小説むすび | 2022年7月発売

2022年7月発売

B舎監とラブレターB舎監とラブレター

発売日

2022年7月11日 発売

ジャンル

三従の道からの解放を自ら実践しようとして日本留学も果たした女性瓊姫は、新しい女性としての生き方を模索する「瓊姫」。白痴のように見えて実は、ある特殊な能力を持つ少年は自由を求めて危険な道に踏み出す「白痴?天才?」。金を少しでも減らしたくない男。日々寄付を求めてやってくる人々を追い返すために猟犬を飼い始める「猟犬」。死んでから天国に行くより、今のこの世でほんの少しでもいいから、よい暮らしをと願う男「人力車夫」。究極の貧しさゆえ空腹を満たすために腐ったサバを食べ食中毒をおこした息子を救おうと奔走する母親「朴〓(パクトル)の死」。厳格な舎監が夜な夜な繰り返す秘密の時間。その秘密を垣間見てしまった女学生たち「B舎監とラブレター」。朝鮮人の父と日本人の母を持つ混血の息子の葛藤と生きづらさを時代背景と共に綴る「南忠緒」。韓国最初の創作SF小説。人間の排泄物から人工肉を作る実験に明け暮れる笑えない現実「K博士の研究」。主人に絶対服従を誓って生きてきたもの言えぬ男。屋敷が火事になり、若主人の新婦を救おうと火の中に飛び込んでいく「〓の三龍」。

韓国文学の中心にあるもの韓国文学の中心にあるもの

なぜ、韓国文学はこんなに面白いのか。なぜ『82年生まれ、キム・ジヨン』は、フェミニズムの教科書となったのか。世界の歴史が大きく変わっていく中で、新しい韓国文学がパワフルに描いているものはいったい何なのか。その根底にあるのはまだ終わっていない朝鮮戦争であり、またその戦争と日本は深くつながっている。ブームの牽引者でもある著者が、日本との関わりとともに、詳細に読み解き、その面白さ、魅力を凝縮する。 (「まえがき」より) 『最近日本で、韓国文学の翻訳・出版が飛躍的に増えている。この現象は、読者の広範でエネルギッシュな支持に支えられたものだ。読者層は多様で、一言ではくくれないが、寄せられる感想を聞くうちに、読書の喜びと同時に、またはそれ以上に、不条理で凶暴で困惑に満ちた世の中を生きていくための具体的な支えとして、大切に読んでくれる人が多いことに気づいた。(中略)韓国で書かれた小説や詩を集中的に読む人々の出現は、ここに、今の日本が求めている何かが塊としてあるようだと思わせた。それが何なのか、小説を読み、また翻訳しながら考えたことをまとめたのが本書である。』

左遷された無能王子は実力を隠したい2 〜二度転生した最強賢者、今世では楽したいので手を抜いてたら、王家を追放された。今更帰ってこいと言われても遅い、領民に実力がバレて、実家に帰してくれないから……〜左遷された無能王子は実力を隠したい2 〜二度転生した最強賢者、今世では楽したいので手を抜いてたら、王家を追放された。今更帰ってこいと言われても遅い、領民に実力がバレて、実家に帰してくれないから……〜

出版社

KADOKAWA

発売日

2022年7月15日 発売

賢者と剣聖、ふたつの前世を持つ最強の青年・ノア。今世では楽をして生きるべく、追放された辺境領主としてわざと無能にふるまい、自由に生きようとしていたのだが…。「さすがですノア様!やはりノア様は素晴らしい領主様です!」「なんでやることなすことぜんぶ裏目に出るんだよ!?」その行動がどれも有能さを隠しきれず、逆に領民全員から絶大な信頼を寄せられてしまっていた。今回こそはと相変わらず“無能ムーヴ”を続けるノアだったが、そこにノアの命を狙う悪魔、ナベリウスが現れて…!?「ノア・カーターよ!お前の息の根は、このナベリウスが止めてくれる!」「こいつは…使える!」「は?」ノアはナベリウスに無事敗北し、ようやく無能として念願のスローライフを送ることができるのか!?無双系ファンタジーコメディ、やっぱり強すぎる第2弾!

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