制作・出演 : ギドン・クレーメル
第1番は、2度目の録音。第2番はフルート・ソナタの編曲で、第1番のほうが、音楽的深さも、技術的高さも上だ。その、第1番で、2人は驚異的な名演を聴かせている。捕らえて離さない強烈な魅力がある。
2006年のモーツァルト生誕250年を記念して、アルヒーフとドイツ・グラモフォンから、録音と演奏の双方を勘案して、最良のアルバムを50枚セレクト。どれを選んでも安心して聴くことが出来るものばかりだ。
2006年のモーツァルト生誕250年を記念して、アルヒーフとドイツ・グラモフォンから、録音と演奏の双方を勘案して、最良のアルバムを50枚セレクト。どれを選んでも安心して聴くことが出来るものばかりだ。
作品の新旧を問わず、常に新しい光を照射して、新たな魅力を開拓しているクレーメルと彼のオーケストラが、シューベルト晩年の弦楽四重奏曲に挑んだ。彼らによって、シューベルトがどう変貌したか。
制作・出演
オレグ・マイセンベルク / カレン・シガース / ギドン・クレーメル / ギヤ・カンチェーリ / クレメラータ・バルティカ / ザ・ブリッジ・アンサンブル / ダヴィッド・トンコノグイ / ヘレン・カラス / ミハイル・シュミット制作・出演
エドガー・ガッジーズ / ギドン・クレーメル / クレメラータ・ムジカ / クレメンス・ハーゲン / ショスタコーヴィチ / ミヒャエル・ゲルトナー / ヨーロッパ室内管弦楽団 / ルドルフ・バルシャイ / ヴァディム・サハロフ全曲録音からパルティータの3曲だけを収めたもの。パルティータは2度目の録音。20世紀後半に録音された無伴奏演奏の最高峰のひとつ。クレーメル以外の誰からも得られない至高のひとときが持てる。
クレーメル、カシュカシアンとの共演が話題を呼んだアルバム。モーツァルト晩年の傑作三重奏曲を、緊張感にあふれた緊密な演奏で聴かせ、さすが名手3人のアンサンブルと聴き手を唸らせた1枚。
普通の演奏家なら、ヴァイオリン的美感とやらで艶やかかつ甘美に歌って終わりそうな曲である。しかしそこはクレーメル。響きの質感や色を頻繁に変化させ、作品のイメージを覆すほどの技アリ的演奏を聴かせる。アファナシエフもクセ者。
しかしテンション高いなと思わされるが名演奏なのだ。聴きはじめたとたんに思わず引き込まれるわけだが、「現代におけるクラシック」という業を背負っているようにも聴こえたりして。もともとデジタル録音なので、リマスタリングの効果は、遠景の解像度向上という感じ。
制作・出演
アロイス・ポッシュ / イザベル・ファン・クーレン / エドゥアルト・ブルンナー / ギドン・クレーメル / クラウス・トゥーネマン / シューベルト / タベア・ツィンマーマン / ダーヴィド・ゲリンガス / ラドヴァン・ヴラトコヴィチ夢にハマって沈潜してしまうと何だかぼんやりしてしまいかねないシューマンのロマンを、持ち前のワザを駆使してウツツの世界に繋ぎ止め、耳を覚醒させてくれる快演。アルゲリッチの思い切り、クレーメルの分節凝視、いずれも“スレスレ”だがライヴに面白い。