2024年1月発売
Netflixにて2024年映画化決定「よめぼく」Another story! シリーズ累計35万部突破! 解説は小説紹介クリエイターけんご氏。 高校時代、早坂秋人と桜井春奈と同級生だった三浦綾香は、余命宣告を受けながらも恋を全うしたふたりを間近で見守り、その恋に憧れていた。そして実はほんの少しだけ秋人のことが気になっていた……。ふたりを亡くした喪失を胸に抱きつつもネイリストとして歩みはじめた綾香だが、あるとき柏木という年上の男性に出会い、運命が大きく動き出してーー。 ■著者プロフィール 森田碧(もりた・あお) 北海道出身。2020年、LINEノベル「第2回ショートストーリーコンテスト」にて「死神の制度」が大賞を受賞。2021年に『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社)でデビューし、2022年には「第17回 うさぎや大賞」入賞。「よめぼく」シリーズは累計30万部を突破した。
平和な世界に“英雄”はいらない!人と魔族の叡智を結集し、世界最後の“戦神”との決戦ーー全編書き下ろしで送る大人気シリーズの最終巻! 南の国クウォールからの要請で海を渡ることになったヴァイトたち。大樹海にドラゴンが現れたときと同様に魔力の変動で山に異変が起きているのだと聞き、有志を募って山を越えた先の荒野の調査を開始するが調査団の一班が独断専行し、会敵の末に謎の力で皆殺しにされてしまう。事態を知り“戦神”の出現を悟ったヴァイトは残りの調査団を撤退させるべく自らが時間稼ぎの囮となることに。しかし、かつての“勇者殺し”ヴァイトであっても一人で戦神を相手取ることは難しかった。それを察したフリーデは調査団を送り届けたあと急いで戦地へと戻るが、残されていたのは崖下まで続くヴァイトの血痕だけ。一方、調査団との接触によって人間が山の先で国を築いていると知った戦神たちは人間たちを力で支配し栄華を取り戻そうと動き出すが……。
教都、動乱。 レベリス王国のサラキア王女と隣国スフェンドヤードバニアのグレン王子の結婚が迫るなか、王女護衛のためベリルはレベリオ騎士団とともに隣国への国外遠征の任に就く。道中貴族の娘シュステと交流を深めたり、滅多にない外国でのひとときを過ごしていたベリルだったがーー婚儀当日。祝福を受ける二人の影で反乱を画策する存在がーー?両国騎士団、歴戦の傭兵に冒険者、人智を超えた怪物たち、そして思わぬ協力者の存在。異国の都にて役者が揃う。「俺の剣が役に立つのなら、いくらでも振ってみせるよ」ここに、おっさん最大の戦いが始まろうとしていた。
うれし、たのし、おいし♪心震わす小人さんと仲間たちの旅。これまでも、これからもーー 金色の王である千尋は、神々の切り札・ジョーカーに会うため西の森を訪れる。しかしフロンティアを裏切り、金色の王を傀儡に宿願を果たそうと企むアンスバッハ辺境伯に拐かされてしまう。千尋奪還のため牙を剥くロメールをはじめとしたフロンティアの面々と、モノノケたち!千尋をめぐる世界の命運をかけたノンストップ救出劇が繰り広げられるが……。全ての決着がついた時、そこには小人さんの姿だけがなくーー数奇な運命を辿った王女の物語、ここに閉幕!またねっ!!!
新しい家族、新しいもふもふ転生幼女の幸せ生活、拡大中! 意地悪な男爵家を出た後、屋敷から離れた湖畔の別邸でしばらくの間過ごすことになったルリアたち。新たな家族サラと仲良くのんびり過ごしていたけれど、別邸付近では色々と問題が発生中のようでーーでも大丈夫!巨石が水路を塞いでる?「めえええ〜」「ももおお〜」「ぶぶぼぼ〜」でっかいヤギ・牛・猪(強い守護獣)たちが助けてくれた!強力な呪者が出ても、「きえれええええ!」つよつよ幼女の最強魔法で撃退完了!さらにはおっきなドラゴン、ちっちゃなドラゴンもルリアの前に現れて!?仲間も続々増えて、元聖女の幸せライフ拡大中です!
