2020年11月発売
分裂の危機にある叉羅国が他国に攻め込まれた! 急ぎ帰国命令の出た茉莉花に、ラーナ シュは白楼国の皇帝・珀陽の力を借りたいと頼む。 だが、旨みのない同盟は結べないと珀陽はきっぱり拒否。 文官と個人の間で揺れ動く茉莉花の心を見抜いた珀陽は『ラーナシュと暁月の違い』の話を茉莉花にしたあと「私を、文官として負かしてみてくれ」と告げ!?
昼は給仕係、夜は呪いにかけられた夫ジークハルトの代わりにうさぎと共寝するお飾り王妃ことロイスリーネ。そんな彼女はある日突然、友好国の王子に婚約破棄を告げられた!!ちょっと待って、私には夫が…と説明するも相手はまるで聞く耳を持たない。一方、これからだった夫婦の仲を邪魔されたジークは、王子とリーネの会談の場にとある姿で現れ!?
“氷の王子”のはずが甘々になったウィリアム殿下に戸惑い中の私、伯爵令嬢リリアーナ。この度隣国からマリアンヌ王女が来訪し、殿下はその対応で多忙。…これは、こっそりお出かけするチャンスなのでは!?殿下の過保護から逃れ、ウキウキで王都に出かけた私だけど、そこで王女とウィリアムが腕を組んで歩いているところを見つけてしまい…!?
合衆国海兵隊は本国の命により撤退し、中国は世論におされる形でタイ王国にまで人民解放軍を大量投入した。朝鮮半島情勢もままならぬなか、西側各国は歩兵戦力の投入を渋り、タイ国軍は敗走に敗走を重ねてゆく…。しかし、軍事的合理性を無視した中国の戦線拡大は、あちこちで綻びを見せはじめてもいた。子どもたちと二〇式自動歩兵・まめたんを縦横に指揮する“インドシナの第三勢力”アラタは、その隙をつき、大規模な奇襲攻撃を企図する。アジアの覇権国家・中国から、この戦争の主導権を奪回せよー!芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、完結目前!
結婚式まで会ったことがない完全オンライン恋愛の男女、ビデオ通話のバグを使って正体を隠す妖怪、子供だけが外出できる世界…etc.etc.疫病の大流行に見舞われ、人間のリアルな接触が忌避された世界。そこではVR技術が社会システムに組み込まれ、人間と感染症が共存する「新しい生活様式」が待っていた!2020年の世界が日常化した未来をくまなく描き出す渡辺浩弐の予言的SF「ゲーム・キッズ」最新作!
ソロモンと化した阿義斗によって、龍牙が能力を封じられちまった!やむなく俺は「代理主人公」をつとめることになるのだが…お袋いわく、鬼には秘められた能力があるらしい。それは、口づけした相手から異能を借り受ける力で、人呼んで「窃吻」-っておいコラ、なんだそのトラブルの予感しかない能力は!!龍牙と四神ヒロインズ、あと三姫まで俺を睨んでるから!これ、ハーレムラブコメ主人公しか許されないやつだから!-最後まで、笑って泣いて、熱くなれる最強助演コメディ。ここに堂々のフィナーレ!!
牡丹と駿河野が、すれ違いの末に別れてしまった!そこには婚活における大きなジレンマー“仕事と結婚”問題があった。頭を抱える縁太郎だったが、そんな彼のもとにも婚活話が持ち上がる。相手は、京の呉服屋の娘。結婚の条件はーいまの仕事を辞め、婿養子として家業を継ぐこと。縁太郎もまた、牡丹と同じ問題に直面することになったのだ。そして、彼の縁談を聞いて、気が気ではない二人が動きだし…?ぜったい結婚したい系婚活ラブコメ、第3幕。これはきっと、あなたとも“無縁ではない”物語。
ルリネを無事ハーレムに迎え入れ、新たなるハーレム候補を探すオルク。そんなおり、商売のためのスパイスを手に入れるべく、海の向こうへと渡る機会が訪れる。商材を手に入れるため、そして海外の美女を探すべくオルクたちが向かった先にいたのは、元魔王軍四天王のサキュバス、リリスだったのだが…。一方、勇者としての定めをも持つオルクの元に、精霊からの恐るべき敵との邂逅を告げる警告あった。世界を危機に陥れる脅威に立ち向かい、そしてさらなるハーレムを築きあげるためオルクは再び世界を救う戦いに身を投じるのだった!
ライドーに連れ去られたハルの行方を追い、極東のウラジオストクに到達したテスタたち。そこでは生き残った人間たちが貧困に苦しみながらも、地下に街を築いて生活していた。ハルや故障したアニラのために、表向きは地下住人に従うテスタ。しかし突如襲来した白髪によって、地下全体に漂う不穏を知ることに。さらには、人間を消失させたバベルの真の目的にも期せずして近づいていく。やがて果たされるハルとの再会を経て、テスタは最後の決断を下す。獣だった娘と、病を患った軍用ロボットの親子の旅路は、ついに終着を迎える。
オタク自衛官・伊丹耀司の活躍により「門」が再開通を果たしたあと、日本政府は自衛隊を動員し、特地とのさらなる関係強化を企図していた。そんな中、調査任務を帯びて特地を巡る海上自衛隊の江田島五郎一佐と凄腕料理人の徳島甫二曹に対し、拉致された米国籍ジャーナリストの奪還に関わる特命が令される。二人はおやしお型潜水艦に乗り込み、異世界の海へ船出する!
