制作・出演 : サラ・ヴォーン
「聖なる歌声の持ち主」ことサラ・ヴォーンが、最高潮にあったベイシー・オーケストラと共演。幅広い声域を生かしたスキャット&フェイクが見事。 1. 煙が目にしみる 2. ドゥードリン 3. ダーン・ザット・ドリーム 4. ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングズ 5. ヴァーモントの月 6. ノー・カウント・ブルース 7. チーク・トゥ・チーク 8. スターダスト 9. ミッシング・ユー 【パーソネル】 サラ・ヴォーン(vo) サド・ジョーンズ(tp, cond) スヌーキー・ヤング(tp) ジョー・ニューマン(tp) ウェンデル・カレイ(tp) アル・グレイ(tb) ベニー・パウエル(tb) ヘンリー・コーカー(tb) マーシャル・ロイヤル(cl, as) フランク・ウエス(as, ts, fl) フランク・フォスター(ts, arr) ビリー・ミッチェル(ts) チャールス・フォルクス(bs) ロンネル・ブライト(p) フレディ・グリーン(g) リチャード・デイヴィス(b) ソニー・ペイン(ds) ジョニー・マンデル(arr) ルーサー・ヘンダーソン(arr) ★1958年1月5日、12月15&23日、ニューヨークにて録音
最高の音で楽しむために!
発売元
日本コロムビア株式会社1940年代のパーカーを捉えた壮大な2枚組。まさに『ヴェリー・ベスト・オブ〜』と言えよう。しかもサヴォイ、ダイヤル、ヴァーヴとなれば手元に置きたくなるというものだ。さらにはライナーの二氏がなかなか蘊蓄のある言葉を残す。菊地成孔氏曰く「パーカーを否定する音楽家はいない」。言い得て妙である。
制作・出演
DJKGOakaTanakaKeigo / サラ・ヴォーン / チェット・ベイカー / デイヴ・ブルーベック・カルテット / ナット・キング・コール / ビリー・ホリデイ / フランク・シナトラ / ルイ・アームストロングLD&KがおくるジャズのミックスCD。当然、各曲フルコーラスではないものの、本物の演奏が40曲も聴けるという点でお買い得感は高い。シナトラ、ナット・キング・コール、サッチモ等のクラシックスを収録。
発売元
ピーヴァインレコードジャズ・ヴォーカルの最高峰に君臨するサラが71年、メインストリームに残した希少盤。ビートルズやマーヴィン・ゲイ、ボブ・ディランなど、当時の流行歌をポップス調のアレンジで歌っている。時代の空気を感じさせる音作りだが、その歌には時代を超えた普遍性が。
テーマを排除した「枯葉」で繰り広げられる驚異的なスキャットと、バラッドでの豊潤なフェイクで女王の貫禄を見せつけた、サラ・ヴォーンの表現力の奥深さを感じる傑作。ジョー・パスのサポートも光る。
未発表だったサラ40代後半のライヴ録音。ピアノ・トリオをバックに得意の「テンダリー」やビートルズ曲などを圧倒的な迫力で熱唱。15分近い最後のジャムは、ロイ・エルドリッジ、ズート・シムズ、クラーク・テリーなどJATPオールスターズとの共演。興奮。女傑健在。
メインストリーム・レーベルにおけるサラの第2作目となる本作は、ほとんどの曲が歌モノ大好きな巨匠のペンによるもの。ルグラン・ソングブックと解釈してもいい。総勢104人もの奏者を束ねたオーケストレーションをバックに、サラが堂々の歌いっぷりを聴かせる。