2025年発売
ブラック企業に勤め人生の目的を失ってしまった三上陶冶(みかみとうや)。ある日、いつも通り乗車した通勤バスがカーナル王国の大規模召喚に巻き込まれ、異世界転移してしまう。転移先で陶冶が手に入れたスキルは、最強の【創造魔法】!? 王宮での英雄生活を提案されるも、そんなことには全く興味がなく、田舎でひっそりと暮らしたい陶冶は旅に出ることに。道中立ち寄った村で、いじめられていた双子の幼女に遭遇。助けてあげると、すっかり陶冶に懐いてしまいーー。こうして、三人での奇妙な暮らしがスタートする! 一見かわいい双子だが、実は魔女と竜人のハーフで、最強のチート能力持ち!? 双子の規格外な強さに圧倒され、慣れない育児に始めは戸惑う陶冶だったが、【創造魔法】を駆使して山を開拓したり、DIYやものづくりしたり、畑をつくって美味しいグルメを堪能したりーー段々と三人での生活が心地よくなり前世からの念願だった悠々自適な山暮らし生活を手に入れていく! しかし、陶冶の住む山にはひっそりと危機が迫っており…? 家族の愛は時に、チートスキルを凌駕する!? つよかわ双子と送る、ほのぼの山暮らし開幕!
優秀なテイマー家系に生まれたシャルル。10歳になったある日、毒のある魔物ならなんでもテイムできる【毒テイマー】であることが判明するも「ハズレでしかない」と実家を追い出されてしまう。通称・はぐれ者の漂着場に到着したシャルルだが、思っていたよりも治安が良くにぎやかな様子。教会に住むシスター・モナのお世話になりながら、シャルルは前向きに第二の人生をスタートする。ある日、クラゲの魔物をテイムしてみると、人間の言葉で意思疎通ができるように! さらに、薬剤師だった前世の記憶を思い出し「街の人のためにスキルを使いたい!」と意気込むシャルル。そんなシャルルが魔物の毒から作る薬は超一流! 瞬く間に「天上天下の毒薬師」として人気者になったシャルルは、王国御用達の商人と取引を始めたり、冒険者に連れられて憧れの異世界を満喫したり…スキルを使って大活躍する日々。シャルルのおかげで辺境もみるみる発展していき…!? 一方、実家では王女を巻き込む大事件が発生したようで…。 ちびっこテイマー×つよかわ魔物の気ままな薬師ライフ、開幕!
「はぁ……今日も何もない一日だったな……」交通事故に遭い不自由な暮らしを強いられていた青年。ある日階段から落ち命をおとしたはずだったが、気づけば異世界に転生していて!? 「本当に辛い思いをしたようだな……。魔法スキルが強化されるよう支援するので、思い通り生きなさい」神様から健康な身体とものづくりに役立つ生産系スキルを授かった青年は、「アレス」として健康な身体に感謝しつつ、異世界での暮らしを思いのままに楽しむことを決意する。しかし、アレスが何気なく使ったスキルの数々は、とんでもなく規格外だったようで… 「ええええ、なんだ、こりゃーーーー!!」 「アレス様のスキルは本当に素晴らしいです」 【加工】で品質改善された武器を売ったり【収納】で魔物を簡単に討伐したりーー。地味に暮らすはずが、竜人やエルフの娘をはじめ、周囲を巻きこみながら想像以上に活躍してしまうアレス。やがてその能力は商売と領地運営を通じて幅広く発揮されていきーー。地味な生産系魔法スキルがとんでもない力を発揮!? 平穏な暮らしを望む元病弱青年の成り上がり異世界譚、開幕!
