2021年11月10日発売
『赫灼たる猿侯』との決戦に向けて、着々と準備を進めるアリヒトたち。操られた探索者たちにかけられた呪詛を解くためのアイテムと、新たな秘神の力である星機鎧フォギアも手に入れ、ついに誰も成し遂げられなかった猿侯打倒が現実味を帯びてくる。一方、テレジアにかけられた呪詛も刻一刻と彼女を蝕んでいて…彼女を救うため、アリヒトはギルドセイバーや支援者とも協力し、過去最大の戦力で決戦に挑む!
進化する船で、世界最大版図のファンロー帝国に上陸したレニーたち。世界を股にかける唯一の商会は、ここでも皇帝や皇子たちの心を掴み、異国の食材や美術品を大量ゲット!さらにロックナ王国復興の資金を集めるべく、今度は魔の海峡の海底探索に乗り出す。新たな水中型魔導モービルで、沈没船の財宝を引揚…のはずが、これ、古代文明の遺産!?ついには、空を飛ぶ魔導モービルまでレベルアップで獲得し、海底から大空まで駆け回る少年の進化は止まらない!
次代の女神として目覚めた精霊エレン(前世人間)です。モンスターテンペストの核となってしまったアミエルと対峙したとーさまが絶対絶命!?さらにガディエルも私を守って瀕死の重傷を負って、これまでになく大ピンチです!黒幕は隣国ヘルグナーの王デュラン。私の大切な人たちに手を出した代償は、きっちり払っていただきますー。大事な人を守るため、全力で望む未来を掴み取ります!「ご覚悟下さい」すべてが大団円へと繋がっていく、大人気シリーズ第8巻!
ベスティア帝国の闘技大会決勝で敗北してしまったレイ。しかし、戦いの中で新たな技術を得たレイはさらなる「強さ」を求め戦場へ飛び立つのだった。一方、第三皇子・メルクリオの救出に成功したヴィヘラたちは、他勢力を退けてメルクリオを継承権争いのトップへ押し上げるため、反乱軍として帝都へ侵攻を開始しようとしていた。少数ながら精鋭揃いのメルクリオ軍。そこにレイが加勢することになり…皇位継承権争いは大波乱の幕開けに!?
異世界に突然転移したものの、保護してくれた冒険者のアジトで料理を作りながらスローライフを満喫中の悠利。ジャガイモのクリーム煮やナポリタンで冒険者達の胃袋を掴んだり、町の住人のお手伝いをしながらのんびり過ごしていた。忙しい職人さんのために掃除をしたりお弁当を作ったり、食堂に貴重な果物の素材提供をしたり、冒険者ギルドで素質調査のアルバイトをしたり…。そんな悠利のもとに、あちこちからお礼の食材が次々と届けられて!?
ネルと共にある作戦のため王都に来ていたユキだったが、突如誘拐されてしまった!?覇龍であるレフィも駆けつけ、なんとかトラブルを解決し日常に戻ったある日、ユキ達は神が関係しているだろう武器「神杖」「神槍」の手がかりを探すために、武器の聖地ドワーフの里に行くことに。ドワーフ達が崇める祠に行き、置かれていた石板に書かれた文字通り触れると意識がなくなりー何もない真っ白な空間に異形の姿をした「神槍」がいて…!?
囚われていたヘレンを救い出し、新たな家族として迎え入れたエイゾウ。以前に手に入れたアポイタカラで、ヘレンの代わりの剣や自らの愛刀を打ったり、親を失った狼を助けたりと、穏やかな“いつも”も新しい形へと変わっていく。そんな中、サーミャから聞いた新たな鉱石を探すため、エイゾウたちは黒の森の奥地に赴くことに。そこで出会ったのは、ある傭兵の少女と、そして最強生物ドラゴンで…?モノづくりライフ第5巻、新エピソードを追加して登場!第4回カクヨムWeb小説コンテストの異世界ファンタジー部門大賞受賞作。
独立宣言して早くも一年、フローラたちの王国も遂に初めて隣国と国交を結ぶことに。幼い頃に知り会った皇子が海路で来るはずが、ワイバーンに襲われ、あわや難破!?皇子をあっさり救出したリベルとフローラが領地ドラッセンに案内すると、広大な農場に温泉街にと驚かれ通しで…。皇子は兄のライアスと仲良くなったり、ネコ精霊をモフったり楽しそうだけど、なんだかフローラに思う所があるようで…?今回はカメ精霊にカモメ精霊、勿論ネコ精霊が大活躍!!
