小説むすび | 2025年11月21日発売

2025年11月21日発売

本を作るのも楽しいですが,売るのはもっと楽しいです.本を作るのも楽しいですが,売るのはもっと楽しいです.

著者

金承福

出版社

岩波書店

発売日

2025年11月21日 発売

ジャンル

大学の先輩が手書きで韓国語に訳してくれた吉本ばななの『キッチン』、茨木のり子の詩に重ねた民主主義への思い、ハン・ガンの初邦訳作品『菜食主義者』刊行の舞台裏ーー互いの国の物語をつないできた人々の情熱が、日韓文学の未来をひらく。出版社クオンの社長による、読むことへの愛と信頼に満ちたエッセイ!  はじめに 韓国文学ブームに前史あり さぁ、社長の仕事をしなくちゃ  広告コピーで学んだ日本語  「第一子」はハン・ガン『菜食主義者』  スーザンと二人の老詩人  朴景利先生の『土地』  友だちになること  本の中の小道  戒厳令の夜  社長の仕事  詩の魔法  Kビレッジだなんて  神保町の隣人たち 情熱に満ちたたくさんの人々  人生の師、金石範先生  企画が動き出すとき  池明観先生の卒論指導  馬鍾基さんとその父をめぐる時間旅行 上・下  大きな世界観ーー李光洙と波田野先生  『広場』と崔仁勲先生  私を育ててくれたのは八割が風だった  本の処方箋  ノーベル文学賞をハン・ガンの引き出しにしまっておいた  Poem Post--四元康祐さん  桃のような人 交流の扉をひらく  人と人が出会うという、とてつもないこと  出版都市、坡州で  文学と食べ物  ソウル国際ブックフェア  韓国と日本の「街の本屋」  書店が地域を育てる  おわりに  本書に登場する韓国文学の作家たち

ひとり旅日和 花開く!(7)ひとり旅日和 花開く!(7)

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年11月21日 発売

人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。 会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。 初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、どんどんと行動範囲を広げていった。 プライベートが充実してくると、仕事への影響も、周りの目も少しずつ変わってくるーー。 日和は小宮山商店株式会社に勤めて8年。 3月のはじめ、斎木課長に会議室へ呼び出され、お説教かと心配していると、なんと昇進についてだった。 仙川係長が退職するにあたり、麗華を係長に、日和を主任することを考えているという。 いい話に違いないけれど、昨日と同じ今日が続くことこそが望ましい日和にとっては、プレッシャーが大きすぎた。 「同じである必要はない」という斎木の言葉も素直に受け止められずにいると、 天気も良く、繁忙期もすぎたので旅に出ることをすすめられ、日和は徳島・香川へ向かった。 これが自分と向き合う大切な旅になるのだった。 旅先は岩手、三重、徳島、香川! 第一話 岩手 中華そばとお餅 第二話 三重 牛にぎり寿司と鰻丼 第三話 徳島 絶品ハマチと徳島ラーメン 第四話 香川 骨付鶏と讃岐うどん

たとえば孤独という名の嘘たとえば孤独という名の嘘

出版社

文藝春秋

発売日

2025年11月21日 発売

「……俺はいつからハメられてたんだ?」 〈姫川玲子シリーズ〉〈ジウシリーズ〉を手掛ける警察小説の名手の新境地は、1話ごとに真相が反転する、慟哭の【警察×スパイ】ミステリー。 ◇◇◇  警視庁公安部の佐島はある日、被疑者取調べに駆り出された。大学時代の友人・稲澤が、勤務先の女性部下・矢代を殺害した容疑をかけられていたのだ。被害者はなぜか、二人が学生時代に共に恋焦がれた女性・綾と瓜二つだった。  容疑を否認しつつ稲澤は言う。 「矢代は中国のスパイだったんじゃないか」  取調べを終え部屋を出ると、そこには特捜幹部が顔を揃えていた。彼らは1枚の紙を佐島に突きつけたーーいったい、何がどうなっているんだ? ◇◇◇ 1話ごとに視点人物が移り変わり、それによって明らかになってゆく事実。 事実が事実を揺るがし、真相は煙雨のなかに彷徨う。 ラストに辿り着いたとき、あなたの頰に流れるのは、涙か、雨粒かーー。 ◇◇◇ ーー私に残ったのは、あの人だけだった。   だからこそ、赦せなかった。 レイン ダーク ドッグ ライズ たとえば孤独という名の噓 アイズ いつか永遠という名の瞳

でも、ほしいでも、ほしい

出版社

U-NEXT

発売日

2025年11月21日 発売

ほしくて、ほしくて、たまらなくほしくて、いったいどうしてほしいのかも、本当にほしいのかももはやわからないーー。 寿退社から3年、優しい夫との生活に欠けているのは子供だけなのだが、ほしがっていることを誰にも悟られたくない中原多恵は、ひそかにネットから条件に合致した優良な男の精子を購入し、“普通”のレールに戻ろうと励んでいる。 多恵の大学時代の同級生、守山みつきは新卒から勤める出版社で現在はファッション雑誌の編集職に就いている。恋愛よりも仕事に精を出してきていたのだが、33歳となった今では若かった頃のような本能のままの恋愛はできず、頭でっかちに、自分にしか判別つかない理想を基準にマッチングアプリで出会う男を探求している。 20歳の安西桃の生きるモチベは推しのケイくんで、推し活のためには身体を売ることも厭わず、数少ない友人の彼氏とも寝ている。 一方、そんな向こう見ずな姪がかわいくて仕方のない田崎侑美は、食生活にも気をつかうなど妊活に力を注ぎ、夫を愛しているがゆえに夫の分身がほしいと強く望んでいる。 恋愛、結婚、出産について動機も熱量も異なる女性4人のドラマ。 欲望と葛藤の先、思いもよらない衝撃のラストへーー

「好き」な気持ちが私たちを救う「好き」な気持ちが私たちを救う

韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへさんが燃え尽き症候群に陥り、そこからの回復の過程を描いた一冊。 夢をかなえれば幸せになれると信じていたのに夢をかなえたあとに向き合う現実についてはだれも教えてくれなかった。幸せなのに不幸せ。 この矛盾した気持ちを救ってくれたのはBTSだった。 何かを好きになり、愛することで、自分自身の心が満たされて癒やされていく。 「好き」な気持ちを失ってしまったあなたに贈る、 30代で推し活をはじめたジヘさんからの愛のメッセージ。 Prologue 「好き」な気持ちを失くしたまま生きるあなたへ 1歩目 「好き」が人生の欠乏を満たしてくれました  人生は愛に導かれる  愛は私たちが探し求めた避難場所  「好き」との上手なつきあい方  熱烈に「好き」になることの贅沢 2歩目 「好き」な気持ちで自分を知ることができました  惨めな気持ちが私たちを育ててくれる  「好き」な気持ちにも倦怠感がある  自分の考古学者になる  知らなかったことを知って感動する  センスの育成法  人生のBGM 3歩目 「好き」があれば自分を愛することができます  私たちが投げたメッセージボトル  本当の自分になりたい  音楽に寄りかかり、本にお世話になる日々  特別な友情  幸せを貯めましょう  いつか終わりが来たとしても Epilogue あなたに生きる力をくれる愛は何ですか? SPECIAL THANKS TO

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