制作・出演 : スティーヴ・ヴァイ
84年にソロ活動をスタートさせ、四半世紀にわたり超絶ギタリストとして活躍するスティーヴ・ヴァイのライヴ・アルバム。ヴァイオリンを加えた、2007年のライヴ・ツアーの模様を収録している。
豪華メンツを適宜配し、故ハイラムに捧げた本作でもスターンという奏者が強いロック気質の持ち主とわかる。ヴァイ&ウェックルとの「ビッグ・ネイバーフッド」「モロッキャン・ロール」はもろにハード・ロック、ジョンソンとの「6thストリート」「ロング・タイム・ゴーン」も、始めソフトで徐々に“地”が。全編メロウな「ソング・フォー・ペッパー」、ファンキーな「ザッツ・オール・イット・イズ」も◎の痛快ギター。
ギタリストの2枚組アルバム。ディスク1はこれまでの作品をオーケストラをバックに演奏、ディスク2はオーケストラが演奏した作品集だ。特に後者はクラシックでもイージー・リスニングでもないジャンルを超えたサウンドで、音楽性の幅広さなど、いろいろと興味深い。
スティーヴ・ヴァイ5年ぶりのアルバムは、伝説のデイヴ・リー・ロス・バンド以来、17年ぶりにビリー・シーン(b)とタッグを組んだ話題作だ。流麗かつエモーショナルなヴァイのギターと、攻撃的なシーンのベースが激しいバトルを繰り広げるファン必聴作。
エキセントリックな芸術的プレイの数々で魅了する“進化するギターの革命児”スティーヴ・ヴァイの2ndソロ・アルバム(90年作品)。超絶技巧のギターが冴える、プログレッシヴで壮大なコンセプト作。
前作『ファイアー・ガーデン』をさらに進化させたヴァイの芸術のひとつの到達点といえる99年作品。ギター・インストとヴォーカル曲の2部構成で、話題を呼んだB'zとの共作共演曲「エイジアン・スカイ」も収録されている。
強力バンド作『セックス&レリジョン』に続く2年ぶりのアルバム(95年作品)は、史上最強のバンド“VAI”をあっさりと方向転換し、一転して全編インストで構成。まさに進化し続けるギタリストに相応しい作品。
前作『エイリアン・ラヴ・シークレット』より1年半ぶりとなった本作は、ヴァイの芸術をさらに進化させた“ギター叙事詩”とでもいうべき壮大なスケールの芸術的な作品で、エキセントリックなギターが堪能できる。