田舎には何もないから都会に行く……日本中でこんなことが繰り返されてもう何十年になるのでしょう。はたして田舎には何もないのだろうか? いにしえの昔から人の営みがあり、懸命に生きた人間たちのドラマと物語があったに違いない。それを掘り起こし伝えてこなかっただけなのではないか。覚林と金輪五郎の人生を知ってもらいたい。 目次 天造の地 一、大切な宝物 二、山も海も 三、信じた道 四、こころの目 五、光の射す方へ 草莽 一、帰郷 二、蘭医 三、参戦 四、軍令 五、奮迅 六、草莽
出世しても、勲章をもらっても、満たされない人がいる。生き残ってしまったと自らを責め、自分には義務があると走り続ける。そうかと思えば、腹を空かせ食料を得るために一日を費やしながら、十分に満たされているとほほ笑む人がいる。家族と暮らし運命に従って生きるのが幸せだと。長谷川貞三と天鷺速男の生きざまをあなたはどう思いますか? 目次 吹雪の彼方 プロローグ 一、鷹巣 二、黒溝台 三、八森 四、八甲田 エピローグ 天鷺に舞う 一、欠けた月の輪 二、一〇年目の別れ 三、燃える城柵 四、それこそが命
「……よし、今日もラヴィは完璧ね!」 ラヴィ・シュシュマルシュ・コル・ウェスペルティーリオと眷属達の日常は波乱万丈! ステリアと一緒に盗賊を退治して村を救ったり、興味本位からルーナ・プレーナ城を遊園地に改造してみたり、財政難に困っていろんなアルバイトに挑戦してみたり、引っ越しのため世界を旅したり、登録者数100万人を目指して配信者になったり、果ては超巨大な「#コンパス」風ゲームに挑戦したり……。 ファン必読のアプリゲーム「#コンパス 戦闘摂理解析システム」公式小説!
メイソン大佐より仰せつかった海外赴任。 現地に着いた佐々木一家に与えられたのは、機械生命体を懐柔するべく施される接待に次ぐ接待。 テロ組織への反撃作戦はどこへやら、連日にわたって遇されるバカンスに十二式は満更でもない様子。 類稀なるおもてなしの数々に危機感を覚えた佐々木は上司からの催促もあって、単身テロ組織への反撃作戦に従事することになる。 しかし、現場は生まれて初めて訪れた異国の地。 彼の拙い英会話は身辺を大きく転がすこととなり、気づけばいつの間にやら、中国マフィアの下で従者として働き始めてしまいーー!? 舞台は遂に国外。 果たして草臥れたサラリーマンと文鳥コンビはテロ組織に引導を渡して、穏やかな日々を取り戻すことができるのか。 TVアニメ第2期製作中の大人気シリーズ第十巻!
何者かに突き落とされてしまった後宮妃・蓮蓉(れんよう)。でも、彼女の魂は天に昇ることなくーー紆余曲折の末、女官・文梨(うぇんり)の体に入ってしまった!? 文梨に体を返す方法が分からないまま、女官として働くことになった彼女だったが……。女官として接する皇帝・颯啓(そうけい)は、妃だったころよりもずっと距離が近くて? 「そなた、私の妃にならないか」 「い、嫌です。もう、後宮妃には戻りたくありませんっ!」 もしかして、皇帝陛下は文梨(蓮蓉)の正体にーー? しかも蓮蓉の暗殺事件には、国家を揺るがすほどの陰謀が関わっていてーー? ミステリーも官能も溺愛もてんこ盛り! 一途な皇帝×女官に入れ替わってしまった後宮妃の中華ラブファンタジー!
