2016年発売
地球からあらゆるものが転生してきた異世界。最強クラスの才能を持つ転生者のレイクはモンスターと共に戦う召喚魔装士を目指していた。 しかし、パートナーを得るための儀式にて最弱と名高い種族、スライムの少女スーラを呼び出してしまう。 一度は落胆しかけたレイクだったが、スーラのひたむきな姿を目にして、一緒に強くなることを決意する。 手始めに、多くの禁書が眠るという地下迷宮へと挑む二人。その先には使用者の身を滅ぼすほどの禁術が封印されているらしくー -!? 最強のご主人様と最弱のパートナーが出会い、大冒険の幕が開く!爽快感あふれるハーレムファンタジー、ここに始動!!
男子高校生・上代叶の家には居候がいる。力を失い『堕ち神』となった元・神様の阿天坊と、幼女の姿をした狛犬のコンコンだ。 阿天坊を補佐し、人々の祈願成就のため駆け回ることになった叶。そんな彼の今の望みは、いつか阿天坊を神様に戻してあげること。 それと、幼馴染みで片思い中の近衛有咲に近づくことーーなのだけど、その有咲に大変な事態が起きて…? 「どうして私の気持ちがわからないの!?」「僕の気持ちをわかっていないのは、君のほうだと思う」 目指すは神様返り咲き。おひとよし高校生と神様の心温まる物語。
栗坂まもりがお隣住まいのイケメン改め園芸男子、亜潟葉二と知り合って半年。元カノとのケジメもついて、秋のベランダ収穫ごはんで人心地……と思いきや「この際だから付き合うか」って見切り発車じゃありません!?
"隠世"の老舗宿「天神屋」で食事処を切り盛りする女子大生の葵。 銀次とともに、南の地のライバル宿「折尾屋」に攫われた彼女だが、持ち前の負けん気と料理の腕で、逞しく居場所を作っていた。 銀次と乱丸の行く末を心配する磯姫の想いを継ぎ、「海宝の肴」の担当を買って出た葵。早速献立の考案や食材集めに奮闘する彼女と銀次の元に、「天神屋」から思わぬ助っ人(?)がやってきた! 懐かしくも頼もしい仲間に励まされ、準備も順調に進んでいたのだが、呪われし南の地には、それを快く思わない存在がいて……。
絞り染めの産地・有松。会社が倒産し、有松にある祖母の喫茶店を手伝うことになった雪奈は、あるとき常連客の絞り染め職人・沢口と知り合う。 沢口の表情の読めない、気ままな猫のようないつもの姿と、職人としての真剣な姿の違いにどぎまぎする雪菜。 有松の地で様々な人々と関わっていく中で次第に自分を取り戻していく雪奈だったが、沢口のとある秘密を知ることになり……。 古き良き伝統が残る街を舞台に、ぶっきらぼうな絞り染め職人と紡ぐ淡い気持ちの行方はーー。
浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。 人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には、秘密があった。 それは、真紀が前世の記憶を持っていること。 そして、その前世は人間ではなく、平安時代にその名を轟かせた鬼の姫ーー"茨木童子"だということ。 前世で「夫」だった"酒呑童子"の生まれ変わりである同級生・天酒馨を引き連れ、ブラックバイトに苦しむ手鞠河童や老舗そば屋を営む豆狸の一家など、悩めるあやかしたちのために「最強の鬼嫁」は今日も浅草の街を駆け回る!
幼い頃、神社で出逢った一人の少年。背中に黒い羽を持つ無愛想なその少年は、伊津納神社の神様だったーー。永遠に歳をとらず、神社から出ることも人と触れ合うことも叶わぬ神様と、一人の少女の切ない恋物語。
三条女御の策略にハマり、呪詛をかけた犯人に仕立て上げられた塔子。 冤罪を晴らす決定的な証拠を手に入れるまで、宮中の混乱に乗じて故郷・熊野に帰ることに。 「必ず、戻ってきてください」 ーー明槻との約束を果たすためにも、身の潔白を証明して入内を果たしたい。 なりゆきで始まった東宮妃の塔子に、国母として戦い抜く自覚が芽生え……!? 平安恋絵巻、最終巻!
おでんのからしを買いに出た和泉麻耶(33歳職業パティシエ)は、そこで事故に遭いーー次に目覚めたとき、12歳のお姫様に転生していた!! しかも彼女には、年上の旦那(しかも王太子)までいる。 命を狙われたところに転生したらしいと悟った麻耶は、身を守るためにも夫と仲良くしようと決めるが!? お菓子職人の名に懸けて、夫を餌付けしながら胃袋と犯人つかみます!!
学院を7年も留年し、薬学研究に人生を捧げたいという伯爵令嬢ロザリンドは『ものぐさ姫』と呼ばれている。そんな彼女の元へ、実家から極悪非道と噂の狼侯爵との結婚命令が!! ところが侯爵は「金は適当に渡してやるから好きにしろ」と。「こんな理想的な結婚が転がり込んでくるなんて……はぁはぁっ……興奮で夜も眠れそうにありません!」 とんでも結婚物語、開幕!
セガが放つ、王道本格RPG『チェインクロニクル』公式ノベライズ!義勇軍は3体もの魔神が君臨する黒ノ砦で死闘を繰り広げるーー!
ミャンマー奥地のキャンプ・ハキムで、三〇〇〇人の少年兵たちとともに中国人民解放軍との戦いを続ける元ニート・アラタ。ある日、彼のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。 依頼主である人民解放軍の女将軍・新的(ニタ)が持ちかけてきたのは、アラタが密林を出て国際的な孤立を続ける北朝鮮に渡り、かの国の体制支援を行うことだった。新的はテストと称して密林を切り開く工事を開始し、アラタ離脱の危機に、オマルたち部下は激しく動揺する……。 果たして、部隊はこのまま崩壊してしまうのか? 舞台は密林から極東へーー。新田家の血が、アラタを次なる戦場へと誘う。芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、ここにリブート!