ハストやレリィによる特務隊、聖女の雫と一緒に、この異世界を見て回ることにした椎奈。「目指すは南の海!」なんて思っていたら、王太子のエルジャが同行することに。海では魔魚が発生しており、その調査にお忍びで向かうらしい。辿り着いた港町ではお祭りが開催中!おいしい魚介類を堪能していたら、その裏では謎の魔石“シンジュ”を売る怪しい店が!?しかも椎奈をめがけて魔魚が襲来して…ハストさん、もしかして私の食欲が大暴走していますか!?
ころす側の論理、ころされる側の論理。元同級生あべくんからのメールにあった文章から着想したシーンをつないで、商業作家はあべくん自身の人生を小説にしようとする。父による母殺傷事件、両親がころしころされていたあべくん…。暴力で愛撫し合い痛みをこらえるようによろこぶ身体たち。物語にかえろうとするから人生はつらく、日常が重すぎてひとをころしたくなる。恋人をころして自分も死んだところで折り返し、物語は無限に再生を繰り返す。小説家があべくんなのかあべくんがかれなのか、やがてふたりの境界は曖昧になり、問い自体が意味を失う。
「この父親なの、めちゃめちゃ大変じゃの!」岡山の田舎の小さな町。細いゴリラのような父に振り回され、繊細な心を削られて生きるぼく。凛とした母、ふんわりしたおばあちゃん、無二の親友。「かが屋」加賀翔、初小説!
「笑いのカイブツ」作者、これが限界到達点 15才の時に芸人になりたいと思った。でも、オカンに反対され、NSC(吉本の新人養成所)入りを断念。19才のとき、活路を開くために大喜利でひたすら経験値を積み上げることを自分に課し、睡眠時間3時間以外はすべてネタ出しに没頭。27才まではこの生活を続ける決意をする。21才でケータイ大喜利でレジェンドの称号を獲得。24才で人気芸人のラジオ番組の作家になる。しかし、25才で心が折れる音を聞いた。限界だった。 そこまでの私闘の日々を綴った「笑いのカイブツ」を刊行するも、気がつけば、スーパー玉出のストロング缶と女に走る日々が続いた。やがてなけなしの有り金を注ぎ込んでの海外逃亡。 そして、コロナ渦のなかで、僕は久しぶりに110円のボールペンを握っていた。再び、ノートをネタで真っ黒に埋め尽くすために。 絶望。逃亡。一縷の希望。「笑いのカイブツ」作者、恐らくこれが限界到達点。
本と日常の謎はコタツ探偵におまかせ!消えた映画の名台詞はどこへ?あの傑作の名付け親は誰?原作料だけもらった大作家?教師の父と編集者の娘の“名探偵コンビ”シリーズ。
「あなたの人生が変わります 万年筆よろず相談」そんな看板を掛ける「メディコ・ペンナ」は、神戸の街の一角にある万年筆のお店である。もしゃもしゃした白髪交じりの頭をした店主は、年齢不詳でぶっきらぼうだが、万年筆の補修を任せたら随一。万年筆の状態から持ち主の悩みや苦しみまで読み解き、静かに答えを導いてくれるのだとか。就職活動がうまくいかず、「メディコ・ペンナ」でアルバイトをすることになった大学生の砂羽は、それぞれの悩みを抱えるお客と触れ合う中で、自分自身の人生の迷いにも向き合いはじめー。万年筆に詰まった“人の想い”、が心に沁みる、疲れた背中を押してくれる物語。
夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。
晴れてラナと恋人同士になれたけど、初めての両思いに「恋人同士ってなにをすればいいの?」と相変わらずドギマギしながら悩むヘタレな俺。 年末が近づき、狩猟祭や収穫祭や大市やラナの誕生日とイベントごとが続く中、討伐予定のクローベアが我が家に現れた! そのピンチに『加護なし』の少女、ファーラが覚醒する!? これはあいかわらず数多のトラブルに巻き込まれる、ちょっと不運で最高に幸福な俺の話。
「グレン。君の評判の悪さはパーティーにとって不利益だ。今日限りで出ていってもらう」昇格祝いを終えた翌日、ギルドに呼び出されたグレンはパーティーのリーダーから追放処分を受けた。その理由は、グレンの“悪い噂”がパーティーにも影響するから。実際には捏造された噂ばかりだが、以前からパーティーを抜けたいと考えていたグレンはその処分を受け入れ、パーティーを去ることに。久しぶりに故郷へと帰ると、そこに待っていたのは世間の悪い噂を信じている育ての親たちだった。親たちに糾弾されて逃げ込んだ森で、グレンを待っていたのはー。大事な物を失った冒険者が再び希望をつかみ取る異世界ファンタジー!