制作・出演 : ジョージ・ムラーツ
マイ・フェイヴァリット・シングスマイ・フェイヴァリット・シングス
フリードマンはキャリアの長いピアニストだが相変わらず新鮮な響きを保っているところが素晴らしい。美しいタッチと印象的なフレーズが表情豊かに迫ってくる。バラードにおけるリリカルなプレイがこのひとの持ち味だ。それがこの作品でも魅力を放つ。
クール&ボッサクール&ボッサ
日本贔屓のニューヨーク・ウーマンが、日本企画に乗って持ち場を広げていった80年作品で、ジョビンやエドゥ・.ロボらの代表曲をため息混じりにクールに歌ったアルバム。ただ、何でもないひと声の向こうに、凛とした歌の世界を創る。これにはいつだって脱帽だ。
アフロ・ブルーアフロ・ブルー
74年にサド・ジョーンズ〜メル・ルイス楽団に加わって来日した際、東京で録音されたディー・ディーのデビュー作。タイトル曲の熱唱が圧倒的。エネルギッシュなブルース・メドレーも素晴らしい。野性味たっぷり、スケールの大きな歌声が印象的。当時彼女は23歳だった。
ミスティーミスティー
発売元
株式会社ポニーキャニオンゴスペルにルーツを持つチェスナット、ベースの巨匠ムラーツ、ドラムの俊英ナッシュというトップ・プレイヤーによる5枚目の作品。誰もが知っているスタンダードの数々を、てらいのないストレートなジャズで再構築。ジャズの楽しさと魅力を凝縮した作品。★