遙か昔ーー、高度な文明を誇ったアトランティス大陸が海没したのち、遺民たちが多島海に散らばり、数多の都市国家を形成していた時代。 都市国家・コフの貴族“黒剣(くろがね)家”に生まれたフランは、奴隷であった母を父に殺され、陰湿な次兄・オウメスからは虐待を受けながら、難民のみを友として不遇に育った。 しかし、勇猛な長兄・トウメスから命じられ、婚姻の使者として赴いた隣市・ヤニアで“小百合(さゆり)家”の二人の姫と出会ったことが、フランの境遇に大きな転機をもたらす。 姉で人馬のイルケと、美しさを謳われる妹のオルドネー。フランが彼女たちとともに歩むことを決めたとき、多島海の歴史は新たな道を辿り始める……。 いま、幾星霜を経て、失われた年代記が再び語られるーー。 『マージナル・オペレーション』『遙か凍土のカナン』のタッグが贈る、超巨弾ファンタジー、ここに開幕!
国内最大級のネット小説コンテスト「ネット小説大賞」受賞作品! 日陰者の貴族レーニエと、叩き上げの軍人ファイザル。エルファラン国最北の地、ノヴァゼムーリャで彼らは出会った。 黒衣に身を包み、仮面で顔を隠す謎めいた新領主レーニエは、何を求めてこの地にやって来たのか? 過去に昏い傷を持つ二人が、美しい北の地でゆっくりと心を通わせていく。 周囲には忠実な家令一家に頑迷で素朴な村人、鍛え抜かれた武官、王族。舞台は四季徒然の北の大地、絢爛たる王宮、そして過酷な戦場へと展開していく。 そんな中で育まれる、レーニエとファイザルの切なくも激しい愛と葛藤。 2016 文野さと/ポニーキャニオン
ある日、比良坂半は旅先で奇妙な空間に迷いこむ。そこで妖の姫と出会い、未知なる食の存在を知る。それからというもの、どうにも変な場所、変な空間に迷いこむ癖ができてしまったようでー。妖姫はそんな青年と行動を共にして、彼を救ったり救わなかったり。そうして青年は、ときどき発作的に訳のわからない食欲を妖姫にもよおしたりもして。「風鈴ライチの音色」「焼き立て琥珀パンの匂い」「ツグミ貝の杯の触り心地」「ホロホロ肉の歯ごたえ」。全四篇からなる幻想的な旅と奇妙な味覚の数々。そして二人の旅はゆるゆると、続くー。
異世界修学旅行、次の舞台は絶海の孤島!? 修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち二年一組の一行は、王女プリシラとともに、異世界での修学旅行を続けながらクラスメートを探し続けていた。 巫女の神託に従い、大海原のど真ん中を目指すことにした一行は、船を手に入れるために港町を訪れた。浩介たちはそこで、エルフが住むという幻の島の噂を耳にする。その島はこの近海にあると昔から伝えられているが、その場所は定かではなく、遭難した船乗りが嵐の中にその影を見たというようなあやふやな噂が伝わっているばかりだった。 「ほーん、これ船が遭難するフラグってやつじゃろ?」 案の定、伝説の島に辿り着いた浩介たちを待ち受けていたのは、ファンタジー感満載のエルフたち……だと思いきや? 「ここがエルフの島?」 「HAHAHA、違いマース。偉大なるユナイテッドステイツオブアメリカデース!」 幻の島を舞台に、浩介たちとプリシラ、島に住むエルフ(?)たち、そして異世界の影で暗躍する生徒会までをも巻き込んだゆるい騒動が幕を開ける! 異世界を漫喫しまくる修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第四弾!
これが正真正銘、最後の『人生』!? これが本当のファイナルアンサー!? 読売中高生新聞で絶賛連載されていた『人生 ぷち』に大幅加筆改稿を加え、川岸殴魚先生&ななせめるち先生のラストかき下ろしが加わった永久保存版!!! 数々のお悩みに自由すぎる回答をかましてきた『人生』もついにフィナーレ! 梨乃に、ふみに、いくみに、第二新聞部の皆に会いにいこう。 人生相談コメディ『人生』、ここに堂々完結!!!!
六花のマガツカミを巡る戦いの終結! 「何度言ったらわかるの? わたしは六花じゃないーー!」 大事にしていたウミネコのサキちゃんに逃げられ、傷心のラティメリア。七日とのやりとりもすれ違う一方で、"六花のマガツカミ"を巡るプロジェクトは最終局面を迎えようとしていた。 祈祷士協会解散を目論むGHQと、「最後の切り札」を楯に祈祷士たちを利用し、自らの悲願を遂げようとする紙燭龍之介。 すべての六花のマガツカミを集め、紙燭龍之介が成し遂げようとしていたことは、過去に囚われたおぞましい計画だったーー。 運命と策謀に導かれ、ついにラティメリアたち「六花のマガツカミ」は集結する。 マガツカミにその身をすべて喰われ、それでも六花が望んだこととは。そして、六花が最後に生んだマガツカミ、ラティメリアの想いは。そして七日はーー。 「決めた。私は、人間を喰うわ」 七日とラティメリアーー人間と喰い神。彼らの戦いは終わり、雪はすべての者に等しく降り続く。 シリーズここに完結!
黒太守ミルザーを倒しアルトゥークを奪還したテオは、連合と同盟の戦争を止めるべく、条約盟主として動き出す。だが、大陸北部では連合と同盟の戦いが本格化していく。連合を覚醒させるべく、テオがとった選択とは?