制作・出演 : スティーヴ・ガッド
エンド・オブ・ア・レインボーエンド・オブ・ア・レインボー
発売元
キングレコード株式会社CTIの歌姫、パティ・オースティンのデビュー・アルバム。すでに完成されたヴォーカルが聴ける傑作だ。豊かな声量に支えられて、じっくり歌い込むバラードは訴求力の大きさが素晴らしい。
スーパー・トリオスーパー・トリオ
ジャム・バンド的な活動も展開するマクブライドだが、ここではストレートアヘッドな演奏でチックをバックアップ。(2)(4)(7)といったお馴染み曲ではベースが変わったぶんの演奏の変化が楽しめる。スーパー・トリオであるとともに、多様な三人の集積が楽しい。
アルティメット・アドヴェンチャーアルティメット・アドヴェンチャー
制作・出演
アイアート・モレイラ / カルレス・ベナヴェン / スティーヴ・ガッド / チック・コリア / ティム・ガーランド / トム・ブレックライン / フランク・ギャンバレ / ヴィニー・カリウタこのアルバムにはヴィニー、スティーヴ、トムほかチックを支えた歴代の名手が顔を揃えた。(6)(7)のスティーヴはスネア一発で極上のグルーヴを叩き出し、まるでマイルス・グループのフィリー・ジョーのよう。16ビート・ジャズの世界を無限に拡げたチックらの存在感を思い知る。★
マッド・ハッターマッド・ハッター
チックが最もクリエイティヴィティに溢れていた70年代後半の名作。L.キャロルの『不思議の国のアリス』をモチーフに、チックならではのゴージャスで綿密なサウンドが展開されている。参加メンバーも豪華。