小説むすび | 2021年1月15日発売

2021年1月15日発売

変な竜と元勇者パーティー雑用係、新大陸でのんびりスローライフ(1)変な竜と元勇者パーティー雑用係、新大陸でのんびりスローライフ(1)

「ここは俺に任せて先に行けと言ってから、10年がたったら伝説になっていた」などが大人気!! えぞぎんぎつね先生の最新作は、おかしな竜や仲間たちと過ごす、新大陸のスローライフ!! 魔王は倒され、世界に平和が訪れた。 冒険者は不要になり、勇者パーティーの屋台骨、 便利屋にして雑用係のテオドールも職を失った。 「お金は沢山あるし、田舎でスローライフでもしよう」 一度はそう考えたテオドールだったが、 なじみのギルドマスターから新大陸の調査を依頼され快諾。 早速そこに向かうことになった。 「…きゅお?」 新大陸へ向かう途中、テオドールは、 体は大きいがちょっとおかしな子供の竜をテイムした。 そして、その竜に「ヒッポリアス」と名前をつけ、 一緒に新大陸へと向かうのだった。 【鑑定スキル】で広範囲の地質を一瞬で調べ、 【製作スキル】で大きな屋敷すら一気に建築し、 【テイムスキル】でドラゴンすら手懐ける。 チート級なテオドールと、楽しい仲間や もふもふたちとの辺境快適スローライフ生活が、いま始まる!!

ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。6ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。6

かつてないほど強大なヴァンパイア・真祖を下し、束の間の平和を楽しむラック。ギルドで久しぶりにアリオとジニーと出会ったラックは、一緒にとある村のゴブリン退治クエストを受けることにした。「今度はドラゴンに出会ったりしてな!」道中、おどけるように言うアリオ。直後、そんな彼の前には、巨大なドラゴンがたたずんでいた…。ドラゴンを前に怯えるアリオとジニー。しかし、そのドラゴンは当然ケーテでー「あ、ロック。奇遇であるな」一緒にゴブリン退治をすべく、偶然を装って待っていただけだった。ケーテも仲間に加わり、一見容易に進むと思えたクエスト。だが、なぜかそこに倒したはずの“真祖”が再び現れる!!ゴラン、エリックも呼び、渾身の力で真祖と激突するラック。いっぽう、ラックたちが不在になった王都では、その隙を狙って敵の猛攻が始まり…!?元・勇者パーティーの最強魔導士ラックが、愉快で強い仲間たちと、時にのんびり、時に無双して楽しい毎日を過ごす大人気ストーリー、緊迫の第6弾!!

月に聞かせたい話月に聞かせたい話

<b>月が満ち欠けしながら夜空をそっと照らすように、 静かに心をほぐしてくれるささやかな26の物語</b> ベストセラー作家シン・ギョンスクが、月に私たちの物語を語りかけるように軽やかに紡いだショートショート集。 物語の世界と響き合う挿画とともに、オールカラーで刊行。 「自分が一人ぼっちだと思ったり、思いがけないことがあなたの心をかき乱していった時に、何より自分がどうしてこうなのかと思う自責の念や、せいぜいこの程度かという諦めがあなたの瞬間に押し寄せてきた時に、この26編の物語が月明かりのように沁み込んで、あなたを光らせることができたらうれしいと思う」 (作家の言葉より) 一部 三日月に ほら、愛してるんだろ?/冬越し/神様の靴/おまえ、トウモロコシか!/ Jが発ってから/ある、新年の挨拶  二部 半月に 風景/Kに起こったこと/ある郵便配達人の話/ネコ男/ 私たちがきれいだと言われた時/鼻クソの話/ 見知らぬ人に書く手紙 三部 十五夜の月に シカを捕まえるって?/人生修行/私が子どもだった頃も/  Yがどうしてタバコをやめたか知っている人は?/ サンチュの種を蒔かなくちゃ/エスプレッソ 四部 つごもりの月に や〜らなきゃ帰ると思うてか〜 そ〜う言えばくれると思うてか〜/  春の雨降る日/QとA/彼のために/海辺の郵便局にて/ 花梨の木を守る/愛すべきおばあさんたち 作家の言葉  訳者あとがき

少女ティック 下弦の月は謎を照らす少女ティック 下弦の月は謎を照らす

童話みたいなミステリ。瑠奈が善良な女の子で、描かれる日常があまりにも健全すぎるので、酷い事件があたかも童話のように読めてしまう。勿論これは作者の企みなんだけれど、この童話テイストが何か愛おしい。 ーー 作家 新井素子さん推薦! ミステリ作家にして評論家でもある才媛が贈る 異色のガール・ミーツ・ミステリ! ごく普通の小学生だったはずの片瀬瑠奈。ところが五年生に進級したばかりの春、彼女は老女に扮した謎の人物に連れ去られ、暗い部屋に監禁されてしまう。果たして犯人の正体とその目的は何か。そして、監禁場所はいったいどこなのか。瑠奈が連絡を取れる外部の人間は、携帯ゲームのすれ違い通信で出会った顔も知らない「フレンド」たちだけ。しかし、彼女はゲーム内でも何者かによって閉じ込められ……。「第一話 少女探偵の脱出劇」 保育園で毎日一緒に遊んでいた友達に久しぶりに会いたいと、古いはがきの消印を頼りにその引っ越し先を訪れた瑠奈。初めてのひとり旅を夏休みの自由研究にしてしまおうと意気込む瑠奈だったが、そこは出会う大人が女性ばかりの奇妙な町だった。「第二話 少女探偵の自由研究」 運動会直前の九月末、瑠奈は一年生の男の子から突如、「命を狙われている」と警告を受けた。女子トイレ内で死神が瑠奈のことを話していたという。心当たりなく困惑する瑠奈に対し、友達のくるみまで「この学校には死神がいる」と言い出して……。「第三話 少女探偵の運動会」 スマホ専用のアプリゲームのイベントのため、真冬の朝の公園に繰り出した瑠奈は、その近くにゲーマーを招き寄せるように旗が立てられた祠のあることに気づく。一方、祠のすぐ側に建つ古いアパートの一室で女性の凍死体が発見された。しかも、その部屋にいた不審な女性の姿を、瑠奈の兄が写真に収めていたという。「第四話 少女探偵と凍死体」 春夏秋冬、季節が巡るごとに巻き起こる事件を通じて、少女は一歩ずつ成長していくーー。 春 第一話 少女探偵の脱出劇 夏 第二話 少女探偵の自由研究 秋 第三話 少女探偵の運動会 冬 第四話 少女探偵と凍死体 エピローグ

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