小説むすび | 2020年2月27日発売

2020年2月27日発売

ほどなく、お別れです それぞれの灯火ほどなく、お別れです それぞれの灯火

出版社

小学館

発売日

2020年2月27日 発売

ロングセラー『ほどなく、お別れです』続編 清水美空は、スカイツリー付近の葬儀場「坂東会館」に勤めて1年目の新社会人。生まれる前に姉を事故で亡くしているが、その姉に見守られるように生きてきた美空は、他人の感情が伝わってきたり、思念を感じ取ったりと、“気”に敏感な体質をしている。 そんな美空の上司・漆原が担当するのは、故人が事故や自殺で亡くなってしまった、いわゆる訳ありの葬儀。ご遺族の悲しみも深く、いかに寄り添った葬儀ができるかが重要となるが、漆原に厳しく、時に優しく指導されながら、邁進する日々を送る。 雪も解けない寒い日が続いていたあるとき、美空は仕事帰りに立ち寄った商業ビルの中で、高校時代の友人・夏海と偶然再会する。久しぶりの再会を喜ぶ2人だが、美空が葬儀場で働いているのを聞いた夏海は、急に思いつめた表情で「遺体がなくても、お葬式ってできるの?」と問う。彼女の兄は6年ほど前、海難事故で行方不明になっていたーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 デビュー作にしてロングセラー『ほどなく、お別れです』から1年。 そして、著者が最愛の夫を亡くしてから4年が経ちました。 深い悲しみの底から立ち上がり、前を向くことを決意した著者が紡ぐ、 別れとの向き合い方、ぜひご一読ください。

ゴーストソングゴーストソング

「そしてわしは、それからずっとひとりで生きてきた。精霊たちが、わしの弟子が生まれたと告げにくるのを待ちながらな。待って、待って、待ちながら、氷のリンゴを育てているうち、この身も氷のリンゴのようになった気がしてきた。わしは二百年間、待った。そしてようやく弟子が生まれ……その子の親から渡すことを拒否された」(本文より) 1991年に金原瑞人の訳で『ゴースト・ドラム 北の魔法の物語』として福武書店より刊行された、英国人作家スーザン・プライスによる「Ghost World」3部作シリーズの第1部『The Ghost Drum(ゴーストドラム)』が、同じ金原瑞人の改訳でサウザンブックスより蘇りました。美しい限定BOXに入れたゴーストシリーズ3冊セットはサウザンブックスのECショップのみで販売しています。 三百年生きるといわれる魔法使いは、自分の弟子と宿命づけられた人間の子に魔法を伝授してから、死者の世界【ゴーストワールド】へと退いていく。だが、猟師マリュータは愛息アンブロージをよこせという魔法使いクズマの要求をはねつけた。それが世界をどんな不幸に陥れるかも知らず……。是が非でも弟子を手に入れようとするクズマの呪いは、やがてマリュータ父子のみならず、平和に暮らしていたトナカイを追う人々にも過酷な運命をもたらすのだった! ■ゴーストシリーズ第一弾『ゴーストドラム』 すべてを支配された冬の国を駆ける 魔法使いの苛烈な物語、開幕。 ■ゴーストシリーズ第三弾『ゴーストソング』 悪に立ち向かう見習い魔法使いは、世界と自分を救えるのか? 鮮烈で苛酷な闘いの物語、ついに完結。

ゴーストダンスゴーストダンス

「怖いんです、おばあさん。わたし、魔法使いになれなかったら、どうなるんですか」 「きっとなれるよ、あたしの賢い女の子」 「でも、もしなれなかったらーー 鉄の森で会えないじゃありませんか」 (本文より) 1991年に金原瑞人の訳で『ゴースト・ドラム 北の魔法の物語』として福武書店より刊行された、英国人作家スーザン・プライスによる「Ghost World」3部作シリーズの第1部『The Ghost Drum(ゴーストドラム)』が、同じ金原瑞人の改訳でサウザンブックスより蘇りました。美しい限定BOXに入れたゴーストシリーズ3冊セットはサウザンブックスのECショップのみで販売しています。 皇帝の圧政に苦しむ北の民を見かねた見習い魔法使いのシンジビスは、魔法使いである祖母の忠告に逆らい、皇帝の街へひとり向かう。そこは正しい者が処刑され、不正が横行する非道の街だった。シンジビスは皇帝を正しい道へ導こうと手を尽くすが、皇帝の残虐行為に拍車がかかるばかり。そのうえ、皇帝に取り入る偽の魔法使いが、シンジビスを亡き者にしようと企んでいた。やがて悪との対決のときを迎え、シンジビスの怒りが炸裂する! ■ゴーストシリーズ第一弾『ゴーストドラム』 すべてを支配された冬の国を駆ける 魔法使いの苛烈な物語、開幕。 ■ゴーストシリーズ第二弾『ゴーストソング』 愛する息子は渡さない! 魔法使いに逆らった男の一言から始まる苛酷な運命の物語。

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