制作・出演 : ムソルグスキー
ムソルグスキー:展覧会の絵/禿山の一夜ムソルグスキー:展覧会の絵/禿山の一夜
洗練された響きで編曲されているとはいえ、ムソルグスキーの特異な才能を見事に表出し尽くしたマルケヴィッチの演奏は、強く印象に残る。ゲヴァントハウスを掌握した、マルケヴィッチの爽快な演奏が楽しめる。
ストラヴィンスキー:バレエ≪春の祭典≫/ムソルグスキー:交響詩≪はげ山の一夜≫/バルトーク:≪中国の不思議な役人≫演奏会用組曲ストラヴィンスキー:バレエ≪春の祭典≫/ムソルグスキー:交響詩≪はげ山の一夜≫/バルトーク:≪中国の不思議な役人≫演奏会用組曲
NHK名曲アルバム エッセンシャル・シリーズ::アンダンテ・カンタービレ 〜ロシア2〜NHK名曲アルバム エッセンシャル・シリーズ::アンダンテ・カンタービレ 〜ロシア2〜
発売元
キングレコード株式会社国別、地域別にまとめられていて曲の背景が掴みやすく、解説もまたわかりやすく書かれている。工夫された編曲で1曲を5分にまとめているので、初心者にも聴きやすい。ロシアの魅力がストレートに伝わってくる内容だ。
ムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫/ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫/ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
大いに物議をかもしたアルバム。ムソルグスキーにおける極端に遅いテンポ。ラヴェルでの暗い音色感。ルバートのつけ方、間合いの取り方、アクセントのつけ方などなど。そしてそれを納得させてしまう構築力。
ムソルグスキー:「展覧会の絵」/ストラヴィンスキー:「火の鳥」ムソルグスキー:「展覧会の絵」/ストラヴィンスキー:「火の鳥」
「展覧会の絵」は2度目、「火の鳥」は3度目の録音。いずれもゆっくりとしたテンポで進んでゆくが、色彩豊かなそれぞれの曲の魅力を、二つの名門オーケストラを駆使して、十二分に発揮した名演。
ムソルグスキー:展覧会の絵ー5態ムソルグスキー:展覧会の絵ー5態
制作・出演
エルガー・ハワース / ゲオルグ・ショルティ / シカゴ交響楽団 / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル / ムソルグスキー / レオポルド・ストコフスキー / ヴラディーミル・アシュケナージ / 神谷百子オリジナルのピアノ版をはじめとして、さまざまに編曲された「展覧会の絵」が楽しめるアルバム。ラヴェルとは一味違うストコフスキー版や吹奏楽版、ユニークなマリンバ版など、興味は尽きない。
展覧会の絵〜超絶のチェロ・コン軍団展覧会の絵〜超絶のチェロ・コン軍団
いわゆるチェロ軍団とはオモムキが違う。コンバスも加えた曰くチェロ・コン軍団。芳醇な低音に特化せず、響きを縦横に仕掛けて積極果敢。思わず耳が立つ。わけても無理スジと思しき「展覧会の絵」がキメの定番をハズしてときめきの出来。そのセンスごきげん。★
ムソルグスキー:展覧会の絵[ジュリアン・ユー編曲]/プロコフィエフ:古典交響曲ムソルグスキー:展覧会の絵[ジュリアン・ユー編曲]/プロコフィエフ:古典交響曲
聴く人によってはディズニーの「ファンタジア」を連想しそうな、お伽噺の世界に入ってゆくかのようなジュリアン・ユーのアレンジ(味付けには中国テイストも)が何と言っても話題だろう。しかしそれを精緻に再現する演奏のクオリティが評価されるべきアルバム。