2024年2月発売
伝説の腐敗竜を討伐したレイト。その噂は各地へ広まり、彼と手合わせをしようとする武芸者達が冒険都市に続々と集結する。無益な争いを避けるべく、レイトは仲間達を連れて故郷の森に里帰りしたのだが、森の中で太古に滅んだ遺跡を発見する。そこには激レア素材がたくさん眠っているが、強大な魔物も棲んでいてーー!? 最弱職からの異世界逆転ファンタジー、文庫化第5弾!
戦闘も発明もお手の物。そんな領主がたじろぐ相手とは…クオード王国の北の果てー国内一の貧困地だった「デデル領」は、不思議な本の力で文武両道となった領主ロドニー=エリアス=フォルバスの活躍によってその活力を増大させていった。借金を完済した若き領主が次に立ち向かうのは、貴族として、男として避けられないあの責務だ。歴史に名を残す男の、恋の行方は果たしてどうなる!?
とある乙女ゲームの世界へ転生したカムデン侯爵家の娘セラフィーナは、婚約者である王太子のクリストファーが『精霊の石』によって、二十五歳までに死を迎え、人生を『やり直し』させられているという話を聞かされる。そうして度重なる『やり直し』の中で、今回でループを抜けるための手を打ち切ったらしいことを告げられる。はたしてクリストファーは、この終わらないやり直しを抜けられるのか…?ループを抜けるための条件とは…?年の差、溺愛、乙ゲー転生ファンタジー第二弾、開幕!
悪女に仕立てあげられ、家族に殺されては死に戻るループを繰り返し続けている公爵令嬢のキサラ。 未来に進みたい、生きたいと願うキサラの前に現れたのは、彼女を狙う暗殺者のアッシュだった。 「ねえ、暗殺者さん。私を……ここから連れ出してくれないかしら?」 一族の仇敵の娘として狙うアッシュに対し、キサラは彼への協力と引き換えに逃避行を望む。 互いの宿命にケリをつけて、自分らしく生きる道を探すため、悪女と暗殺者が協力して王国に復讐をはじめるーー。 ハッピーエンドを探す悪女の物語、ここに開幕。
「私はグラントリー・シングレア。あなたの夫となる男だ」 母が亡くなり、自分に無関心な父のもと 義母と義姉に虐げられながら暮らす子爵令嬢・アリーシア。 孤独な生活に耐えていたある日、義姉に婚約話が舞い込んでくる。 相手は、眼帯をしても隠せない大きな傷跡を持つ、聖竜の守護者・シングレア伯爵。 怯える義姉に代わりアリーシアが嫁ぐことになるが、彼は幼い頃の思い出の人で…!? 身代わり婚から始まるシンデレラストーリー!
あと半年我慢すれば、この家から逃げ出せる。母が亡くなった後、自分に無関心な父のもと、義母と義姉に虐げられながら暮らすアリーシア。飛竜便事務所での聖竜を守護する若様との思い出を胸に耐えていたある日、義姉に婚約話が舞い込んでくる。 相手は、眼帯の下からも見える大きな傷跡を持つというシングレア伯爵。 だが顔合わせの日、恐怖で逃げ出した義姉の代わりにアリーシアが嫁ぐことにーー!? 「私はグラントリー・シングレア。あなたの夫となる男だ」 絶望するアリーシアの前に現れたのは、幼い頃の思い出の人…。身代わり婚から始まるシンデレラストーリー!
珠を守るため自らを封じた銀市。彼を救うべく、珠は命を賭けて封印に入り込む。刻限は彼女を守る“髪飾り”の牡丹が散りきるまでー。しかし、封印の中で再会した銀市は記憶を失い、珠を「知らない」と言い放つ。珠はそこで、人を拒絶していた遠い過去の銀市を知ることに。それでも一心に彼のことを想い…。一方の銀市も、見知らぬはずの少女・珠に記憶を揺さぶられ、どうしようもなく彼女に心寄せてしまう己に戸惑っていた。刻々と時が迫るなか、封印の内側では、銀市の岐路となった江戸の大火事件が再現され…?