島に帰ろう。家族の声を聞きに。 お盆を迎え、久しぶりに九州のとある離島に集まった吉川家の面々。 この島ではお盆の夜に、島ならではの行事が執り行われる。 その行事に向けて忙しなく動く家族の声を、敬子は眠たげに聞いていたーー「港たち」 帰省先には、相変わらず酒に浸る父や、知り合いの家を飲み歩く男がいた。 昔のことに水を向けると、彼らは仕事で羽振りが良かった時代の武勇伝を語り出す。 この頃、社会はコロナ禍から回復しつつあったーー「明け暮れの顔」 緩やかな坂の上にある教会風の建物で行われる、従妹の結婚式。 稔は煙草を一服するために式場の外へ出ると、空を旋回する鳶が目に留まった。 ふと、幼い頃の夏に、父と島で見た光景がよみがえるーー「鳶」 ……など、吉川家のとある1年間をたどる豊かな語りの5編を収録した、 芥川賞受賞作『背高泡立草』に連なる小さな島の物語。 【著者略歴】 古川真人 (ふるかわ・まこと) 1988年福岡県生まれ。國學院大學文学部中退。 2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー。 2020年『背高泡立草』で第162回芥川龍之介賞受賞。 その他の著書に『四時過ぎの船』『ラッコの家』『ギフトライフ』がある。
【小説すばる新人賞出身の気鋭が描く、令和版ハードボイルド!】 【深町秋生さん (ミステリ作家) 推薦!】 瑞々しく、怖い小説だ。 無垢な少年を情と恐怖で絡め取る半グレ集団は生々しく、 青春を呑みこむ闇の深さに戦慄した。 【杉江松恋さん (書評家) 推薦!】 裏切られ、泥を舐めた者だけが知る、本当の優しさが描かれた小説だ。 高校生の椎名和彦は、バイト漬けの日々を送っていた。 鬱屈した日々から逃げ出すように、同じく暗い境遇にある中高生たちが集まる大阪・道頓堀の”グリ下”で過ごす時間が長くなっていく。 そこで出会った半グレ集団「顔役」の溜まり場に顔を出すようになり、やがて大麻入り錠剤をグリ下で売り捌くように……。 ミナミ(難波周辺)を拠点とする「顔役」は、敵対するキタ(梅田周辺)の半グレ集団らと、ことあるごとに衝突を繰り返していた。 闇深きアンダーグラウンドな世界に否応なく巻き込まれるグリ下メンバーたち…… 令和大阪の路上(ストリート)を活写したアングラ×青春群像劇! 【著者略歴】 増島拓哉 (ますじま・たくや) 1999年大阪府生まれ。関西学院大学在学中の2018年に『闇夜の底で踊れ』で第31回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『トラッシュ』がある。
◆あらすじ 時は文化文政。江戸の芝居は華盛り。 今をときめく色男・菊五郎に芝居の現人神・團十郎が揃い咲けば、たちまちそこはこの世の極楽。 天才狂言作者・鶴屋南北の筆は次々傑作を生みだすも、金が敵の世の中で、ケチな金主とあの手この手の化かし合い! すかっと笑える歌舞伎ものがたり、始まり、はじまり〜。 * 文政2(1819)年。江戸歌舞伎の二大スター三代目尾上菊五郎、七代目市川團十郎はそれぞれの芝居小屋で時期を同じくして「助六」を演じる。江戸芝居イチ「粋な男」という役どころの助六は、成田屋市川團十郎が代々演じてきた演目で、上演すれば必ず大入りになるお家芸。対して、”圧倒的劣勢”と見えた菊五郎の助六に人々はなぜか沸き立ち、團十郎の助六は途中で打ち止めになってしまうーー(「牡丹菊喧嘩助六」)。 文政3年。助六で喧嘩別れしたままの團菊。「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段で難しい見せ場を持つ松王丸を演じることになった團十郎は、なんとか菊五郎の助六をしのぐ工夫(その役者ならではの演じ方)をしたいと悩む(「ためつすがめつ」)。 