小説むすび | 2019年6月発売

余命３カ月と宣告された高１の海月は、心細さを埋めるため、帰り道に偶然会ったクラスの人気者・悠真に「朝まで一緒にいて」と懇願する。海月はそのことを忘れようとするが、海月の心の痛みに気づいた悠真は毎日話しかけてくるように。「俺は海月と一緒にいたい」とストレートに気持ちを伝えてくれる悠真に心を動かされた海月は、一秒でも長く前向きに生きることを決意して…。ふたりのまっすぐな愛に涙が止まらない、感動の青春恋愛小説！！「第３回野いちご大賞」大賞受賞作！！

ある出来事から家族も友達も信じられなくなった真波は、高校進学を機にひとり、祖父母の家に引っ越してきた。優しすぎる祖父母にも、正義感が強く説教ばかりの同級生・漣にも苛立ち、息苦しさを感じていた。そんなある日、夜の海岸で不思議な青年・ユウと出会ったことで少しずつ変わる真波の心。そしてそこには、いつも漣がいてくれたーー。しかしある時、海で子どもが溺れる事件が起きる。ユウが救助し事なきを得たが、別人のように取り乱す漣。実は漣には、残酷すぎる過去があって……。 大ヒット『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』著者が贈る、大号泣の書き下ろし最新作!!

転移した異世界で“創薬”スキルを手にしたレイジは、ドラッグストア『キリオドラッグ』をオープンさせる。レイジの作る便利な薬は、すぐに町で話題になり、その後も多くの人の悩みを解決していく。ノエラとミナに加え、妖精のビビ、魔王エジルが新たに店番として加わり賑やかになった店には、お掃除の悩みや日焼け、花粉症対策に至るまで、今日も新たな悩みを抱えた町の人々が次々と訪れるのであった…。田舎でほのぼのスローライフファンタジー第３弾！