制作・出演 : ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
制作・出演
J.S.バッハ / アリーン・オジェ / アルミン・ウーデ / テオ・アダム / ハイジ・リース / ハンス=ヨアヒム・ロッチェ / ペーター・シュライヤー / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団発売元
キングレコード株式会社ロッチュはバッハも務めていたトマス教会の楽長。シュライヤー、オジェーやアダムらそうそうたるメンバーを擁し、教会の合唱団やゲヴァントハウス管らによって豊かな伝統を感じさせる演奏が展開されている。
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キングレコード株式会社ソリストが際立つようなロマン主義的な演奏ではなく、オーケストラと一体となった緊密なアンサンブルの美しさが表出されている。複雑な対位法のアヤが浮き立ち、ズスケのさりげない名人芸が楽しめる。マズアの指揮も渋い。
制作・出演
アンナ・トモワ=シントウ / アンネリース・ブルマイスター / クルト・マズア / ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団 / ベルリン放送合唱団 / ベートーヴェン / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ライプツィヒ放送合唱団交響曲全部と主要な序曲が、CD6枚に収録されて3,000円! それはともかく、これは70年代初頭の最大公約数的なベートーヴェンの演奏。超老舗オケを相手に若き日のマズアは、過度に機能的でも古臭くもなく、適度な清新さと伝統を共存させることに成功。
メンデルスゾーン所縁のオーケストラを振っての序曲集。「トランペット」は17歳のときの作品で、死後出版されたもの。マズアの張りのある曲作りが、メンデルスゾーンの清新なロマンティシズムをよく表わしている。
制作・出演
エッダ・モーザー / クルト・マズア / ベートーヴェン / ペーター・シュライヤー / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団 / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス少年少女合唱団 / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ローズマリー・ラング発売元
キングレコード株式会社マズア2度目の録音で、81年秋の新装となったゲヴァントハウスのこけら落しの際のライヴを収録。記念的演奏にありがちな熱く燃える演奏ではなく、マズアの冷静で統率の取れた濃密な演奏が繰り広げられている。
洗練された響きで編曲されているとはいえ、ムソルグスキーの特異な才能を見事に表出し尽くしたマルケヴィッチの演奏は、強く印象に残る。ゲヴァントハウスを掌握した、マルケヴィッチの爽快な演奏が楽しめる。
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キングレコード株式会社マズア、ゲヴァントハウスの響きが、重厚なショパンを生み出している。一方で、シュミットのオーソドックスながら端々に個性がキラリと光るフレージングなども特徴的で、興味を引くショパンを収録している。
ヤンセンが艶やかな音色で見事な演奏を繰り広げている。メンデルスゾーンでのロマンティックな表情やブルッフでのアグレッシヴな表現が素晴らしい。ヴィオラに持ち替えての「ロマンツェ」もよくヴィブラートがきいていて、とてもロマンティックだ。
ドイツの正統派としての評価は高まる一方だが、この真摯でストレートな演奏は彼自身の持ち味。音色には透明感もあり、切れのいいタッチには現代的な感性も感じさせる。伝統を受け継ぎながらも、彼自身の音楽を作り上げ、それを熟成させてきたのがオピッツだ。ヤノフスキ&名門オーケストラががっちりと組んで作った枠のなかで、オピッツは意外にもさまざまな束縛から開放されて自由な音楽を作り上げている。オマケなのだろうが、ベートーヴェン自身によるヴァイオリン協奏曲の編曲版は、オリジナルのピアノ協奏曲みたいで聴きもの。