制作・出演 : サン=サーンス
制作・出演
クリスティーナ・オルティス / サン=サーンス / シャルル・デュトワ / パスカル・ロジェ / ピーター・ハーフォード / フィルハーモニア管弦楽団 / モントリオール交響楽団 / ロンドン・シンフォニエッタサン=サーンスのもっとも有名な3つの管弦楽曲を収めたアルバム。フランス音楽を得意とするデュトワが、モントリオール響など3つのオーケストラを振り、それぞれの美点を引き出した色彩豊かな演奏となっている。
80歳を越えた現役演奏家の、真正のスタジオ録音である。的確なボウイングと年輪を実感させる音楽の深みが驚異的バランスを保っている。演奏はワン・テイクというからまた驚く。少々酷かとも思われるが、伴奏者たちには荷が重すぎた感があるのは否めない。
仕事に人間関係に疲れ気味のアナタに贈るクラシック・コンピレーション。人間の声にも近い音色を持ったチェロによる暖色系の響きが、心身ともに心地よいマッサージをしてくれる。
NHK交響楽団の“顔”として、木管楽器セクションを支えてきた彼。引退後もソリストとして積極的に活動を続けている。今回の近代のフランスものは、彼の十八番。フランス仕込みのしなやかで華やかな音色、スタイリッシュなアプローチは変わらずに、円熟の音楽が味わえる。
ありそうでなかった組み合わせで、第一印象のお得感が良い。演奏もなかなか秀逸。決して大向こうを狙うというわけではないが、きっちりと上品に仕上げている。サン=サーンスはスケール感も豊かだし、フランクの方は特に第2楽章以降が優れている。
制作・出演
アラン・マリオン / ギャビー・カザドシュ / サン=サーンス / サー・コリン・デイヴィス / バイエルン放送交響楽団 / フィリップ・アントルモン / フランス国立管弦楽団 / ヨーヨー・マ / ロリン・マゼール今や世界最高のチェリストとして押しも押されぬ存在となったヨーヨー・マの記念すべきデビュー・アルバムからサン=サーンスのチェロ協奏曲とデビュー前にアントルモンたちとのアンサンブルを録音した「動物の謝肉祭」とシューマンの名協奏曲をカップリングしました。1981年の発売当時には、その音楽性と驚異的なテクニックに「カザルス以来の天才チェリスト現る」と世界中で絶賛されましたが、デビュー当時のみずみずしく伸びやかな演奏がここには記録されています。
バッハから、カザルスが弾いて平和の象徴的な曲になった「鳥の歌」まで、古今のチェロの名曲を集めたアルバム。深々とした低音からヴァイオリンを思わせる高音まで、剛柔あわせ持ったチェロの魅力が堪能できる。
コラールが満を持して録音した全集。古典的な均整美と豊かな色彩感とが一体となった作品を、コラールはクールに洗練された味わいを持って演奏し、新たな魅力を創出している。プレヴィンによるバックも素晴らしい。
発売元
日本コロムビア株式会社サン=サーンスの唯一現在でも上演される名作。ルートヴィヒのデリラ、キングのサムソンと、二人の名唱が聴ける好盤だ。パタネーの活き活きと躍動感あふれる指揮が、この盤の価値をいっそう高めている。
TVドキュメンタリーで放送された、ホスピス病棟で病をおしての最後の演奏会は、本当に感動的だった。この録音は30代に入ったばかりの若い彼のもの。聴きなれたメロディの数々が、彼の“歌”で瑞々しく蘇る。その温かく誠実な人間性を物語るかのようでもある。
オーケストラの魅力を最大限に引き出したサン=サーンスの管弦楽曲3曲を収録。小澤の色彩感覚、鋭利なリズム感、そして繊細な描写力が存分に発揮された演奏として、高く評価されているアルバムだ。
カラヤン唯一のサン=サーンスが、交響曲第3番というのもカラヤンらしいと言える。オルガンはノートルダム寺院での別録りで、録音も含めたカラヤンの絶妙なコントロールが隅々にまでいき届いた名演だ。
発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
コンサート・ホールにパイプ・オルガンが設置され始めた頃に作られた、サン=サーンスの代表的な作品。2楽章を4部に分け、各楽章の後半にオルガンが入る。特に第2楽章が壮麗な盛り上がりをみせている。