制作・出演 : ハイドン
制作・出演
アンタル・ドラティ / デッラ・ジョーンズ / ハイドン / バーバラ・ヘンドリックス / フィリップ・ラングリッジ / ブライトン・フェスティヴァル合唱団 / ベンジャミン・ラクソン / リンダ・ゾーバイ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団いまは亡き名匠アンタル・ドラティの全盛期を伝える名演。生前ハイドンを得意としていただけに、その解釈はピリオド奏法以前のスタンダードと言えるもので、じつに美しい。彼の薫陶によって第一級のオケとなったロイヤル・フィルの新鮮な響きも聴きものだ。
制作・出演
アンタル・ドラティ / クルト・モル / デイヴィッド・ストレンジ / ハイドン / ヘレナ・デーゼ / ベンジャミン・ラクソン / ルチア・ポップ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ヴェルナー・ホルヴェークハイドン没後200年記念企画。ハイドン円熟期の傑作オラトリオで、もともとヘンデルのために書かれたテキストを使用している。ハイドン演奏の第一人者でもあるドラティによる、見事なドラマトゥルギーが光る1枚。
制作・出演
アンタル・ドラティ / イレアナ・コトルバス / ハイドン / ハンス・ゾーティン / ブライトン・フェスティヴァル合唱団 / ラスロ・ヘルティ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロジャー・ヴィニョールズ / ヴェルナー・クレンハイドン没後200年記念企画。現存するミサ曲13曲とスターバト・マーテル、サルヴェ・レジナを収録した貴重なBOX。演奏はイギリスの第一級の合唱団が名を連ねており、他に例を見ない質の高さを誇っている。
ハイドン没後200年記念企画。記念の年でなければ難しいと思われるセットものだ。おおよそ半分が初CD化で、しかも日本独自企画。アメリングのヴォーカルにデムスのピアノと、演奏にもまったく不足はない。
一歩も引かずに精密にオーケストラとやり取りを交わすところは、さすがにウィーン・フィルのソロ・ハーピストを務めるメストレ。ハイドンの協奏曲がハープのオリジナル作品のように豊かな表情で蘇るのも楽しい。一方のソロでは、繊細でしなやかな表現力もアピール。
制作・出演
カール・シュタインス / ノルベルト・ハウプトマン / ハイドン / ヘルベルト・シュテール / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / マンフレート・ブラウンハイドンは、カラヤン70年代の全盛時に録音した、まことに流麗でスケールの大きな演奏が繰り広げられている。モーツァルトは、BPOの管の名手たちによる協奏交響曲はじめ、華麗で美しい仕上がりだ。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アーノンクール / ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス / エルヴィン・オルトナー / クリスティアン・ゲルハーヘル / ゲーニア・キューマイアー / ゴットフリート・ファン・スヴィーテン / ニコラウス・アーノンクール / ハイドン / ヴェルナー・ギューラ前作「天地創造」の場合と同様、最新にして周到な20年ぶりの再録音。ウィーン響とのダイナミックな旧録音に対峙するように、完成の域に達した古楽器演奏の上に繊細と大胆が構築されるさまには思わず息を呑む。音画の楽しみと芸術的深遠の好バランスだ。★
アルバン・ベルクSQの数ある名盤のうちのひとつ。ハイドンは弦楽四重奏という形式を高度に確立し、大きな影響を与えた。そのハイドンの傑作3曲を、寸分の隙もない演奏で、豊かな歌ごころを聴かせている。
制作・出演
アデーレ・シュトルテ / テーオ・アダム / ハイドン / ヘルベルト・ケーゲル / ペーター・シュライアー / ホルスト・ノイマン / ライプツィヒ放送交響楽団 / ライプツィヒ放送合唱団発売元
日本コロムビア株式会社ほぼ20年ぶりに再発された貴重な音源。伝統の響きを継承していた東ドイツ時代の録音。オーケストラも合唱も端正で折り目正しいアンサンブルで、静かな感動を込めてハイドンの大作を温かく歌い上げている。ソリスト陣のはつらつとした歌唱も印象的。★
美しい高声もモーツァルトをはじめ随所で聴かれるが、それよりも、感情を剥き出しにするかのような劇的表現や、キャラクターに深く入り込んだ各曲の演じ分けこそが彼女の独擅場。コミカルさは当録音ではほとんどない。オケも彼女の激情に見事に対応している。a=430。
最近のすっきりとした軽量なハイドンではなく、重厚長大な堂々としたハイドンを響かせる録音。とはいえ、クレンペラーのバランス感覚と造形美は、細部にまで行きわたり、重厚だが重くなり過ぎていない。
制作・出演
アントニー・ロルフ・ジョンソン / エマ・カークビー / エンシェント室内合唱団 / エンシェント室内管 / エンシェント室内管弦楽団 / キム・アンプ / クリストファー・ホグウッド / ハイドン / ホグウッド / マイケル・ジョージブレハッチは芯のしっかりした簡潔な音を出す人だ。まず、ハイドンは非常に明快で、スピード感は最近注目のサイにも匹敵する。ベートーヴェンでは余裕のあるダイナミズムを見せ、モーツァルトでは軽やかさを過不足なく表現。将来が楽しみな逸材である。