出版社 : KADOKAWA
「な、なななな…んで、“羽根狩り”が、ここ…に」「それはこちらのセリフだ、“白魔”。何らかの任務か?」敵対する異能力者の組織で宿敵同士だった二人はーなぜかイチャコラ付き合った上に結婚していた!“羽根狩り”こと犀川狼士と“白魔”こと柳良律花。彼ら夫婦の馴れ初めは、まさかの場末の合コン会場だった。大学生になっても宿敵同士はいがみ合うし喧嘩もする。でも似た者同士な二人は結局息ぴったりで、居心地も妙に良くて、互いの魅力にどんどん気づいていって…。再会して恋して愛に至る。これはお互いが運命の人だと気づくまでの、彼らの青春と初恋の記憶。
両片思いの二人が繰り広げる“恋バナ”、第二弾!-これは、あくまでトモダチの話なんだけど。あの“キス”から数日。悩める高二男子・瀬高蒼汰と、その幼馴染・藤白乃愛。二人の間で『トモダチの話』はすっかり定番になっていた。お互いに気持ちを切り替えた一方、未だに妙な気まずさが漂う日々。「トモダチが言うには、イベントは男女の仲を深めるチャンスらしい」などと、乃愛がゲーム関連のイベントに参加しようと言い出して…「いや、そのイベントってテスト期間と丸被りしてるんだが!?」中間テストが迫る中、乃愛はイベント用のコスプレ衣装作りに没頭。蒼汰もサポートするが、当日にはトモダチ本人も参加するようで…!?勉強会に、コスプレに。『トモダチの話』の行方やいかにー!
どうやら俺にはストーカーがいるらしい。頻繁に自宅に不法侵入してなぜか家事をして帰っているようだ。被害らしい被害もないので様子を見ていたらある日自宅で出くわしてしまう。そのストーカーがとんでもなく美人だったこともあってつい無視し続けたんだけどどうやら受け入れられたと勘違いしたのかそれ以降俺が在宅でも構わず通ってくるし、なんなら事あるごとに話しかけてくるようになった。美人が通って好意を向けてきてるのに未だ会話ゼロ。…なぁ、どうしてこうなった?めちゃくちゃ今更だと思われるかもしれないけど、言わせてほしい。-こいつ本当誰なんだ?
気が付いたら18禁ゲームのクズ悪役、ウルトスに転生した俺。破滅エンド回避には原作主人公のジーク君に守ってもらうのが最適だと考えーー好感度UPを狙って王都への遠征同行を決意! ついでに贈り物したり一緒にお風呂に入ったりすれば親友になれること間違いなしだね!(注:女の子だと気づいていない) 作戦の甲斐あって(?)ジーク君との距離感がやたらと近くなってきた矢先、帝国最強の死霊魔法使いエルドが王都を強襲!? ゲーム本編にない展開で窮地に陥る王都だが……俺のモブ人生を邪魔するならば強敵だって狩り尽くすのみ。ジーク君との更なる友情フルコンボを決めるために暗躍を開始する!
とあるゲームに登場するアルデア領主の悪役貴族ローグ・フォン・アルデアに転生していた俺。数年後に勇者もしくは魔王に殺される未来を知っている俺は誰にも侵略されない最強中立国の建国を目指すことに。執事・フリード、海軍大将・レイナ、カクタ商会・カクタの力を借りながらもアルデア領の経済と領民の生活水準を向上させ、少しずつ領内の活気を取り戻していく。次なる一手として、世界最強最悪の魔王が治めるグレド大陸との貿易を開始して外貨を稼ごうとするのだが……。破滅確定の悪役貴族による最強領地経営譚、開幕!!
義弟ルディウスに殺される未来を回避したレリア。彼と結婚し港街へハネムーンに来ていたが、転生者であることを言えずにいた。そんな中、海賊が商船を襲っているという噂が…。2人は領主に頼まれ調査するが、本当の敵は海賊ではなかった!?そしてルディウスはレリアが何かを隠していると気付いているようで…。「レアが望まなくても、俺はずっとレアの傍にいるつもりですから」揺るぎない元義弟の重溺愛ラブコメ第2弾!!
