制作・出演 : ニール・ヤング&クレイジー・ホース
CSN&Yの活動とかけもち状態だった70年3月、クレイジー・ホースを伴ってのツアー音源がお蔵出しに。43分と収録時間こそ短いながら、初期代表曲(3)(6)では、この人ならではの武骨なインプロが炸裂。ヴォーカルの若々しさを含め、うれしい“発掘”だ。★
1978年10月に行なわれたRust Never Sleepツアー模様を収録したライヴ盤。弾き語り中心の前半とエレクトリックなエナジー迸る後半で構成された、圧倒的なパフォーマンスが甦る。
ディーヴォやピストルズなどのパンク/ニューウェイヴに呼応し、パンク・ロックへの理解を示したサウンドで話題を呼んだ1979年作品。アコースティックとエレクトリックの二面性をもつ、スタイリッシュなサウンド・メッセージ。
ジャンル
ニール・ヤングの数あるアルバムの中でも一度もCD化されていない4作品がデジタル・リマスター再発。全編クレイジー・ホースをバックに録音されたロックンロール・アルバムで、81年作品。
オープニングの“シナモン・ガール”を聴くだけでも十分に価値のある1969年の作品。小節のきいた渋い声と、ザラザラしたバックのギター・サウンド。これが69年の最先端のサウンドだった。歌心があった時代の、カントリー・ロックの名曲ばかりだ。
ニール・ヤングの歩みを語る上で、ひとつの節目として必ずあがる作品で、一時期、ドラッグが原因で友人が死亡したりで、気分的に落ち込んでいた彼が、新生クレイジー・ホースを率いて完成させている。実際、溌剌とした演奏が評判になった。75年の作品。
最近再び異様にテンションが上がっているニール・ヤングとクレイジー・ホースの79年の傑作のCD化。パンク・ロックへの理解を示したサウンドや歌詞が話題が呼んだ。特にコインの表と裏のようなコンセプトを持つ(1)と(9)が何といっても素晴らしい。