2020年12月発売
『古事記』にも記される天上の国=高天原は、 どこに存在するのか? 神武東征とアレクサンドロスのインドへの遠征路の相似など、 日本敗戦後、占領下の日本を舞台に 『古事記』を新解釈する日本超古代史ロマン! 日本SF界の第一世代の代表的作家・荒巻義雄、満87 歳の書き下ろし長編! 【目次】 第一部 古事記殺人事件 第 一 章 水母なす漂る時に 第 二 章 オナリ神の謎 第 三 章 天狗山山荘の仙女 第 四 章 カレーライス専門店 第 五 章 倭人発進地 雲南説 第 六 章 不思議老人 第二部 神武東征の謎 第 七 章 〈いろは歌〉の秘密 第 八 章 消された王朝の謎 第 九 章 飛鳥時代のペルシア人 第一〇章 高天原いずこ 第一一章 仙女の誘い 第一二章 神武東征の夢 あとがきに代えてー私説/『古事記』新解釈・七つの仮説 用語解説/取材写真一覧/巽孝之×荒巻義雄往復書簡/全登場人物一覧 第一部 古事記殺人事件 第 一 章 水母なす漂る時に 第 二 章 オナリ神の謎 第 三 章 天狗山山荘の仙女 第 四 章 カレーライス専門店 第 五 章 倭人発進地 雲南説 第 六 章 不思議老人 第二部 神武東征の謎 第 七 章 〈いろは歌〉の秘密 第 八 章 消された王朝の謎 第 九 章 飛鳥時代のペルシア人 第一〇章 高天原いずこ 第一一章 仙女の誘い 第一二章 神武東征の夢 あとがきに代えてー私説/『古事記』新解釈・七つの仮説 用語解説/取材写真一覧/巽孝之×荒巻義雄往復書簡/全登場人物一覧
神が創りし迷宮のある世界。狩人の少年シュンは、現代日本から召喚された双子の少女ユアとユナと成り行きでパーティを組んで迷宮を攻略することに。銃と剣と魔法で戦うRPGのような迷宮で、シュンの"狩り"が始まる! しかし、それは、異世界からの召喚者、果ては神までもが驚愕を超えて苦笑するほどの超絶廃プレイそのものだったーー!?
出張販売を成功させた鍛冶師見習いジン。 しかしカマドに戻ると、王都へ行ったゾラたちが行方不明になったことを知る。大切な師匠を取り戻すため、ジン一行は王都へ向かう! 道中で謎の暗殺者に襲われても、生産スキルで圧倒! さらに野外で鍛冶を行い、超一級品の武器を完成!? 霊獣の力やチート能力を駆使して、師匠も王都も守り抜く!
神様のお願いで違法召喚された勇者を説得することになったネロ&ミーちゃん。 しかも元凶のロタリンギア王国が勇者を連れて攻めてきた!? 神猫一行、戦場への潜入作戦開始! 新たな仲間の知識チートを活かしての商品開発や、王都で屋台神猫屋の営業を始めたりと大忙し! そしてもう一人の転移者、彩音さんとの出会いがネロの考え方を変えていき…
目覚めたとき、俺はひ弱な小魚になっていた。てか、そもそも俺は誰なんだーー川の中に転生した男は、絶望の中、スキル「天の声」で、様々な経験を積んで少しずつ進化すれば、最後には龍になれることを知る。生きる目的を得た男は、応錬という名前を得て、水を得た魚のごとく(いや、もう魚だし!)、最強の龍を目指し冒険を始めるが!? 友情、出会い、別れ、涙と笑い・・・・前代未聞のスリリング&ピースフルなスキルアップアドベンチャー! WEB未掲載、前世を描く番外編「先代白蛇」も収録!! 第一章 魚として生きてみる/第二章 仲間/第三章 選択肢/第四章 陸へ/第五章 究極の選択/番外編 先代白蛇
新進気鋭のS級パーティーを支えていた聖獣のいない聖獣使いロックは、仲間に囮として捨てられた。だが襲ってきたフェンリルと会話が通じ、聖獣として使役することに。獲得した「聖獣の箱庭」を一緒に拡張しつつ、同じように独りぼっちの聖獣達を仲間に加え最強モフモフパーティーを結成していく!聖獣達と旅に出る逆転ファンタジーここに開幕!
