制作・出演 : セルゲイ・プロコフィエフ
プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
気分爽快になるアルバム。ヴェンゲーロフの腕前に改めて感心するとともに、素直な音楽に心洗われる思い。深みには遠いかもしれないけれど、この溌剌としたのびやかさは気持ちいい。特にショスタコーヴィチの方で、そんな魅力が花開いている。
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
ロストロ氏が未だ並外れたヴィルトゥオーゾであることを再確認できるCD。諧謔味と抒情性がない混ぜになった両作品の屈折した魅力を「ロシア」に依拠することなく的確に据えてサスガである。小沢の「無国籍」性も寄与するところ大。聴き応えの1枚。