制作・出演 : シカゴ交響楽団
制作・出演
アドルフ・ハーセス / ウィリアム・エリオット / クラーク・ブロディ / サミュエル・マガド / シカゴ交響楽団 / ジェイムズ・レヴァイン / ジェイ・フリードマン / チャイコフスキーストラヴィンスキーが予想通りの名演。活きいきとしたリズムと全体の流れが、素晴らしい。全曲版をあらためて録音してほしい。チャイコフスキーも素晴らしい。哀愁とか感傷とは無縁の、爽やかで気持ちのよいチャイコフスキー。シカゴ響がべらぼうに上手い。★
ウィンナ・ワルツやポルカ……といえば、小粋さや戯れを求めるかもしれない。しかし、ライナーの指揮は真摯で緻密。「美しく青きドナウ」の格調高い旋律と崩れのないリズム。さわやかな風が吹き抜ける「〜の村つばめ」の心地よさ。音楽的純度の高い名演だ。
6枚組で101曲を収録した、究極のコンピレーションBOX。TV、映画、学校、癒し、思い出、ドラマティックという6つのテーマに分かれ、それぞれ、ユニバーサルが擁する一流の演奏家を配している。
やっぱりバーンスタインは上手い、ということを、今さらながら実感させてくれる演奏です。感情移入がマーラー並みで、長い第7番など、細かに表情を変え、色彩感も鮮やかで、タメの具合や、重いリズムと軽いリズムの転換など、素晴らしい。それは、第9番でも言える。★
第1回チャイコフスキー・コンクールで優勝をかっさらい凱旋帰国した直後に録音されたのは、チャイコの第1番だけではない。このラフマニノフの第3番は、センセーショナルとはまた別次元の、クライバーンの真のロマンティシズムとピアニズムを示している。
制作・出演
エルガー・ハワース / ゲオルグ・ショルティ / シカゴ交響楽団 / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル / ムソルグスキー / レオポルド・ストコフスキー / ヴラディーミル・アシュケナージ / 神谷百子オリジナルのピアノ版をはじめとして、さまざまに編曲された「展覧会の絵」が楽しめるアルバム。ラヴェルとは一味違うストコフスキー版や吹奏楽版、ユニークなマリンバ版など、興味は尽きない。
豪勢なオケの響きである(特に金管)。ライナー唯一の「新世界」だが、シカゴ響の持つ力量をこれでもかと投入し、パワフルで重厚な彼ならではの音楽に仕上げているところは見事だ。第2楽章は思ったより淡々とした印象。聴きものは終楽章で、痛快この上ない。