元ブラック社員、無双&配信生活始めます。 「就職こそ、人生の墓場だ……」ため息をつきながら、今日も仕事でダンジョンに挑むブラックギルド所属のサラリーマン、田中誠。ある日、業務記録用の配信設定を誤り、ダンジョン攻略の様子を全国配信してしまう。〈タイラントドラゴンが一撃!?〈現代に剣聖現る常識外れの実力を披露する田中の姿に、配信はお祭り状態に!?「ど、同接1億人……!?」図らずも超絶人気配信者になった田中は、ブラック職場を辞めて配信者として独立することになりーー「--さあ、業務(しごと)の時間だ」元社畜のダンジョン配信ライフ、開幕!
現代知識×何でも作れる精霊の力で、極寒の地でとっても快適スローライフ!異文化に触れる、民族テイストファンタジー♪ とある寒村で育てられた孤児の青年ヴィトーは成人を迎えた日、この世界を救うため転生した元日本人であることを思い出す!彼はこの地に住まう精霊たちの力で、自分の知識を物質化出来るようになり、サウナに入ればパワーアップ!で、魔獣討伐だってなんのその!?狩る! ととのう!! 食べる!!!大自然でモフモフたちと暮らす、気ままな異世界遊牧生活、スタート!
いつものファミレスーーそこは、親の再婚でなんとなく家に居づらくなった俺の逃避先。家族と無理に過ごさずにすむ、自分だけの居場所。 そんなファミレスでいつも見かけるクラスメイトの加瀬宮小白は、誰とも馴染まない孤高の美少女。どうやら彼女も家に居場所がないらしい。ひょんなことからお互いの秘密を語り合った俺たちは、遅く帰るためのアリバイを作る《ファミレス同盟》を結ぶことになって……。 その日から俺たちは、お互いがありのままでいられる関係になり、退屈だったファミレスでの時間は小白と愚痴り合う楽しい時間になった。 「「---明日の放課後、いつもの店に集合で」」 放課後のファミレスで、今日もふたりの帰らない理由探しが始まる。
全ては師匠・ラディアータとの約束を果たすため。聖剣演武の頂へ駆け上がる“元・無能”の少年・識は、ついに日本トーナメントへの出場権を獲得した! ところが聖剣“無明”の秘密が白日の下に晒され、識は聖剣協会から出場辞退を迫られる。 そのシナリオを書いた主は、世界の頂点に君臨する『剣星二十一輝』の一人・オリヴィア。 かつてラディアータの妹弟子だった彼女の策略、そして試合での敗北を強いられる識。 彼が夢を諦めかけた時、ラディアータは告げるーー「少年、勝ってしまえ」と。 そして、かつて無能だった少年の刃が、ついに世界の頂へと届く! 師弟の絆輝く青春〈決闘〉ファンタジー、白熱の第3巻。
☆短編集Alter.1も好評発売中☆ 連邦領内を騒がす自爆テロ、〈レギオン〉の猛攻に疲弊する最前線、大量発生する避難民への対応。 憶測と疑心と悪意がさらなる混乱を生むなか、誰かがぽつりとこう言った。連邦政府は〈レギオン〉を一掃する兵器を秘匿している。誰かが言った。共和国の連中は〈レギオン〉どもと内通している。誰かが言った。俺たちが助けてやった、〈エイティシックス〉どもは……誰かが、ダレかが。ああ、『俺たち』以外の誰かのせいでーー! そしてーー最悪のタイミングで一部の共和国民が武装蜂起を決行し独立を宣言。前線で撤退支援に従事する機動打撃群も鎮圧に動員されることになる。しかし、彼らの女王陛下たるレーナがいまだ後方に留め置かれたままで、シンは心をかき乱し続ける。 時を同じくして、ユートはチトリたち〈仔鹿〉をともない、共和国領にある彼女たちの故郷を目指す旅を続けていた。旅のなかで育まれる友情、そして愛情。境遇を同じくして、しかしともに歩めなかった彼女たちとの、最初で最後の旅路…… 一方、ユートからの『伝言』を受け取ったダスティンは過去と現在の狭間で苦悩し、彼の様子にアンジュは自己を苛む。 青銀の髪を持つ彼女は、白銀の瞳を持つ彼に言った。 --ずるくいてね。 淡紫の瞳を持つ彼女は、淡金の髪を持つ彼に言った。 --きっとあなたは私を忘れないね。 "おそらく人々は知らない。相反するはずの愛と呪いが、じつはよく似た形をしていることを。"
コーストリアと共に魔弾世界に侵入したアノスは、要塞深部で大提督ジジと対峙する。一方、それを陽動として別行動をとるミーシャとサーシャは自らの母にして先代創造神・エレネシアと邂逅し、銀滅魔法の秘密を聞かされる。それは一つの世界そのものを弾丸として放つという、世にもおぞましいものだった。 自らの世界すら使い捨てることを厭わないーーそんな魔弾世界の本質を変えるため、エレネシアはこの世界の主神に戦いを挑む。勝利の鍵は、かつて彼女を愛し、救った“第二魔王”の遺した力の一端ーー!! 第十四章《魔弾世界》編、完結!!