死をきっかけに時が戻り、絶望の運命を変えた伯爵令嬢ナタリー。 ユリウスから婚約を申し込まれ今度こそ幸せにーーと思いきや、帰国したユリウスが音信不通に! 同盟国の傲慢な王子クロードが、魔力暴走の心配がなくなったユリウスを王座をめぐる陰謀に利用しようとしているらしい。 なんとかユリウスに会うため同盟国に乗り込むナタリーだけど、なぜか自分まで目をつけられて……!? 大人気逆行転生ストーリー、第3弾! 第一章 約束と緊張 第二章 力こそすべて 第三章 来たる夜会 第四章 漆黒の剣戟 第五章 錯綜する思惑 第六章 あらがう先に 第七章 覚悟の証
幼い日、初恋の人と生き別れた事故を受け「結婚しない」ことを決めた令嬢・セシア。 育ててくれた祖父が不審な形で亡くなり、強欲な叔父が怪しいと疑うも証拠はない。 祖父の遺言によるとセシアが遺産を相続する条件は「一か月以内の結婚」。 そんなセシアの前にルイと名乗る軍人が現れる。 初恋の人の面影がある彼は、ある目的からセシアに偽装結婚を提案するがーー。 かりそめの結婚で二人は再び出会う。偽装夫婦ロマンス。 序章 第一章 祖父の遺言 第二章 偽装夫婦の始まり 第三章 偽装夫婦の新婚旅行 第四章 偽装夫婦の終焉 第五章 この手を離さない 終章 あとがき
終戦後のレッド達の正体を巡る騒動も、懐の広いゾルタンでは大きな問題にならず、いっそう平和な冬を迎えていたある日、ヤランドララから帰港の便りが届いた。それは、“彼女が帰ってきてから結婚式を行う”という約束を果たす日が来たということでー。レッドとリットはふたり、期待と喜びと幸せ、そしてちょっとだけの不安を胸に、招待状をしたためて、衣装を仕立てて…。「ふふ、似合うかな」ふたりで始めた辺境スローライフは、たくさんの思い出と、みんなからの祝福に包まれ、幸せあふれる日を迎えるー!
☆次にくるライトノベル大賞 2023 2冠獲得!! 【文庫部門第1位/10代読者投票 第1位】 『クラスで二番目に可愛い』朝凪海と俺・前原真樹は、初めて恋人同士で迎える夏休みに胸を高鳴らせていた。 俺の誕生日も控えつつ、期末テストに9月の体育祭への準備も始まって。 赤点を取ってしまった天海さんの補習も皆で乗り越え、いよいよ夏休み! いつものメンバーに加え、海のクラスメイト・中村さんと彼女の後輩・滝沢君も一緒に真夏の海水浴へ! 滝沢君は中村さんに“先輩”以上の憧れを抱いているようで……? 海とはふたりきりで花火をしたり、恋人同士の夏も満喫。 一方の高校生活では体育祭も間近になり、同じクラスの天海さんと一緒に準備に追われる時間も増えてきてーー。
「絶交です。大嫌いです!二度と私に顔を見せないでくださいね!」「分かったよ。もう会わないようにしよう」イギリスの学校で親しくなった久東聡太とアメリア・リリィ・スタッフォード。楽しい時間を過ごす中、聡太から日本に帰ることを聞いたリリィは怒りだし喧嘩別れしてしまう。それから半年後、リリィは聡太の高校に留学し、さらに彼の家をホームステイ先に選んでいた。突然の再会とリリィとの同棲生活に戸惑いながらも聡太が「何しに日本へ?」と問いただすと、頬を赤らめたリリィから「はなよめしゅぎょう、です」と告げられて…。
いいヤツだけど地味すぎる男子・福助は、クラス1の美少女・結愛にひと目ぼれする。 しかし結愛と噂になっているのは、福助の親友・バスケ部エースの勇星。叶わぬ恋とため息をつく。 そんなある日、福助は見つけてしまう。結愛の陰に隠れて目立たない、もうひとりの超可愛い女の子・薄葉あまりを。 「わ、わたしと、おともだちになってくれませんか?」 恥ずかしがり屋な彼女と一緒に“ふつうになる”練習を始めるけれどーー。 「あまりちゃんが憧れてるのは、勇星だよね?」 「…………」 「ど、どうしてそんな顔が赤いの?」 僕だけが知ってる隠れ美少女と、友達から始めるラブコメ。
いまいちブレイクできないJK声優・日向晴香。声優になりたかった人気VTuber・影川葵。そして普通の高校生の中村航は幼なじみだ。俺は学生ながらに仕事を頑張っている二人を尊敬しているが…どうも様子がおかしい。表にはださないが会話が減ったり顔を合わせないようにしたりと、ギクシャクしている。それでも二人は互いの仕事をチェックして俺に話してくるのだ。俺は昔のように三人で笑いあいたい。どうしたら元に戻れるのだろうかと思案する俺は、葵から頼まれ生配信の手伝いをすることになりー幼なじみたちのトライアングルラブコメディ!
