制作・出演 : ブルーノ・カニーノ
制作・出演
J.S.バッハ / アンドレ・プレヴィン / イツァーク・パールマン / ジャン・マルティノン / ダニエル・バレンボイム / ブルーノ・カニーノ / プラシド・ドミンゴ / マルタ・アルゲリッチ / ローレンス・フォスター発売元
日本コロムビア株式会社「ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調」は、腰を据えじっくりと弾かれた冒頭から印象的で、作品への共感と確信が伝わってくる。第3楽章後半のピアノのアルペッジョに乗っての歌も瑞々しく、全編隙のない演奏。「ピアノ五重奏曲変ホ長調」はフレージングやテンポ変化での対応など、臨時編成とは思えぬ仕上がり。第2楽章で2度にわたって登場する第1副主題部など実に精妙だ。★
カニーノ&アマティ四重奏団のショスタコーヴィチ 1936年に『ムツェンスクのマクベス夫人』が「プラウダ」で非難された後、1940年に作曲されたピアノ五重奏曲は、フーガやバロック風の間奏曲を含む古典的な作品で、当局からも賞賛されました。1968年に作曲された弦楽四重奏曲第12番では、それまで否定的な見解を表明していた12音技法を第2楽章の一部で用いたことが注目されます。 カニーノは1935年ナポリで生まれ、ミラノ音楽院在学中からアントニオ・バリスタとピアノニ重奏を行い、ミラノ三重奏団のメンバーとして活動しています。特に現代音楽に関心を持ち、多くの作品を初演し、ベルン音楽院で20世紀音楽のマスター・クラスで教えています。(東武トレーディング) ショスタコーヴィチ: ・ピアノ五重奏曲ト短調 op.57 ・弦楽四重奏曲第12番変ニ長調 op.133 ブルーノ・カニーノ(ピアノ) アマティ四重奏団 録音:1999年6月、2000年3月 Disc1 1 : ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57 2 : 弦楽四重奏曲 第12番 変ニ長調 op.133 Powered by HMV
高名な作曲家の息子にして、元BPOのコンマスを経て現在はソリストとして活躍するコーリャ・ブラッハーの初のリサイタル・アルバム。心の移ろいを丹念に歌い込んでゆくシューマンの名演を筆頭に、端正なアプローチで、ベテランのカニーノと密度の高いアンサンブルを聴かせている。★