別の世界である『異郷』からやってきた少女・一妃。床辻の土地神としての権能を引継ぎ、東の地柱となった少年・蒼汰。そして『血汐事件』の影響により、首だけになって生きる蒼汰の妹・花乃。奇妙な関係でありながらも、三人は家族として新しい生活を歩み出していた。 そんなある日、床辻の怪異を管轄する『監徒』の手引きで、蒼汰の転校が決定。そこには北の地柱・墨染雨が待っていた。土地神の先輩である彼女から忠言を受けながらも、床辻の守り手として蒼汰は着実に成長していく。 だが、異郷からの浸食現象【白線】が日に日に勢いを増す中、『血汐事件』で消えたはずの少女が現れーー。
カグヤが意識を失ってから一週間が経った。《勇者》の内部に精神を囚われ昏睡状態のカグヤ、そして研究長の訃報。混迷するカローンの前に《勇者》は再び現れる。 「……元に戻っただけだ」 そう言い聞かせるように戦いへ身を置くアズマたち。だが、カグヤが示した“救い”を今更忘れることなどもう出来ない。 《勇者》と『勇者』。殲滅軍の内と外。彼らはどこから来たのか。なぜ戦わなければならないのかーー終わりなき戦火の果てに逆転する世界。 全てを知った少年は再び“勇者”になることを決意する!
ツンデレ聖女・ステラの《杖》に転生した俺。無事に二年生へ進級したステラは、学年代表として年に一度の『聖法競技会』に臨むことに! もう一人の代表、炎を操る名門フランツベル家の令嬢・クインザに対抗するため、水を操る少女・アンリを仲間に勧誘しようと試みるがーー 「ど、どーしてもって言うなら、仲間に入れてあげてもいいのよ!」 ……ステラ。そんなツンデレ構文でホイホイ釣られるのは俺だけだぞ! ほら一蹴されてるじゃないか! でも、クインザに勝つためには彼女の聖法が必要なんだよな? よし。押してダメなら“推す”までだ! 愛するステラのため、俺はクーデレ少女・アンリの攻略に乗り出すーー!? そして、再びステラの抹殺を目論む《女神》の次なる一手とは。
よる十二時、ぼくらは『ほうかご』に囚われるーー。 『ほうかごがかり ニ森啓』 小学六年生の二森啓はある日、教室の黒板に突如として自分の名前が謎の係名と共に書き込まれているのを目撃する。その日の深夜十二時、自室。学校のチャイムが爆発的に鳴り響き、開いた襖の向こうには暗闇に囲まれた異次元の学校ーー『ほうかご』が広がっていた。 学校中の教室に棲む、『無名不思議』と呼ばれる名前のない異常存在。ほうかごに呼び出された六人の少年少女は、それぞれが担当する化け物を観察しその正体を記録するために集められたのだった。絵が得意な啓は屋上に潜む怪異『まっかっかさん』を捉えるべく筆を手にするが……。 鬼才・甲田学人が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”。 序章 一話 二話 三話 四話
「やっほー、彼氏クン見てるー?」 佐久原颯太、高校一年生。初めてできた彼女は『彼女』に奪われました。 ヤツは水嶋静乃。ボーイッシュな顔立ちと高身長で「彼氏にしたい」美少女No.1。けど、なぜか俺にだけは飄々とした態度でからかってくる、憎き恋敵だ。それなのに…… 「本当の狙いはキミだよ、颯太。私と付き合ってよ」 こ、こいつ、いきなり壁ドンしてきやがった! しかも「お試しで付き合う一か月間で私を好きにさせてあげる」なんて言いだしてきて……。俺は絶対お前なんかに落とされないからな! イケメン美少女に毎日くどかれる、一方通行ラブコメ!
