小説むすび | 2023年発売

2023年発売

富豪は愛も魔法も信じない富豪は愛も魔法も信じない

どんな愛も決して信じない億万長者。 家族が欲しい私の夢を握りつぶさないで。 両親には長年お荷物として扱われ、恋人には手ひどく捨てられ、 唯一愛してくれた祖母まで亡くし、ドディは失意のどん底にいた。 国際的な企業を率いるジェイゴに再会したのは、そんなときだ。 実は彼とドディには5年前、衝動的にキスをした過去があった。 変わらず魅力的なジェイゴに、彼女はついに身を捧げてしまう。 1カ月後、ドディは人生初めての動揺とともに彼の会社を訪れた。 私たちは母親と父親になる。ジェイゴにはそう告げなくては。 ところが返ってきた反応はあまりに予想外で、残酷だった。 ジェイゴは大事な会議があるからと、ドディを追い払ったのだ! ハーレクイン・ディザイアで大絶賛されていたジョス・ウッドが、ハーレクイン・ロマンスに登場です! ヒーローにそっけなく拒絶されたヒロイン。しかし、彼女は知らなかったのです。裕福な名家出身のヒーローが、赤ん坊を決してあきらめる気がないことを。

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発売日

2023年2月10日 発売

大人気YouTuber・カジサックさん推薦! 裏切り、逆転、愛 漫画のような人生とはこの事。 即映画化希望。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 更生施設にいた男が出所後も番号「45」で呼ばれる。 己の名前を取り戻すには更生しなければならない。「更生」とは何かーー名前を失った男が名前を取り戻すためにもがき苦しむ物語。 お笑い芸人・福田健悟が綴る、善と悪の定義が問われる自伝的ファンタジー小説。現実と空想を行き来する物語がいよいよ幕を開ける! 高校時代に不良の道へ進み、地元の岐阜県で最大の規模を持つ不良チームのリーダーとなった福田健悟。18歳の頃には留置所に2週間、鑑別所に2週間の計4週間を更生施設で過ごした。そんな経験をしたのち、彼が選んだ道は、お笑い芸人。 人は変われるーー。世間から忌み嫌われていた不良が世間から愛される人間に更生した。人生における全ての「負」から立ち直った経験を生かして、他人のありとあらゆる「負」も更生していく。 イラストは『カバチタレ!』などで知られる人気漫画家・東風孝広先生の描き下ろし! ●プロフィール 著者:福田健悟(ふくだ けんご) 1986年10月24日生まれ。岐阜県出身。NSC東京22期生。 平穏な家庭に育つも、高校生になり不良の道へ。地元、岐阜県で最大の規模を持つ不良チームのリーダーとなる。他チームとの抗争が原因で留置所に2週間、鑑別所に2週間の計4週間を更生施設で過ごす。出所後、お笑い芸人を目指して上京。コンビニでアルバイトをしながらも舞台と日常を分けずに常に芸人としての自分を貫く。つまらない時間を面白い時間に「更生」するため、お笑い芸人として活動中。 イラスト:東風孝広(こち たかひろ) 1972年生まれ。広島県呉市出身。 高校卒業後地元で就職するも漫画家への夢を諦めきれず、24歳のときに大阪へ出て『ナニワ金融道』青木雄二に弟子入り。アシスタントを半年経験したのち『ちばてつや賞』入賞を経て、講談社『モーニング』にて『カバチタレ!』でデビュー。シリーズは『特上カバチ!!』〜『カバチ!!!』へとタイトルを変えて22年間連載、単行本はシリーズ合わせて全93巻で完結。他『極悪がんぼ』シリーズなどがある。

完全版 土地(17)完全版 土地(17)

出版社

クオン

発売日

2023年2月10日 発売

ジャンル

厳しさを増す戦時下にもすれ違う恋心を胸に苦悩する人たちがいる 懸命に生きる日々 人々の希望はどこに? 17巻 あらすじ 日中戦争に行き詰まった日本は仏領インドシナに進駐し、朝鮮人への抑圧も増している。 拘束される日が近いと予感する吉祥は、智異山周辺の独立運動組織の解散を決めた。 新京で自動車整備工場を営んでいた弘は、妻の軽率な行為から夫婦共に密輸容疑で朝鮮に連行された。これを機に工場を畳んだ弘は単身、満州に戻るつもりだ。統営に弘を訪ねた栄光は、栄善夫婦を通じて父・寛洙につながる人たちと交流を深める。 平沙里では鳳基老人が世を去ったが、錫の母ら女たちは健在だ。 崔参判家を巡る人々の運命は、世代を超えて複雑に絡み合っていく。 他方、ハルビンで偶然に燦夏と出会った仁実は、十余年ぶりに緒方と再会する。 第五部 第一篇 魂魄の帰郷  六章 解体 第五部 第二篇 運命的なもの  一章 密輸事件  二章 松花江の春  三章 ソウルと東京  四章 明井里の椿  五章 荒れ果てた故郷 訳注 訳者解説

