小説むすび | 2022年6月発売

2022年6月発売

ウィリアム・ギブスン エイリアン3ウィリアム・ギブスン エイリアン3

それ(エイリアン)は 感染・変異する── サイバーパンクの巨匠ウィリアム・ギブスンが描く 『エイリアン2』のその後── 未映像化脚本をもとにサイバーパンクの女王パット・カディガンが完全小説化! リドリー・スコットが作り上げた世界をジェームズ・キャメロンがさらに発展させ世界的大ヒットとなった『エイリアン2』。 その続編の脚本家として指名されたのが、当時“サイバーパンク”でSF小説界に革新をもたらしたウィリアム・ギブスン。 しかし、その脚本は様々な事情によって映像化されることはなかった。 「エイリアン2」で生き残ったリプリー、ヒックス、ニュート、ビショップーー4人の運命をギブスンはどう描いたのか? 約30年の時を経て、ギブスン版『エイリアン3』の全貌があきらかとなる。 〈あらすじ〉 惑星LV426から帰還の途にあった宇宙船〈スラコ〉は、軍拡競争を続ける国家・革新人民連合(UPP)の支配するセクターに入る。UPPの部隊が〈スラコ〉に乗りこんだところ、ハイパースリープ・カプセル内にリプリー、ニュート、負傷したヒックスを発見。一体のフェイスハガーが襲ってくるが、部隊は危機一髪で脱出し、ビショップの残骸を奪い去る。〈スラコ〉は宇宙ステーション〈アンカーポイント〉に向かう。そこは小さな月ほどもある巨大な軍事施設で、船は兵器課の管理下に置かれる。植民地海兵隊と科学者のチームが〈スラコ〉に乗りこんだとき、二体のゼノモーフが出現。たちまち戦闘となり、リプリーの睡眠カプセルが激しく損傷する。やがてヒックスとニュートが覚醒。ヒックスは〈アンカーポイント〉で実施されている実験に関する噂を耳にする。ゼノモーフのクローンを作り、遺伝子操作をしているというのだ。その実験は恐るべきハイブリッドを、ひいてはクイーンをも産み出すかもしれない……。

完全版 土地(16)完全版 土地(16)

出版社

クオン

発売日

2022年6月30日 発売

ジャンル

韓国における女性作家の草分け 朴景利による大河小説『土地』第五部始動! 韓国の国民的大河小説であり、たびたびドラマ化もされている朴景利作『土地』は、朝鮮半島・日本・旧満州の近代史を経糸に、その時代に翻弄される様々な人々の日常から生まれる愛と恋・葛藤・悲しみ・喜び・苦難を横糸に織り成す、全五部・20巻の壮大なタペストリーです。 今回の16巻から始まる第五部では、1940年から1945年まで、朝鮮が日本の敗戦により植民地支配から解放されるまでの日々が描かれていきます。 16巻 あらすじ 同郷の友であり同志であった寛洙が牡丹江で病死したことで、吉祥は自分の生き方を見つめ直す。 主治医だった朴医師の死に衝撃を受けた西姫は、心の奥底に秘めていた思いに気づく。二人は互いの存在が束縛であったことを初めて認め合う。寛洙の死は家族を再会させ、新たな絆をもたらした。 還国は家庭を持ち新進気鋭の画家となり、李家に戸籍を移した良絃は女医専に学んでいる。西姫は允国と良絃について意外なことを言い出す。 日本は日中戦争の泥沼から抜け出せず、物資が不足して生活は不便になるばかりだ。朝鮮語の言論は弾圧され、志願兵、創氏改名など新たな制度で朝鮮の人々はますます生きづらくなっている。 第五部 第一篇 魂魄の帰郷 一章 新京の月 二章 踊るコウモリたち 三章 蟾津江の岸辺で 四章 モンチの夢 五章 観音菩薩像 訳注 訳者解説

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