3Dバイオプリンターの進化で、バックアップから生命を再生できるようになった近未来。世界最先端のテックカンパニーで働くエンジニア・園晴壱(その はるいち)は、突然の異動辞令を受けた直後──意識を失った。 その後バックアップから〈復元〉されて目覚めた晴壱は、なぜか死亡直前の記憶を喪失していた。そのため面会に訪れた保険調査員を名乗る謎の美女・殿森空(とのもり うろ)より、保険金詐欺として多額の債務返済を迫られる。さらに時を同じくして、全人類の記憶のバックアップをロックするという前代未聞の大規模テロが発生。晴壱はその主犯としてまさかの指名手配を受ける。双方の打算から空と手を結んだ晴壱は、身に覚えのない容疑を晴らすため自らの死の真相の解明に挑む。 プロローグ 追憶(二〇二×年四月五日) 1章 二〇三×年十月二日 栃木県・桧山サーキット 2章 オルタネート 3章 ファントムサーキット 4章 データスフィア1 5章 セピア×セパレート エピローグ
容姿端麗、学業優秀、スポーツ万能、金持ちの家に生まれ、超美人の姉妹までいる。順風満帆な人生を送る千秋には悩みがあった。 なぜか! ま〜ったく女の子にモテない! 生まれてから一度も恋をしたことがない! 高校では心機一転、女子にちやほやされる日々を送ってみせる! そう誓った翌朝、目覚めた千秋は女の子になってしまっていた。自慢の外見を失ってしまった千秋は大ショックを受けるが、鏡で見た「わたし」の姿は、めちゃくちゃ可愛い! さっそく妹に見せびらかしに行く千秋だったが、女子にモテモテな双子の妹・楓の身にも、とんでもない異変が起こっていてーー これは埼玉県が誇る美少女三姉妹の次女、千秋ちゃんによるーーまったく恥ずかしくない堂々たる初恋の物語である。
「友達から聞かれたんだけど……蒼汰ってどんな子がタイプなの?」 悩める高二男子・瀬高蒼汰はある日、幼馴染で片思い相手・藤白乃愛から珍しい相談を受けていた。 「乃愛……! まさかそれって……」 「ち、ちがっ、これはトモダチの話だからね!?」 この手口なら、恋愛に疎い蒼汰でも知っている。 〈〈“友達の話”で始まる恋バナは、たいてい本人のことである!〉〉 --つまりは乃愛も蒼汰のことが!? と思いきや後日、蒼汰は他の女子から告白されてしまう。まさか本当に“トモダチの話”だった? でも乃愛はグイグイ甘えてくるし……“トモダチ”って一体誰なんだ!?
体育祭を経て、恋人になった俺と吉野さん。屋上で駄菓子パーティーしたり、繁華街の癒しスポットを開拓したり、些細な時間がすごく楽しい。 そんなある日、映像編集の腕を買われて、後輩の(売れない)アイドルの「JKコンテスト」を手伝うことに。動画を毎日アップするのは正直大変だけど、吉野さんも一緒なら夏休みに伊豆に合宿ーーお泊まりイベントも発生するということで……! けどコンテストには、俺の苦い過去を知る人物も参加していて……。 素顔を見せあう二人でも、好きだからこそ見せられない顔もある。それでも……やっぱり大切だから。不器用に、だけど着実に二人の距離が縮まる第2巻。