小説むすび | 2021年9月10日発売

2021年9月10日発売

神の意外な花嫁候補神の意外な花嫁候補

夫は言った。妻の務めだけでいい。 愛も世継ぎも、欲しくはない、と。 王子ガンナー・フォン・ビョルンランドの類いまれなる容貌は、 北欧の神の化身とも称されるほどだが、彼は放蕩者でもあった。 女王に仕えるラティカは、そんなガンナーが苦手だった。 青い炎のようなまなざしを向けられるだけで、体が熱くなる。 だから、彼を落ち着かせるための花嫁探しが始まったとき、 ラティカは安堵した。彼が結婚すれば、心を乱されずに済む……。 盛大な舞踏会が開かれ、世界中から大勢の美女が集められた。 だがその夜、ガンナーはなんとラティカとの婚約を発表する。 そして彼女を我が物顔で抱き寄せると、濃厚なキスをしてーー。 『誘惑のドレスに隠した無垢』にも登場した、神と崇められるほどの美貌を誇るガンナー王子のロマンスをお届けします。メイシー・イエーツといえば大胆なプロットと生き生きとした描写力が持ち味ですが、ホットでスリリングな誘惑シーンにもご注目ください。

時間外の恋人時間外の恋人

パーティに向かうリムジンに乗った秘書のフェイスは落ち着かなかった。 社長レンツォが恋人と今朝別れたので、私は単なる身代わりだけれど、 彼は地味な秘書の変身ぶりに、少しでも気づいているかしら……? もちろんフェイスは、レンツォのこの個人的な頼みを断ろうとしたが、 結局、彼の押しの強さに負けて押し切られてしまったのだった。 レンツォの下で働いて半年、なんとか彼の魅力にあらがってきた。 しかし今夜、ドレスに着替えた秘書に興味を引かれたレンツォは、 さらなる要求を突きつけてフェイスを驚かせるーー 故郷のイタリアへ一緒に来てほしいというのだ! 彼の屋敷に住んで24時間一緒に仕事をこなす、個人秘書として。 〈日陰の花の恋心〉と題して、ふだんは目立たぬ存在のヒロインが、想いを寄せるヒーローを振り向かせる夢のシンデレラストーリーをお贈りします。言い寄ってくる女性を蹴散らすために恋人役を頼んだつもりのレンツォでしたが、フェイスを見る目の色が変わり……。

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