小説むすび | 2018年発売

2018年発売

戦国商人立志伝 〜転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる〜(1)戦国商人立志伝 〜転生したのでチートな武器提供や交易の儲けで成り上がる〜(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2018年3月31日 発売

主人公は古物商の知識を持つ一青年。 なんの実りもなかった29年の人生を振り返りその肩を落とした矢先、1551年・激動の戦国時代に転生する。小商人の息子・弥五郎として生を受けた彼は、貧しいながらも両親と幼馴染の少女・伊与と共に幸せな生活を送る。だがある日、領内で猛威を振っていた野盗・シガル衆によって住んでいた村ごと滅ぼされてしまうのだった。 ーー行方不明となった伊与を助け、打倒シガル衆を決意した主人公は、転生前の知識を駆使し、商人として5000貫もの大金を稼ぐと決意する。 旅先、楽市楽座の町で出会ったのは、織田信長の下で立身出世を志す木下藤吉郎(秀吉)。歴史改変に繋がると葛藤するも、己の信念のために弥五郎は藤吉郎の相棒となる。 博多商人の娘・カンナと出会い転売交易にて資金を稼ぎ出し、彼は未来の武器を仲間に開発提供する。さらに蜂須賀小六や前田利家も仲間に加わり、弥五郎は道を切り拓いていく。 ーーこれは、戦国の世で共に成り上がりを夢見る、“武人”と“商人”の立身出世伝である。

もし異世界ファンタジーでコンビニチェーンを経営したら(1)もし異世界ファンタジーでコンビニチェーンを経営したら(1)

著者

Ixy / 響恭也

出版社

KADOKAWA

発売日

2018年3月31日 発売

脱サラしてコンビニオーナーになった林圭太。 ある日、自分の店舗がまるごと異世界に転移していたことに気がつく。 偶然通りかかったヴァンピール族の黒騎士・バルドと共に、異世界でコンビニ営業を始める。 店も異世界仕様に変化して、普段取り扱っていた商品の他に“やくそう”や“はがねのつるぎ”なども陳列できるようになっていた。 「“やくそう”っていくつ仕入れたらいいんですかー!?」 圭太は混乱しながらも、ずば抜けた品質や性能をもつコンビニ商品のおかげで またたく間に、冒険者やエルフ、ドワーフなどのお客様から注目を集める。 POSレジ、お取り寄せ、自販機など、現代のコンビニでは至極当たり前の仕組みにお客様から驚嘆される日々。 しかしコンビニが持つ異常な力が人間と魔族の争いに発展し、圭太もただのコンビニオーナーではいられなくなる!? 《コンビニは異世界を救う!》--コンビニチェーン化で世界平和を目指す異世界コンビニ経営譚、ここに登場!!

独ソ占領下のポーランドに生きて独ソ占領下のポーランドに生きて

ポーランド西部のルヴフ(現ウクライナ領リヴィウ)の大学で美術史の教員をしていた筆者が、1939年のソ連侵攻から逃れた先で、次はナチスに捕らえられ、ドイツの強制収容所で過ごした日々を綴った回想録。ポーランドで大きな反響を呼んだ著書の待望の邦訳。  編者によるまえがき  はじめに 第一章 ルヴフーー一九三九年九月二二日〜一九四〇年五月三日 第二章 クラクフーー一九四〇年五月〜一九四一年六月 第三章 総督府巡回ーー一九四一年七月〜一九四二年三月 第四章 スタニスワヴフーー一九四二年三月〜一九四二年七月七日 第五章 ルヴフのウォンツキ通りにてーー一九四二年七月八日〜一九四二年一一月二八日 第六章 ベルリンーー一九四二年一一月二九日〜一九四三年一月九日 第七章 ラーフェンスブリュックーー一九四三年一月九日〜一九四五年四月五日 第八章 イタリア  エピローグ  写真ーーランツコロンスキ家のアルバムから  註  人物目録  付録1[ハンス・クリューガーによって殺害されたルヴフの教授名]  付録2[親衛隊大将カルテンブルンナーから国際赤十字総裁への手紙]  訳者によるあとがき  人名索引

引揚小説三部作引揚小説三部作

発売日

2018年4月2日 発売

「お母さん、いまわたしはどこにいるのでしょう? わたしが帰る場所はあるのでしょうか?」  こんな時代だから知ってほしいーー。  敗戦後、植民地から引揚げてきた日本人たちの  日本という国家や日本人に対する複雑な想いを。 日本の植民地だった朝鮮半島で「軍国少年」として育ち、敗戦のため生まれ故郷を追われ、その途上で祖母と父を亡くし、命がけで「38 度線」を超えて内地に引揚げてきた。しかし、敗戦から何年が経っても、心の奥底には「日本」という国家や「日本人」に対する違和感を抱え、自らを日本人でありながら「異邦人(エトランゼ)」のように感じていたーー。そんな引揚者たちの「失われた故郷」での美しき想い出、ソ連侵攻による恐怖、国家に対する幻想と崩壊、そして、不条理に奪われた「アイデンティティ」を取り戻すための葛藤……。作者自身の引揚体験を描いた『夢かたり』『行き帰り』『噓のような日常』の三作品を完全版で所収! ◉作者自身の引揚体験を描いた三作品を完全版で所収 ◉巻末解説:山本貴光(文筆家・ゲーム作家) ◉夢かたり   夢かたり   鼻   虹   南山   煙   高崎行   君と僕   ナオナラ   従姉   二十万分の一   片恋   鞍馬天狗    後記 ◉行き帰り   習志野(『行き帰り』に改題)   行き帰り    後記 ◉噓のような日常   大阪土産   三十三回目の夏   法事前の数日   花山里   夜に帰る    後記 ◉解説「帰る場所のない人類学者」山本貴光 ◉底本・初出一覧

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