制作・出演 : エアロスミス
ライヴ・ブートレッグライヴ・ブートレッグ
第一期絶調期を総括したライヴ盤(78年)。当時から不法に乱発されていた海賊盤に対する皮肉を込めたチープなジャケットはCDサイズのためか毒を失しなってしまっていて残念。しかし、それを凌駕する熱さは健在でハード・ロック入門盤としても適。
ナイト・イン・ザ・ラッツナイト・イン・ザ・ラッツ
修道院で録音するなど緻密な音作りを極めた前作に続いて発表された本作は、エアロファンにとっては少々物足りない内容だった。バンド解散、ジョー・ペリー脱退など良くない噂ばかりが当時流れたが、愛娘に授けた(9)だけはエアロ節の真髄を垣間みる名曲だ。
美獣乱舞美獣乱舞
オリジナル・メンバーのジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォード脱退後、新編成で82年に発表した9作目。再びジャック・ダグラスをプロデューサーに迎えながらも往時の勢いはなく、迷いが感じられる作品。(5)はジャズの名曲をカヴァーした異色作品。