹の所為。彼女たちの心が揺れると噴火が起きる。だから、彼女たちは誰のことも愛してはいけない。 え、心が揺れると火山が噴火してしまう特異体質? そんな馬鹿な!  さらに旅館に、密偵やら逃亡中のテロリストやらが潜んでいるという疑いも湧き出てきた。 揺らぐ大地、跳梁する怪しき影、迫り来る綿羊の大群。黄泉の扉が開き、根倶の町に破滅の予兆があらわれる!? 過去が折りたたまれた不思議な温泉旅館で、徐々に明らかになる歴史と真実とは……。 姉妹愛と夫婦愛のスラップスティック・温泉地奇譚。

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