音楽むすび | 制作・出演 : ブラームス

グリモーの変貌に驚く。そして、ザンデルリンク指揮ベルリン・シュターツカペレの素晴らしさにあらためて驚く。順番はどちらでもいいが、愛すべきディスクだ。雄渾な演奏で詩情にも事欠かない。彼女も新境地を開拓しているが、何よりも共演者に恵まれた。

フランスの若手ニ人が、ブラームス晩年期の渋い2曲のクラリネット・ソナタを演奏した一枚。スタイリッシュな明快さと同時に柔らかさをも併せ持ったデュオからは、独特の魅力が放射されている。若書きのピアノ・ソナタ3番はかっちりとした演奏だ。

ミルシテインの奏でるヴァイオリンからは洗練された高貴な雰囲気が醸し出される。研ぎ澄まされたホロヴィッツのピアノと妙なる調和を保つソナタ第3番など魂が震えるほど感動的だ。アウアー最後の弟子らしい華麗な演奏を収めた全盛期の貴重な記録である。

20世紀を代表するピアニストの1人であるルドルフ・ゼルキン。セル&クリーヴランド管の最高のサポートを受けての感動的なブラームスのピアノ協奏曲第1番。

20世紀を代表するピアニストの1人であるルドルフ・ゼルキン。セル&クリーヴランド管の完璧なるサポートを受けて、ゆるぎないブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴かせる。低価格での再発売。

RCAレッド・シール・ヴィンテージ・コレクションが廉価で登場。20世紀を代表するチェリストの1人、ピアティゴルスキーがルービンシュタインと残したブラームスのソナタ全集。

ヴァントが80年代に手兵・北ドイツ放送響と録音したブラームスの交響曲全集が2枚組2520円で再登場。ヴァントの厳格な楽譜の読みによって、ブラームスの音楽が緻密に再現される。