制作・出演 : フィルハーモニア管弦楽団
強靭な演奏で圧倒するというものではなく、堅固な構築力を持ちながら、神秘的な美しさでドイツ精神の一面を表出した録音。緊張感の高い、巨匠2人のコラボレーションが感動的だ。
制作・出演
ウィルヘルム・ピッツ / エリザベート・シュワルツコップ / オットー・クレンペラー / グレイス・ホフマン / ジェローム・ハインズ / ニコライ・ゲッダ / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団メニューインの代表的な録音。第二次大戦後いち早くフルトヴェングラーの復帰運動を繰り広げたメニューインを、フルトヴェングラーが大きな包容力でしっかりと支えている。至福のひと時が味わえる一枚だ。
今や誰もやらないような、雄大気宇な宇宙が広がるヘンデルだ。バロック様式云々の前に、クレンペラーの考えるメサイア像を、なんの衒(てら)いも疑問もなく提示し、そこには音楽しかないという世界を作り上げている。
発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
オーケストラの魔術師ともいわれるリムスキー=コルサコフが、そのオーケストレーションの才をフルに発揮して書き上げた一大絵巻。『アラビアン・ナイト』の世界を見事に音で描写した、オーケストラの魅力いっぱいの一枚。
発売元
ユニバーサルミュージックフィギュア・スケート・ブームのど真ん中にいる浅田姉妹が競技やエキシビジョンで使用している楽曲を集めたもの。クラシックの曲が大半だが、そうでないものも。CDの終わりには彼女たちからのヴォイス・メッセージを収録。ブックレットには衣装写真も。
デビュー当初、積極的に取り上げていたシューマンでまとめた1枚。ピアノ・ソナタは、デビュー盤で取り上げた曲。協奏曲はそれから7年後の演奏。仲道郁代の情熱に満ちた演奏と成長が刻まれている。
仲道郁代が好きだと言うグリーグ集。協奏曲はシューマンのピアノ協奏曲とカップリングされていたもの。ほかは、彼女自身が選曲した抒情組曲からの抜粋盤に入っていたものだ。彼女の抒情性が際立つ1枚となっている。
制作・出演
エリザベート・シュワルツコップ / オットー・クレンペラー / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ブラームス / ラインホルト・シュミット / ラルフ・ダウンズブラームスの代表作で、カトリックの典礼とは無縁の独自のスタイルを持った作品。クレンペラーは虚飾を廃し、悠然としたテンポでこの大作を描いている。歌手合唱ともに緊密なアンサンブルが楽しめる。