文政6年。共演こそ再開したが、いまだわだかまりの残る團菊を仲直りさせようと奔走するは、立作者の鶴屋南北。「浮世柄比翼稲妻」で二人を配役するが、鞘当の場面に差し掛かると、二人はなんと舞台上で真剣を抜いてしまう(「伊達競坊主鞘當」)。--他3編 幼い頃から歌舞伎や演劇に親しみ、どっぷり浸かってきた著者が全身全霊で書き上げたデビュー作にして会心の勝負作。 牡丹菊喧嘩助六(はなとはなきそうすけろく) ためつすがめつ 伊達競坊主鞘當(だてくらべぼうずのさやあて) 連理松四谷怪談(れんりのまつよつやかいだん) 盟信が大切(かみかけてしんがたいせつ) 耶蘇噂菊猫(やそのうわさおとわやのねこ)
老いた父をめぐる風景 北フランスの町、ペリクールで一人暮らしをしている老父アブー。旧家の末裔である父、絶対的な家父長として君臨していた父が、今や老いて認知症になっている。この父をどうしたらいいか。子どもたちにとって必ずしも愛しい父ではないが、立派に生きた過去を持つ父を交代で世話をし、その様子をメールで報告し合う。そこに子どもたち一人ひとりのこれまでの人生が自然と浮かび上がる。 父と子どもたちの関係、老い、介護を巡る物語。
暴風にさらされ、北朝鮮という樹木から外の世界へ飛び出した青い落ち葉、それが脱北民だ。2000年代から韓国で活動する女性作家が、国境を挟んで揺れ動く人々の哀歓と希望を九つのストーリーで描き出す。[解説=高島淑郎]
欲情の泥沼に花ひらいたヴィーナスを見よ!呻きながら悶えながら光へ這い進む女たち。 北海道新聞文学賞受賞作家が心血を注いだ「アジアのヴィーナス」「天都山まで」「金色の川」「なまこ山」の四作品を収録。 ・アジアのヴィーナス ・天都山まで ・金色の川 ・なまこ山
ハズレ適性の生産魔術でパナメラの新領地、城塞都市を大改修!? “役立たず”の生産系魔術適性により、侯爵家を追放された少年・ヴァンは、前世の知識と生産系魔術を活用し、村を大きく発展させていた。 イェリネッタ王国とシェルビア連合国との戦争に勝利しセアト村へと戻ったヴァンは、戦争での活躍でもし軍功を得たら、嗜好品などを手に入れるため中央大陸との貿易の優先権が欲しいと陛下に伝えていた。 しかし、伝えられた褒賞は子爵の地位に今回の戦いで得た領土の半分という想像以上のものだった。 一方、軍功三位のパナメラは伯爵となり念願の領地を手に入れ、自領の都市を『城塞都市カイエン』と名付けていた。 先の戦いで敵国であった城塞都市とその住民たちを相手に新領主として統治を始めるのだが──。 そんな折に、ヴァンたちがカイエンを訪れ、魔術を使った都市の大改修をすることになり──! 追放された幼い転生貴族による、お気楽領地運営ファンタジー、第7幕!
絶体絶命の危機ーー試されるのは、導く者としての素質と覚悟。 一つの嘘をついたことをきっかけに、その類いまれなる才能を認められた孤児の青年フリードリヒ。 王国騎士としての初陣で戦果を上げ、なんとエーデルシュタイン王国の英雄マティアス・ホーゼンフェルト伯爵の養子として迎え入れられる。 突然の環境の変化に戸惑いながらも、貴族社会での顔見せも無事済ませたフリードリヒは、偉大な英雄の息子として、徐々にその名を広めていくのであったーー。 ある日、フリードリヒは養父マティアスとともに王太女クラウディアに呼び出され、戦争状態の続く隣国アレリア王国との今後についての計画を伝えられる。 クラウディアの弟・王子コンラートを大将として国境への進軍を行うことになった王国軍は、順調に作戦を開始したかと思われたが……とある人物の裏切りによって事態は急変。 敵軍に情報が漏れ、先回りされてしまう! 絶体絶命の危機に、若き天才軍師フリードリヒが講じた驚くべき奇策とはーー!?