帝都南方に位置するアヴィオン海は、列島諸国と海賊とか群雄割拠する混乱の渦中にあった。統一の旗印と目されるのが、旧アヴィオン王室の血筋・プリメーラ姫。彼女は政略結婚により、隣国シーラーフへ嫁ごうとしていた。そんな彼女の船団に、あろうことか救出作戦中の江田島と徳島が乗り込んでしまう。しかも海上では、プリメーラを狙う海賊船団が待ち受けていた!
“センス”と呼ばれる能力を組み合わせ“唯一”の強さを目指すVRMMORPG-「オンリーセンス・オンライン」夏休みも中盤。OSO一周年アップデートによるクエストチップイベントが開催され、ユンは“個人フィールド所有権”の獲得に向け、クエストクリアに奔走する。制限バトルに野良募集、怪盗団の追跡ー様々なクエストを通して金・銀・銅のチップを稼ぐ中、たどり着いたのは新ステージの樹海エリア!生産職や“ヤオヨロヅ”の面々と共に、巨人猿・スプリガンエイプと戦うことになるのだが…ユンは、一攫千金の討伐報酬を手に入れ、念願の“個人フィールド”を獲得できるのかー!?
攫われたイリーナを救い出すべく、仲間と共に奔走するアード。そんな彼の元に……「まずは、君を壊してあげよう」--史上最凶の邪神・メフィストが襲来する! 邪悪なる因縁の宿敵を前に、魔王の矜持が試される!!
「学園の嫌われ者」「公爵家の落ちこぼれ」スロウがそう言われていたのも今は昔。シャーロットを想う気持ちを力に、学園の危機だけに留まらず、騎士国家ダリス国の危機を何度も退けた彼を認めない者はいなかった。一人を除いてー。スロウの父、公爵家当主バルデロイ・デニングは、静観していた。かつて勘当し、我がもとを去っていった息子の姿を。そして、ついに父と子は再会する。新たな争いと混乱の中でー。「…スロウ、お前がマグナを討ち取ればー自由にしてやる」相対するは最強の脅威にして、最愛の愛国者。スロウを待ち受けるは絶望か、希望か。
白の女王によって攫われた響。そして白の女王の正体ーー。絶望的な状況を前に狂三たちは、第二領域にて白の女王率いる軍勢との最終決戦に臨む。響、奪還の鍵は「わたくし、婚約した覚えはないのですが」悪役令嬢!?
ネットから小説家を目指す高校生・米倉透。優等生の浅倉凛に片想い中だが、幼馴染という距離感が邪魔して告白できずにいた。ある日透は、小説を投稿した後SNSに思いを発信する。『俺は幼馴染が超超超大好きなんだああああー!!!!』以来、クールな凛の態度が変わりはじめて…。手料理を振る舞ってくれたり、映画デートに誘ってくれたり、「私とハグ…してみますか?」とのお誘いも!?「勘違いしないでください。あくまでも、疲労回復のためです」「…(その割には準備万端だな)」あと一歩素直になれない幼馴染たちの純度100%青春ラブコメ!
東都から始まった動乱が王国全土への広がりを見せる中、北都の教え子たちも帝国との決戦に備えていた。抜群の精度で天候を予測するティナと、桁外れの事務能力を発揮するエリー。二人の妹に劣等感を覚えるステラだが、家庭教師の教えを思い出すことで、ハワードを導く存在へと変わっていきー!?一方、戦火が広がっていく東都で兄・アレンが遺してくれた大樹を支え続けている妹のカレン。二百年前の『古き誓約』を果たし、兄を救うため、グリフォンに乗って西都へと向かい始め!?教え子たちが無自覚規格外な家庭教師を救うために奮闘する魔法革命ファンタジー。動乱の終結に向け、物語は加速する!
異世界転生した少年・レイジ。しかし黒髪・黒目の彼は人々から忌み嫌われ、行き着いた先は炭鉱発掘の奴隷だった。劣悪の環境下で唯一の味方は彼を弟のように扱ってくれる金髪の少女・ラルクのみ。「アンタの黒髪と黒目、あたしは好きだなぁ」彼女と一緒にいられるだけで幸せだった。しかし、落盤事故が発生しラルクと離れ離れになってしまう。命の危機に瀕した彼だったが、彼の前に現れたのは転生した者しか扱うことができない“森羅万象”の能力だった。それは世界の理を理解、世界すらも統べることができるものー。誰よりも大切な少女に再び出会うため、彼の冒険が始動する!
高校2年生の澪は、努力が苦手で何事も諦めがちな女の子。ある日、親友の円佳に幼馴染である新のことが好きだと告げられ、澪は自分の新への想いに気付く。しかし二人に正直に思いを告げることができないまま、澪は交通事故に遭ってしまう…。目を覚ますと澪は海の上を走る電車に揺られていた。到着すると、そこに広がるのは見慣れた池袋の街並み。けど、どこか変。澪が迷い込んだのは“世の境”という場所で、帰るには澪の“忘れ物”を思い出す必要があるという…!?「私、新に会いたい。どうしても伝えたいことがあるの!」瀬名快伸監督自ら書き下ろしたノベライズ版、堂々登場!
以前、俺は幼馴染に告白された。内気で引っ込み思案で、でも超・可愛い文学少女の月本六華。そんな幼馴染の告白を、自分に自信がなかったこともあり、俺は断ってしまった。「いやっはー、どもども!テルくん!感動の再会です!」だがフッてしまった幼馴染と再び顔を合わせると、快活な陽キャに様変わりしていた!は?そのノリ、何…?絶対そんなキャラじゃなかっただろ!困惑する俺を他所に六華は以前ではあり得ない大胆さでグイグイ迫ってくる。さらに今度こそ俺を惚れさせてみせると宣言してきて!?両片思いから始まる、甘々ハイテンションラブコメ!