制作・出演 : ディープ・パープル
イアン・ギラン加入前のファースト(68年)。ジョン・ロードのソロから始まる(1)に、後年顕著になる大仰なアレンジの萌芽が見られるものの、演奏全体としてはまだまだポップ。クリームからの影響がうかがえるのがほほえましい。リッチー・ブラックモアのギターも若さ爆発。
ハード・ロックの代名詞となったディープ・パープル。その全盛期の名曲を多数集めた究極のベスト・アルバムだ。オリジナルには未収録の「デイモンズ・アイ」を含む全12曲を収録している。
ハード・ロックの始祖パープルのベスト。デビュー時の「ハッシュ」、黄金期の「ブラックナイト」や「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、再結成での「ノッキング・アット・ユア・バック・ドア」までを時代順に収録した親切盤。
“2期”の未発表音源を集めた編集盤。2期のライヴ音源としてはレアな「ハッシュ」「ハード・ロード」だが、リッチーがあまり気合い入れて弾いてくれていないのが、ちょっと残念。77年発表。
イラストレーターの長岡秀星氏によるジャケットのイラストがファンの間で賛否両論なベスト盤は、1期から3期までの楽曲で構成。ここでも4期は仲間ハズレ……。哀しい……。78年発表。
2期・3期の楽曲で構成された(ここでも4期は……)ベスト。(2)はアルバムとは別ヴァージョン、(11)は国内仕様のオリジナル・アルバム未収録(英国仕様盤には収録)なので注意。80年発表。
一般的に“出来のイイ長男と三男に挟まれて肩身がせまいぜ次男坊”的な扱いのアルバムだが、そんなことありません。ヴァラエティに富んでいて非常に聴きどころが多い好盤なのだ。71年発表。
彼らの代名詞(1)(5)も収録された歴史的名盤。全編を通じリッチー・ブラックモアが神業ギター・プレイをぐるぐる乱れ弾く本盤は、ギター・キッズ永遠の教科書でもある。72年発表。