制作・出演 : ショスタコーヴィチ
ショスタコーヴィチ/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ショスタコーヴィチ/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
渡辺玲子の2年ぶりのアルバムは名協奏曲のカップリング。シリアスになり過ぎず、ドライ気味に進めていくショスタコに、音楽をグイグイと引っ張るように進めていくチャイコ。どちらも彼女らしいクールな視線と高度な技術に支えられた堂々たる出来映えだ。
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 二短調 Op.47「革命」 チャイコフスキー:祝典序曲 Op.49「1812年」ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 二短調 Op.47「革命」 チャイコフスキー:祝典序曲 Op.49「1812年」
随分遅く感じられるが、特に遅いというわけではない。一フレーズずつ実に丁寧に仕上げていて、とりわけ弱音でのニュアンスを大切にして、きちっとオーケストラをコントロールしている。第4楽章冒頭の激しさもハメを外さない。「1812年」の方も、スタイリッシュだ。
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 チャイコフスキー:アンダンテ・カンターレビレ グラズノフ:吟遊詩人の歌ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 チャイコフスキー:アンダンテ・カンターレビレ グラズノフ:吟遊詩人の歌
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲≪ある偉大な芸術家の想い出のために≫ 他ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲≪ある偉大な芸術家の想い出のために≫ 他
ショスタコーヴィチ:祝典序曲、「森の歌」&交響曲第6番 交響曲第7番「レニングラード」ショスタコーヴィチ:祝典序曲、「森の歌」&交響曲第6番 交響曲第7番「レニングラード」
制作・出演
グリンカ音楽院少年合唱団 / ゲンナジ・ベズベンコフ / サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団 / サンクトペテルブルク合唱団 / ショスタコーヴィチ / セルゲイ・キセリエフ / ユーリ・テミルカーノフ / ヴァレリー・オウスペンスキ / ヴラディーミル・ベグレツォフテミルカーノフの洗練された指揮により、ショスタコの音楽語法がじつにクッキリした姿で描き出されている。まさに20世紀の古典としての評価を揺るぎないものにする名演。「森の歌」ではスターリン礼賛色が濃厚な1949年の初演版をあえて採用している。