制作・出演 : ベートーヴェン
ラトルの古楽奏法を踏まえた、実にスリリングなベートーヴェンとして大きな話題となったアルバム。チョン・キョン=ファ初のブラームスの協奏曲という願ってもないカップリングもうれしい。
ベートーヴェンが名演。第2楽章も含めNYPをゴージャスに鳴らしつつ、バーンスタインの歌い口はニュアンスに富み、粋で説得力がある。第3楽章のわくわくさせる躍動感や副主題のノリはいかにもレニーらしい。モーツァルトはゆったりとしたテンポでの堂々とした趣。
ブダペストSQの2度目のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集。彼らの円熟期の録音で、機能的で厳格なアンサンブルと、ヨーロッパの香りを持つ響きとが一体となった名演として、この曲集の最高峰に挙げられている。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。剛毅で辛口の「英雄」。「未完成」はベルリンでのライヴ。
ヴァントの唯一のベートーヴェン、交響曲全集からの1枚。2曲とも2度目の録音となる。第5番はいまどき珍しくリピートを省略してスピード感あふれる演奏を展開。第7番は対照的に雄大なスケールを創出している。
制作・出演
イーディス・ウィーンズ / キース・ルイス / ギュンター・ヴァント / ハンブルク国立歌劇場合唱団 / ヒルデガルト・ハルトヴィヒ / ベートーヴェン / ローラント・ヘルマン / 北ドイツ放送交響楽団 / 北ドイツ放送合唱団伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。奇をてらわず、渋く真摯な味わいで聴かせる「第9」が楽しめる。
ルービンシュタイン85歳過ぎの録音ながら、まったく歳を感じさせない輝かしく溌剌とした演奏が繰り広げられており、驚嘆させられる。スケールの大きさや細部の多彩なニュアンスなど、巨匠ならではの世界が味わえる。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。甘い情緒のかけらも見せず、完璧のテクニックで弾ききったヴァイオリンの2大協奏曲。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。何度聴いても味わい深い大家の演奏が楽しめる。
当時百万ドル・トリオと呼ばれた巨匠3人が集まった歴史的な名盤のひとつ。室内楽的な、親密であったり緊密であったりというアンサンブルではなく、強烈な個性が集まっての丁々発止の真剣勝負が聴きどころだ。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。端正で気品にあふれるシェリングのベートーヴェン。
最高の音で楽しむために!
ハーゲンQのチェリスト、クレメンスとグルダの息子パウルが奏でた、瑞々しくも覇気に富んだベートーヴェンとして話題となったアルバム。ソナタも変奏曲も素晴らしく、若さがプラスとなった逸品だ。
最も祝福された全集録音のシリーズ第11作、完結篇だ。現在の日本における演奏家とソフト制作両者の到達点が示された企画というべきもので、欧米の研究成果も凌駕するまでにディープな日本のベートーヴェン研究の実績を、広く世に問うものでもある。
制作・出演
ギル・シャハム / ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管 / スイス室内合唱団 / テツラフ / デイヴィッド・ジンマン / トゥルルス・モルク / ブロンフマン / ベートーヴェン / ミシェル・ルーリージンマンの、ベートーヴェン・シリーズ、交響曲、序曲に続く第3期となった協奏曲をまとめたBOX。鮮烈なブロンフマンとのピアノ協奏曲をはじめ、聴きごたえのあるセットになっている。七重奏曲にも注目。
制作・出演
シュターツカペレ・ドレスデン / ドレスデン国立歌劇場合唱団 / ヘルベルト・ブロムシュテット / ヘレーナ・ドゥーゼ / ベートーヴェン / ペーター・シュライヤー / マルガ・シュイムル / ライプツィッヒ放送合唱団発売元
キングレコード株式会社ドレスデンの首席指揮者時代に完成させたベートーヴェン交響曲全集からの1枚。旋律線のうたわせ方の上手さと、ドイツの伝統を色濃く残していたドレスデンの響きが魅力。東独を代表する声楽陣も素晴らしい。