小説むすび | 2025年発売

2025年発売

闇と闇と光 THIS IS M&A ESSENTIAL闇と闇と光 THIS IS M&A ESSENTIAL

出版社

幻冬舎

発売日

2025年1月22日 発売

【M&Aが学べる!実話に基づく経済小説】 第二の人生をスタートさせるため、会社を売却する。 それが全ての始まりだった…! 会社を乗っ取る魔物たち、札束飛び交う知能戦。最後にカネを掴むのは誰だーー。 ビジネス界から絶賛の声、続々! 手に汗握る! シリアスでエキサイティングなM&Aのリアルがここにある。 Boost Capital代表取締役 LINEヤフー元最高経営責任者 小澤隆生 M&Aにこのような罠があるとは驚きだ。 とにかく面白い。経営者にとって必読の書である。 ベンチャーバンクグループ 代表取締役  鷲見 貴彦 全国民、熱狂間違いなし! これを超えるケーススタディはあり得ないだろう。 国立シンガポール大学兼任教授 田村耕太郎   「主人公、恵島に訪れた悲劇は、これからM&Aを目指す経営者にも訪れる可能性が充分に存在する。この物語を通して疑似体験をすることで、スタートアップの経営者が少しでもM&Aに関するリテラシーを高め、2025年以降の日本のM&Aに夢を持てる環境を作りたいと思う。」 (本書「はじめに」より) 第1章 会社のエグジットは M&Aか廃業だ! 第2章 M&Aは経営者のキャリア形成。我儘に生きろ! 第3章 4つのゴールを実現する 2段階エグジット 第4章 プロ経営者との合流 第5章 乱気流のプロペラ機着陸 第6章 退任前夜 第7章 失望。取り返しのつかないLPS契約 第8章 老獪。乗っ取りの初手 第9章 襲い掛かる三重苦 第10章 キャスティングボード 第11章 ファンドへの完全敗北 第12章 違法性のあるエビデンスを集めろ! 第13章 10対1の勝負 第14章 天王山1か月で10億の資金調達 第15章 ホワイトナイト

Nの逸脱Nの逸脱

出版社

ポプラ社

発売日

2025年1月22日 発売

何気なく開けてしまった隣人の扉、「フツウ」の奥に隠されていたものはーー 爬虫類のペットショップでアルバイトをする金本篤は、売れ残ったフトアゴヒゲトカゲが処分されそうになるのを見て、店長に譲ってくれと頼む。だが、提示された金額はあまりに高額で手が出ない。「ある男」を強請って金を得ようと一計を案じるのだが、自ら仕掛けた罠が思いがけぬ結末を呼び込んでしまう……(「場違いな客」)。 生徒たちにいたぶられ精神的に追い詰められていた高校数学教師・西智子は、深夜の満員電車で非常識な若い女と遭遇する。冷静になろうとするが高ぶる感情が抑えきれず、駅で降りた見知らぬ若い女を追尾し始めて……(「スタンドプレイ」)。 占い師・坂東イリスのもとに、弟子にして欲しいという若い女性がやってくる。一見、優秀そうにも見える彼女は、やることなすことズレていて、失敗ばかり。クビにしようとしてもしつこく食い下がり、ぜひ自分を占い師にしてくれと訴えるのだが……(「占い師B」)。 追う者と追われる者が入れ替わり、善と悪が反転していく予測不可能な展開ーー隣の人たちが繰りひろげる3つの物語。

忘れられた古典を翻訳する忘れられた古典を翻訳する

出版社

花伝社

発売日

2025年1月23日 発売

ジャンル

アメリカ文学の金字塔に、もう一度息を吹き込む 小林秀雄や谷崎潤一郎らも注目した小説『アメリカの悲劇』。「死刑制度」「中絶の権利」「宗教二世」などを描いたこの先駆的名作は、今や忘れられつつあった。 百年の時を経て新訳に取り組んだドライサー研究の第一人者が、研究者として再発見した〈メッセージ性〉と、翻訳家として格闘したその〈難解さ〉を語る。 海外文学を研究/翻訳する時の〈落とし穴〉とはーー? はじめに 第一章 主題論 一 凡夫の悲劇 現代でも悲劇創造は可能か/悲劇的英雄のリアリティ/凡人の悲劇/悲劇的小説のメカニズム/自然主義文学と悲劇的小説と/悲劇的凡人の実存/クライドが背負う法的問題/リチャード・ライト『アメリカの息子』/理知への失望、「民主の花形」への期待はずれ 二 「宗教二世」の悲劇 宗教大国アメリカ/ドライサーの自伝性 三 人工妊娠中絶禁止の悲劇 妊娠中絶禁止狙いの検閲、弾圧/フェミニスト運動家エルシー・メアリー・ヒル 四 リンチ、さもなければ陪審制か 潜在するリンチ衝動/衆庶群民の質 第二章 文体論 一 ドライサー流自由間接話法の繁茂 自由間接話法の訳し方/バフチン流「ポリフォニー小説」/小林秀雄、谷崎潤一郎の誤読 二 「意識の流れ」の流れ エリオット『荒野』の「非在の都市」/フィッツジェラルド『偉大なギャツビー』/ウィリアム・ジェイムズ心理学の「意識の流れ」/「意識の流れ」とドライサー/ドライサーはジョイス、フォークナーの先駆け?/ルカーチの前衛主義批判とドライサー称賛/ヘンリー・ミラーのドライサー評 第三章 本文批評 ドライサー小説の制作過程/ペンシルヴェニア大学図書館ドライサー・コレクション/英語版四書の校合から見えてくるもの/単純な誤植/前出語句と後出語句の不一致/引用符の誤植/校訂困難な食い違い/架空の地図から生じる混乱/大胆な校訂 引用文献書誌 あとがき 人名索引

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