次元城の戦いでもう一人の“不死者の魔王”を破ったレオニスは、第十八小隊のメンバーと共に帰還の途についた。しかしその途上、世界を破滅に導く虚無の門ー“ヴォイド・ゴッド”が出現し、侵攻を開始する。レオニスたち魔王は“ヴォイド・ゴッド”を破壊すべく、その根源たる“剣聖”シャダルクに決戦を挑む。一方、リーセリアは“女神”の魂を狙う“大魔導師”ディールーダと交戦。“第〇七戦術都市”では、侵攻してくる“ヴォイド”を迎え討つべく、咲耶、レギーナ、エルフィーネがそれぞれの戦いに赴くのだった。絶望的な状況の中、最後の要塞“アルビオン”が空に飛び立つー!
ウソだけが特技の俺、城原千太郎は後輩・霧乃雫の手で役者に!夏休みに、海辺の町へ撮影合宿に行く俺たち。今回の作品は観光協会に頼まれた地域PR映画。初めての案件に気合も入り順調だった撮影だが、主役の桜がラストシーンで失敗を犯してしまう。完璧主義な桜の、役者として致命的な欠点。それはー「ワタシ、まったく泣けないの」これを発端に有名女優の母とも衝突し、桜は役者を辞めて霧乃のチームを去った。でも、このままじゃ夏は終われない。「きれいなバッドエンドと、ぐちゃぐちゃなハッピーエンド。先輩はどっちが好きですか?」なんて、そんなの決まってる。桜の気持ちを取り戻すために、俺はー!
並行世界への逃避行を終え、元の世界に戻ってきた湯上秀渡。1年遅れの高校生活をスタートさせたと思いきやー「久しぶりだね、秀渡君」先進世界の友永朝美と秀渡自身が肉体を伴って目の前に現れた!先進世界の自分曰く、秀渡は「自分と友永朝美が幼馴染である」という記憶を抹消され、朝美とは無関係な並行世界に居るらしい。一世一代の告白の答えも消えている始末だ。並行世界の発生原因は、大平邦華という秀渡のことを「先輩くん」と変な呼び方をするクラスメイトらしくー?一体、彼女は何者なのか。そして、秀渡は告白の答えを、再度取り戻すことはできるのか?カオス&エモーショナルな青春SF第2弾!
俺、月見里司は高校生で漫画家志望。大人気の漫画誌、週刊コメットの漫画賞で最終選考まで残った経験もあり、今日も今日とて漫画部部室で、デビューを目指してネームを悶々と考える日々…なのだが、異様なまでに打ち切り漫画を愛好している部の後輩の小鳥遊がいつもちょっかいを出してくる。「お前…結局趣味が悪いだけじゃねえか。デスゲームやってる貧乏人を、金持ちが安全圏から見て楽しんでる感覚かよ」「ち、違いますよ!私が求めてるのは散り際の美しさです!土俵際の美学です!敗者の生き様です!」「ただただ人間として面倒くさいな!」漫画同好会部室は、相も変わらず他愛のない会話で溢れている。
小学生の頃、引っ込み思案でなかなか友達ができなかった。 でも、そんな私の手を取ってくれたヒーローがいた。 胡桃知英。 公園で私に声をかけてくれて、それからずっと仲のいい親友だ。 彼女はダークヒーローの映画が好きで、よく二人で一緒に観た。 そんな楽しい日々がずっと続くと思ってたけど、中学二年のある日を境にクラス の中心の子に目の敵にされてしまい……。 今度は私が知英ちゃんを助けたいけど……。 そうだ、ダークヒーローを演じてみよう! 翔と同じように人間関係に悩み学校に行けなかったレナが、なぜ演技の魅力に気づいたのか? 役者を目指すきっかけを描く前日譚!
私・幽鬼の前に現れたもう一人の私。 それは、常人離れした私の感覚が作り出した幻影だった。 彼女の言葉に導かれ、私は一回目のゲーム〈メイデンレース〉を思い出す。 今より単純だった当時の私は、ややこしい感情を抱くことなど、なかった。 あのときの自分に還れーーと幻影は私に迫り、襲いかかってくる。 幻ゆえにその攻撃を防ぐことはできず、反撃もすり抜けてしまう彼女への対抗策ーーそれは〈ルール〉に従った〈ゲーム〉以外にありえないと考えた私は、全盲のプレイヤー・鈴々に連絡を取った……。 あるときはアスレチック場で。 またあるときは白い部屋で。 私と私は、死亡遊戯で飯を食う。