ドラおじ(うっかり)世界進出!? 南の島でバカンスついでにドラゴン退治! ダンジョンでドラゴンをワンパンする様子がうっかり配信され大バズりした大屋ケントは、溺愛するワーウルフの娘・キーファと一緒に大手配信プロダクションに所属することになり、人気配信者への道を駆け上がっていた。 そんなある日、探索者養成課程のある桜下総合探索者学園での教導の依頼が舞い込み、学生生活に憧れるキーファと学園を訪れたケントたち。 そこに現れたのは、ケントの配信に目をつけていた世界最強の探索者スノウデルだった。 ダンジョンで得られるポイントをスキルに変換して、規格外の能力を発揮するケントはスノウデルから一目置かれており、オーストラリアに出現したUGランクダンジョンの調査に誘われることになり──。 ビーチで海水浴を楽しむキーファと、幼いころからの憧れだったケントといい感じになって暴走気味のカナ。 和やかな雰囲気とは裏腹に、ケントやカナたちのダンジョン探索の裏で、またしても暗躍する勢力が現れ──。
手作りご飯でみんなを救います! 癒やしのグルメファンタジー、第3幕! 癒やしの力がこもった手作りご飯で未知の病「白月病」に苦しむ人々を救ったリディア。 それにより真の聖女であることが判明したが、変わらず友人やリディアの自称信者たちと平和な日常を過ごしていた。 そんな中、リディアは聖騎士団レオンズロアの団長であり常連客のルシアンと共に、【キノコ狩り大会】に参加することになる。 一緒にキノコを採り楽しい時間を送っていたが、そこに魔物を操る黒いローブの男が現れて!? 男はルシアンに「お役目、ゆめゆめ忘れることなきよう」と告げ、それを聞いたルシアンはどこか思い詰めた様子を見せる。 心配したリディアにルシアンは自身の秘密を打ち明けてくれるのだが、その後姿を消してしまい!? これまで支えてくれたルシアンのため、リディアは自身の持つ特別な力を使いルシアンを救うことを決意する! 不遇の少女が不思議な力と優しさで周りの人を幸せにする癒やしのグルメファンタジー、第3幕!
「どこへもいかない。いつまでも君の隣にいる。」 エドモンド公爵家でのお茶会で、突如倒れた公爵夫人を持ち前の薬学の知識で救ったアメリアは、恩返しとして、南国にある別荘へと招待される。 数日の船旅を終え、別荘のある大陸へと辿りついたアメリアとローガン。 早速ローガンに誘われ庭園へと繰り出したアメリアは、南国特有の珍しい植物に心奪われていた。 そんなアメリアは公爵夫妻との食事会で、得意ではないお酒を飲んでしまう。 酔ってふらつくアメリアを介抱するローガンだったが、蠱惑的になった姿に我慢の限界のようで……? 休暇を終え屋敷に戻った二人は、以前からの約束で美術館へ行くことに。 絵画の前でローガンから婚約指輪を贈られたアメリアは、人生で一番の幸せを感じていた……。 しかし美術館を出てローガンと別れた矢先、何者かにアメリアは攫われてしまう。 事件を知ったローガンは怒りに震えーー。 家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語、第四幕。
幻の万能薬を求めて、いざ世界樹の森へ! 才能を隠してきた令嬢の大逆転ファンタジー、最終巻! 文化祭での危機を無事に解決したシャーロット。 息をついたのも束の間。皇太子・レオナルド達から国内でも随一の危険地域である神秘の森への同行を依頼される! どうやら彼らの悲願を叶えるためには、神秘の森にある幻の万能薬の材料を採取する必要があるらしく──そのためには、祈願術の使い手であるシャーロットの力が必要なようで……!? 宮廷魔導師団の力も借りながら精鋭部隊で向かうことになったシャーロット達。 しかし、神秘の森に足を踏み入れた先で、シャーロットに関わるとある真実が明かされて──!? そして、国を揺るがす陰謀の犯人も判明! シャーロットも犯人捕縛に乗り出すことを決意し、最終決戦が幕を開ける!! さらに、グレイソンとの恋も前進中。 初めて抱く感情に戸惑う二人の関係性の行方は──!? 「シャーロット嬢、大事な話がある」 様々な思惑が絡み合う学園ファンタジー、第五弾!!