制作・出演 : ウィルヘルム・フルトヴェングラー
ワーグナー:管弦楽曲集ワーグナー:管弦楽曲集
フルトヴェングラーが得意としたワーグナーの、第2次大戦後の比較的録音のいい演奏をまとめた作品。最後の録音となった「ワルキューレの騎行」はもちろん、フラグスタートによる「愛の死」も絶品だ。
ブラームス:交響曲 第1番ブラームス:交響曲 第1番
ベルリン・フィルとの1952年のライヴ盤と並び称される、フルトヴェングラー・ファンにはおなじみの名盤。壮大なスケールと緊迫感が、凄まじい熱気を生み出している。録音は古いが、同曲の代表的録音のひとつ。
マーラー:歌曲集≪さすらう若人の歌≫≪亡き児をしのぶ歌≫マーラー:歌曲集≪さすらう若人の歌≫≪亡き児をしのぶ歌≫
若きフィッシャー=ディースカウの名唱が聴ける一枚。なかでもフルトヴェングラーとの濃密な「さすらう若人の歌」は掛け値なしの名演だ。ケンペとの緻密な演奏も素晴らしい。「リュッケルト」は円熟の名唱。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫
強靭な演奏で圧倒するというものではなく、堅固な構築力を持ちながら、神秘的な美しさでドイツ精神の一面を表出した録音。緊張感の高い、巨匠2人のコラボレーションが感動的だ。
ベートーヴェン/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ベートーヴェン/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
メニューインの代表的な録音。第二次大戦後いち早くフルトヴェングラーの復帰運動を繰り広げたメニューインを、フルトヴェングラーが大きな包容力でしっかりと支えている。至福のひと時が味わえる一枚だ。
ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫
制作・出演
ウィルヘルム・フルトヴェングラー / エリザベート・シュワルツコップ / エリザベート・ヘンゲン / オットー・エーデルマン / ハンス・ホップ / バイロイト祝祭合唱団 / バイロイト祝祭管弦楽団 / ベートーヴェンベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫
数え切れないほど繰り返し発売されてきた、20世紀の一大名盤のひとつ。第2次大戦後初めてバイロイト音楽祭が再開された初日に演奏されたもので、得も言われぬ高揚感に満ちた、死ぬまでに1度は聴いておくべき録音だ。
フルトヴェングラー・ベートーヴェン交響曲全集フルトヴェングラー・ベートーヴェン交響曲全集
制作・出演
ウィルヘルム・フルトヴェングラー / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / エリーザベト・シュワルツコップ / エリーザベト・ヘンゲン / ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 / ハンス・ホップ / バイロイト祝祭合唱団 / バイロイト祝祭管弦楽団 / ベートーヴェンウィーン・フィルとのスタジオ録音を中心に、バイロイトでのライヴやストックホルム・フィルとの共演などを加えた全集版。最新のリマスターが施され、日本版LPの紙ジャケットが再現されているのも嬉しい。