大国ドルマンの第一王女ジョジュは王位継承争いに敗れ、継母殺しを企てた悪女と汚名を着せられてしまう。さらに国を追放され、辺境の小国ロニーノへ嫁ぐことに。失意のジョジュを迎えたのは冷酷無慈悲と噂のエミリオン王だった。 「愛を求めるな」と言ったエミリオンだが、敵ばかりの祖国とは違いジョジュを公正に扱ってくれた。ジョジュは生来の聡明さを取り戻し、若き王に反発する者の陰謀が渦巻く王宮で味方を増やしていく。凛とした姿は頑ななエミリオンを変え、二人は次第に心を通わせるが、元王妃候補の令嬢が現れーー。 ==人物紹介== ○ジョジュ ドルマン王国第一王女。 将来女王となるべく学んできた。 王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。 ○エミリオン 前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。 大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。 第一章 全てから裏切られた王女 第二章 愛のない結婚式 第三章 真夜中の襲来 第四章 不必要な資金 第五章 中心都市プルペの視察 第六章 あきらめられない女 第七章 離宮テオフィロス 第八章 月夜の舞踏会 第九章 犬ぞりレース 第十章 氷城の裁判 第十一章 戴冠式
鬼を封じる「守り姫」として、星護神社に迎えられた透子。穏やかな年末、同居する千尋との距離もさらに縮まる。ところが、年始早々透子は神坂本家での修業を命じられてしまう。心配した千尋は傍で透子を守ると宣言する。 早速、千尋に心を寄せる当主の娘・千不由の取り巻きによる嫌がらせが始まる。だが透子は千尋に支えられ、術者の千瑛や千尋の兄・和樹の教えで異能を習得していく。 一方、本家の開かずの蔵。透子への嫉妬を募らせる千不由は禁忌を犯そうとしていた。それは、本家への鬼の襲撃につながってーー。 ===キャラクター紹介=== 芦屋透子 高校2年生。 行方不明の母を捜すためにも、本家で異能の修業をすることに。 引き続き千尋と同居中。 神坂千尋 高校2年生。 異能をもたないことに悩んできたが、式神のだいふくは千尋の中に眠る「力」について、何か知っているようでーー? だいふく 透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。 人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 プロローグ 第一章 年暮れて 第二章 かみざかい、の人々 第三章 表裏 第四章 虜囚 第五章 擬態 第六章 暴露 エピローグ あとがき
都内美大の映像科に通う芦屋啓介は困っていた。 「写真に男が映る。削除できない」と言う親友の様子がおかしい。 啓介が彼の怪奇現象に巻き込まれそうになった時、日本画科の美しい少女、月浪縁に救われる。 縁には「絵に描いた人間に怪奇現象が起こると絵に異変が現れる」という特殊能力があった。 それを生かして人助けをする彼女に啓介は手伝いを申し出る。 そして啓介は縁を中心に巻き起こる不可思議な世界を知っていきーー。 「君にも語るべき怪談があるはずだ」 美大の怪談は、おもしろい。 「第一章 ドッペルゲンガー」 「第二章 仮面」 「第三章 コレクション」 「第四章 麒麟の筆」 「エピローグ」
付き合っていた少年・新から、突然別れを告げられた少女・旭。思い出を引きずったまま高校生になったある日、新が病死したという知らせを受ける。彼がつけていた日記帳を受け取った旭は、その日記に書かれた驚くべき“秘密”を知ってしまう。「何度でもー何度でも、新に、大好きだよって伝えたい」旭はそう願うが、それはとても不幸せで、幸せな“初恋のやり直し”のはじまりだったー。カクヨムWeb小説コンテスト受賞の大ヒット作品が、遂に文庫化。号泣必至のラブストーリー。
稀少薬『ノア』の真相を突き止め、積年の思いを晴らしたフェリア。 次なる難題は、公爵令嬢サブリナと騎士ビンズーー身分違いの二人をどう婚約させるかということ。 しかし草原の国モディの跡目争いに巻き込まれ、サブリナが王子たちに狙われてしまう! 忠臣のためにフェリアとマクロンが取った策とは!? 成り上がり王妃の爽快★邁進劇、【終幕】!!
