制作・出演 : フラワーカンパニーズ
<収録内容> 01. short hopes 02. 地下室 03. 星に見離された男 04. 死に際のメロディー 05. 東京の朝 06. 祭壇 07. この世は好物だらけだぜ 08. 感じてくれ 09. 未明のサンバ 10. マイ・スウィート・ソウル 11(bonus track). ファンキーヴァイブレーション
メジャー・レーベルからの13枚目のアルバム。フツーに生活している人たちをさりげなく励ますような日本語の歌が前面に出た曲で構成され、軽妙なスワンプ・テイストに彩られたサウンドはベテランならではだが、“おっさん”の躍動感も十分だ。亀田誠治が一曲プロデュースしたことも話題である。
2009年4月来1年間続いてきた“結成20周年イヤー”をしめくくるのは、ずばり40歳へたれ男子の言祝ぎソング。ファンに不満がないかぎり、これはこれで充足している世界なのだろう。交流厚い曽我部恵一がプロデュース。アコースティックにお色直しされた「深夜高速」が華を添えている。
石ノ森章太郎の『マンガ家入門』の外箱&カバーを使用したジャケット・デザインが秀逸なフラワーカンパニーズのベスト。結成から20周年を越え、メンバー不動、情けなさもカッコ悪さも飲み込んで走り続ける男たち。巷にあふれる青春頑張れロックとは一味も二味も違うガッツを感じる。
99年に発表されたフラワーカンパニーズの5thアルバムをリマスタリングした一枚。「スマイル」「元気ですか」といった人気曲のほか、「声だしていこう」「いい事ありそう」などシングルのカップリング曲やストーンズのカヴァーも追加収録している。
メジャー復帰第1弾アルバム。大人になり必要となったものを自問のように歌う「大人の子守唄」は、哲学的で一聴ネガティヴだが、最後のたったワン・フレーズが楽曲に生命力を与えている。言葉の力を思わす驚異の一曲。メンバー皆40歳弱、今迄のキャリアはこの年齢を歌うためのものかと錯覚。★
フラワーカンパニーズの4thアルバムに、貴重な音源を追加した作品。アンティノス時代の音源が聴ける嬉しさはもちろん、メンバーが頭を悩ませながら選曲したというボーナス曲もたまらない。