女の子をかばって車に轢かれ、「俺」はRPG世界の「レクス」に転生していた。 あらゆる分野の技能を備えたイケメン・レクスだが彼は序盤のお助けキャラ。 低過ぎる成長率、残念過ぎる固有技、器用貧乏過ぎるステータスでレクスが無双出来るのは最初だけ。 あっという間に役立たずになってしまう危険性を前に俺は決意した。 「世界を救う」ことも「魔物との命懸けの戦い」もゲームの主人公様に任せて、のんびりしよう! これは「主人公」を探す凡人が、なんだかんだで世界を救う英雄になってしまう物語
エマとの再会を果たしたノーマンたちは、みんなでこれまでの想い出を語りあっていた。 “誕生日"、“嵐の夜"、“コニー"、“チェス"-。アニメDVDブックレットやジャンプGIGAに掲載された秘話が、書き下ろし短編を追加し、再編集され単行本化!! 今こそ読みたい想い出が詰まった小説版第4弾!!
「わたしは欠陥品なのかもしれない。自分が大人になれるって、無条件で思い込めるみんなが、羨ましい」(本文より) 中学校の「図書室」を舞台に、クラスへの違和感や未来の不安、同級生に対する劣等感など、思春期の心模様を繊細に描き出す全六編の連作短編集。 【著者略歴】 相沢沙呼(あいざわ・さこ) 1983年、埼玉県生まれ。09年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。11年3月「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。18年『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補に。19年『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が国内ミステリランキングを席巻し、大ヒット。その他の著作に『雨の降る日は学校に行かない』『小説の神様』など。
映画会社の助監督試験に落ちた五堂顕は、運命的な出来事によって照明部に配属されると、照明技師としての腕をめきめきと上げていった。数年後、顕は、恩人である女優・衣笠糸路に対して賞味期限切れだという周囲の心ない言葉に憤激し、ある方法を使って最高のライトを当てようとするがー。月日は流れ、4Kや8Kの時代に突入すると、照明技師の存在を軽んじる監督が現れる。「ライト・スタッフ」は本当に必要なのか。照明の未来はどうなってしまうのかー。
『星の王子さま』の翻訳者が、サン?テグジュペリの著作から選りすぐった名言の数々を原書の愛らしい挿絵とともに紹介。現代に通じる「生きるヒント」を探る。贈り物にも最適。
まだ夜が明けていなかった。南紀州の山々は古くから三千六百峰と呼ばれてきたが、その山々や各地に散在する村々を激しい春の風雨が襲っていた。一九一二(大正一)年のある晩春の夜明け、流域の山々や谷々の水を集めて富田川の濁流が勢いを増し、重いうなり声をあげて紀伊水道へと流れ込んでいた。(「第一部・灰色の雲」より)。
冒険者になる夢を諦めず、補助職である【荷物持ち(ポーター)】を続けるラベルは、冒険者であるハンスに逆恨みされてギルドから追放されてしまう。陰湿な根回しで追い詰められるラベルだったが、自分と同じ境遇の少女剣士リオンと出会う。彼女の秘めたる能力と自らの持つスキルに冒険者パーティーとしての活路を見出したラベルは、ギルドの立ち上げを決意する! 「小説家になろう」で月間総合1位を獲得!! 話題の成り上がり群像劇ーー待望の書籍化!!
冒険者には無用の【鑑定眼】スキルのせいでパーティーを追い出されたシンクは、一冊の古びた本を手に入れる。それは【鑑定眼】でしか読めない、あらゆる魔道具の作り方が記された魔道書であった。新しい力を喜ぶシンクは三人のワケあり美少女と出会う。戦いの度に剣を壊すミア、走り出したら止まれないキリエ、魔力が少なすぎる魔法使いのユイ……。彼女らの欠点を補う魔道具を作り、シンクは新たな仲間たちを最強に導いてゆく。
共和政末期のローマ。宴会に押しかけては、偉人、賢人、神々までも酒の肴にして、放言や悪ふざけ、難癖つけに興じているローマ人士たち…予言予兆はあったのか、カエサルは暗殺され、安逸の日々は激変、人々の運命は変転する。
日本人の記憶をもつ少女・セーラは、慎ましく暮らしていたが、ある日突然継母と義理の姉ができて状況が一変。これってまさかシンデレラの世界…ということはこのまま義姉たちに虐げられる残念な未来確定!?地味で平穏な毎日をおくりたいのに、そんなの困ります!ハードモードを回避しようと画策するも、義姉たちはなぜか優しくて…これってまさかのシスコン展開ですか!?