悪役令嬢シンシアに転生した私。しかもヒロインは私の婚約者を狙っているらしい。それならサクッとお別れして新しい婚約者を見つけます!あら、悪役令息と言われたヤンデレキャラのシライヤ(公爵家の三男)、実はいいのでは?いや、かなりいい!「私、あなたと結婚がしたい!」悪役令嬢の愛が悪役令息を救う!?逆シンデレラストーリー開幕。
わたし、野村響子。虹北商店街に暮らす、ピカピカの中学一年生!クリスマスムードに染まる商店街で、貴重な青春の一時を愉快な大人たちとの映画撮影に費やしている。「探し物があるんだ」-そう言って春に旅立った幼馴染みの名探偵・虹北恭助はまだ帰ってこない…。恭助のいない日常は、本当に普通の日常だ。(愉快な大人たちと映画を撮るのは、すごく非日常って感じもするけど、それがなんだって言うのよ!)けれど、そんな平穏な日常の風景には、わたしには気づけなかった「寂しさ」が隠されていたー
廃部の危機から『ボードゲーム研究会』を守り抜いた高岩剛だったが、小柄で可愛らしい先輩の峰内風を入部させることができずにいた。なかなか彼女に勝つことができないままの剛だったが、一緒に登下校をする仲となっている今の関係にどこか居心地の良さを感じていた。そんな平和な日々を過ごしていたある日、剛のクラスにイギリスから交換留学生のレインがやってくる。どうやらレインには、峰内風と浅からぬ因縁があるようでー!?「やっと見付けたよ。久しぶりだね」「お、おま、お前は…!」之雪とそふらが贈る、ドタバタ放課後部活動ラブコメ、第二弾!!
「今の私に、鷗に好きになってもらえる資格は、ある?」募る想いがついに溢れだし、鷗に迫る梅雨。そんな梅雨への恋心を自覚しつつも、鷗はギリギリのところで踏みとどまっていた。もう、向日葵を裏切れない。だから、梅雨の想いに応えてはいけない。しかし、すでに時遅く、2人はその現場を向日葵に目撃されてしまう。かつての憧れの人と、いま大切にしなければいけないカノジョ。2人の間で揺れ動く鷗は、傷ついた向日葵に、梅雨とはもう会わないと告げるのだがー。わかっていても、離れられない。純粋で真っ直ぐな略奪愛の物語、誘惑と堕落の第2巻。
王国を襲う未曾有の危機をなんとか退けたリオンたち。次期国王の座が近づいたセレスティア王女の元に王家から、麻薬が流出しているという領地を調べるよう命令が下った。セレスティアの命により先行して現地に向かうリオン。そこでアインという危険な男と接触し、犯罪組織への潜入に成功する。一方、セレスティアはクレハと共に異国の姫君一行として、領主の屋敷に正面から入り込んでいた。二人は裏と表、それぞれのやり方で領地の闇を暴いていく。「お前をー逃がすと思うのか!」魔境育ちの最強王子による暗躍無双ファンタジー第二弾!
離れ離れになった三姉妹は大学入学を機に義妹として一緒に過ごすことに……。 子供の頃は甘えん坊だった三人は美人になり、なぜか独占欲が強くなっていた! 再会をキッカケに美少女三姉妹に迫られる青春ラブコメ! 「今日ね、大学ですごく優しい男の人に会ったの」 「……えっ、心々乃も!?」 「え? 真白お姉ちゃんも?」 大学入学前から【美少女三姉妹】と噂されていた花宮真白、美結、心々乃。 周囲の目線を独占する彼女たちには過去、生き別れになった義理の兄がいた。 それが実は入学後すぐに知り合った主人公・遊斗で……。 「前に三人で話してた優しい人が遊斗兄ぃだったってオチでしょ?」 遊斗は普通に接しているはずが、なぜか三姉妹が言い寄ってくる!? 「ほかのふたりには内緒だよ……?」 十数年ぶりの再会をキッカケに義妹三姉妹に好かれ尽くされる美少女ハーレムラブコメ。
「ねえ、しろー…ちゅーしていいですか?」普通の青春を送るため上京してきた紅月史郎は学校の帰り道、吸血鬼のテトラと出会う。人間離れした美しさとスタイルを持つ彼女だが、実は吸血鬼なのに血が苦手だという。史郎は新鮮な血でないと飲めないというテトラの空腹を満たすため血を差し出す。「そこまで言うなら味見してあげなくもないのですよ?」と言いながらひと口飲むと次第に表情がとろけだしー?「しろーの、もっと欲しいです…」なぜか史郎の血と相性が良すぎて依存してしまいテトラの好意がだだ漏れに!?毎晩ちゅーをせがむ吸血鬼のお姫様とのデレ甘ラブコメ!!