紙魚の手帖Vol.09紙魚の手帖Vol.09

【明智恭介シリーズ、最新短編!】 宗教学試験問題漏洩事件 今村昌弘 ●期末試験直前。神紅大学ミステリ愛好会は、待望の事件に遭遇したがーー明智恭介シリーズ最新短編 【特集「2023早春・若手作家の宴」】 酔来酔去 斧田小夜 ●漢の武帝の時代、天より麒麟が飛来したーー第10回創元SF短編賞優秀賞を「飲鴆止渇」で受賞した新鋭が贈る 不死者の物語ーー肖像画家 川野芽生 ●その画家の青年は、時代や場所を超えてあちこちに現れる。定命の人々の間で、静かに長い時を生きている バッグ・クロージャー 君嶋彼方 ●大嫌いな兄が結婚することになった。しかも、結婚相手は俺の初恋の人だった 今際(いまわ)の際(きわ)の断崖から 夕木春央 ●海面に衝突して死ぬまであとわずか、私は自分が突き落とされた理由を考察する。注目の俊英、本誌初登場! 血を綴じる書庫の殺人 京都辻占探偵六角 床品美帆 ●皮肉屋だけど頼りになる、名探偵・六角が帰ってきたーーミステリーズ!新人賞受賞作家が贈る二一世紀型不可能犯罪! 懸命に努力するものだけが成功する ディーマ・アルザヤット 小竹由美子 訳 ●#MeToo運動以前のハリウッドで、ある女性インターンに起こった出来事ーー現代アメリカ文学の新鋭による鮮烈な一編! 【INTERVIEW 期待の新人】 五十嵐 大 木江 恭 【小説】 明治殺人法廷 第3回 芦辺 拓 完璧な計画 犯罪相談員〈5〉 石持浅海 1(ONE) 後編 加納朋子 きみのかたち 第6回 坂木 司 特撮なんて見ない 第6回 澤村伊智 サエズリ図書館のワルツさん 電子図書館のヒビキさん 紅玉いづき ベラベッカという名前 近藤史恵 【ESSAY】 装幀の森 第5回 アルビレオ 翻訳のはなし 第7回 グランジェ翻訳裏話ーー謎の翻訳家・高岡 真 平岡 敦 乱視読者の読んだり見たり 第5回 小説の窓、映画の窓 若島 正 【COLUMN】 ひみつのおやつ*祖母の?油漬けにんにく 木犀あこ 私の必需品*仕込み杖 青本雪平 【INTERVIEW 注目の新刊】 『明智卿死体検分』 小森 収 『グッドナイト』 折原 一 【BOOKREVIEW】 [文芸全般]   瀧井朝世 [国内ミステリ] 宇田川拓也 [翻訳ミステリ] 村上貴史 [SF]      渡邊利道 [ファンタジイ] 三村美衣

セーチャメ 三姉妹セーチャメ 三姉妹

著者

金由汀

発売日

2023年2月13日 発売

一度ひとの心に植えつけられた、 自分より劣った人がいるという意識は抜きがたいーー。 なぜこうまでして生きねばならないか? 朝鮮半島南端の済州島と在日社会の戦時戦後を舞台に、放浪の巫女ミンスッから生まれた三姉妹の数奇な人生。ウォルミ、ウォルゲ、ウォリの娘たちに重くのしかかる暗い生活。その根っこにある差別が、三姉妹の自我を押しつぶしていく様を観念的に描く。済州島の習俗や、日本の植民地統治、解放、済州島四・三事件、朝鮮戦争といった時代との結びつきも織り交ぜた小説。 (一) 兎山村 (二) 海女の喧嘩板 (三) 牛島 (四) 竜王祭 (五) お祓い (六) 京城(ソウル) (七) 妊娠 (八) 出稼ぎ (九) 出産 (十) 長島 (十一) 悪霊祓い (十二) テイニ (十三) 君が代丸 (十四) スナニ (十五) 猪飼野町 (十六) チフス (十七) 占い (十八) 市 (十九) 漢江 (二十) テイニ (二十一) 徴用 (二十二) 天王寺駅 (二十三) パンツ屋 (二十四) 北海道 (二十五) 鉱山 (二十六) 廃墟の村で (二十七) 竜宮 (二十八) 死と再生 (二十九) 南里峠 (三十) 逆瀬川 (三十一) 再会 (三十二) 帰国熱 (三十三) 終焉

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