小説むすび | 2019年3月発売

2019年3月発売

おっさん冒険者ケインの善行4おっさん冒険者ケインの善行4

善良で平凡なおっさん、ついに女神様も幸せにする!! 「アナストレア、君を娶りに来た」 ある日突然ケインたちの前に現れた帝国の皇太子ジークフリートは、 アナに一世一代のプロポーズをした。 呆気にとられるケインたちを前に、ケインに想いを寄せるアナは文字通りこれを一蹴。 ジークフリートに究極秘技まで叩き込んでしまう。 仮にも相手は帝国の皇太子。たちまち外交問題に発展し、帝国と事を構えるのはよくないと 考えたアウストリア王国国王ディートリヒは、結婚話を前向きに進めようとするのだがーー!? 「こんな強引なやり方はよくありません。 結婚って、こんなふうに当人を無視して強引に決めることではないでしょう」 アナを慮って国王とジークフリートを諫めるケイン。 結果として恥をかかされることになったジークフリートは、その諫言を受け入れるどころか、 ケイン王国を潰そうと次々に仕掛け始め、ついには最凶最悪の邪竜帝王まで降臨させてしまった!! 一方、ケインはケインで「女王様としてケイン王国を治めてほしいんだ」とアナに伝えた言葉が、 まさかの「俺の嫁になって一緒に国を治めてくれ」と変換して受け取られ、千載一遇のアルテナ復活の 奇跡を土壇場でアナに妨害されることになってしまいーー…!? 普通の“おっさん”ことケインが、普段通りただ善行するだけで、 一度は神にまでなった女性を人間に復活させる、バトルありコメディあり 美少女ありの、おっさん系【究極】癒やしファンタジー第4弾!!

20世紀ラテンアメリカ短篇選20世紀ラテンアメリカ短篇選

出版社

岩波書店

発売日

2019年3月16日 発売

ジャンル

ヨーロッパの前衛、熱帯の自然、土着の魔術と神話が渾然一体となって蠱惑的な夢を紡ぎだす大地ラテンアメリカーー。ガルシア=マルケス、バルガス=リョサなどはもちろん、アストゥリアス、パスなどの先行世代、アジェンデ、アレナスなどのポスト・ブームの作家まで、20世紀後半に世界的ブームを巻き起こした南米文学の佳篇16篇。 1 多民族・多人種的状況/被征服・植民地の記憶  青い花束……………オクタビオ・パス  チャック・モール……………カルロス・フエンテス  ワリマイ……………イサベル・アジェンデ  大帽子男の伝説……………ミゲル・アンヘル・アストゥリアス  トラスカラ人の罪……………エレーナ・ガーロ  日 蝕……………アウグスト・モンテローソ 2 暴力的風土・自然/マチスモ・フェミニズム/犯罪・殺人  流れのままに……………オラシオ・キロガ  決 闘……………マリオ・バルガス=リョサ  フォルベス先生の幸福な夏……………ガブリエル・ガルシア=マルケス  物語の情熱……………アナ・リディア・ベガ 3 都市・疎外感/性・恐怖の結末  醜い二人の夜 ……………マリオ・ベネデッティ  快楽人形……………サルバドル・ガルメンディア  時 間……………アンドレス・オメロ・アタナシウ 4 夢・妄想・語り/SF・幻想  目をつぶって……………レイナルド・アレナス  リナーレス夫妻に会うまで……………アルフレード・ブライス=エチェニケ  水の底で……………アドルフォ・ビオイ=カサーレス  解 説(野谷文昭)  初出一覧

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