制作・出演 : ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
SUPER BEST 100 84::スメタナ:≪わが祖国≫全曲SUPER BEST 100 84::スメタナ:≪わが祖国≫全曲
チェコの国民的作曲家による、ボヘミアの伝説・歴史・風景をテーマとした名作全6曲を、晩年のドラティらしい風格のある彫りの深い演奏で届ける。民族の心情がひしひしと伝わる温かい演奏だ。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 106::ベルリオーズ:幻想交響曲 序曲「ローマの謝肉祭」EMI CLASSICS 決定盤 1300 106::ベルリオーズ:幻想交響曲 序曲「ローマの謝肉祭」
オケの自主性を大切に扱いながらひとつ上の世界へ巧妙に引き上げる、集団的音楽創造の面白さがあふれ出るほどに楽しい。88年まで長くRCOの音楽監督だったハイティンクの音楽づくりに共通するものを強く感じさせられる演奏なのはオケのDNA? 録音面でも特質を良く捉えた。
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調
ジュリーニの晩年を飾る、ドヴォルザーク後期交響曲集のなかで、最後に録音されたもの。ゆったりとしたテンポの、スケールの大きな演奏で、ジュリーニの特徴でもある禁欲的美しさに満ちている。
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
コンセルトヘボウを振っての、ジュリーニ晩年の名盤。これがジュリーニにしては珍しい3度目の録音。悠然としたテンポを保ちつつ、いささかも弛緩することなく、しかもノスタルジックな情緒をかもし出している。
ドヴォルザーク:交響曲第8番「イギリス」/ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」ドヴォルザーク:交響曲第8番「イギリス」/ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
晩年のコンセルトヘボウとの記念すべき名演。気宇壮大なドヴォルザークはもちろん、ゆったりとしたテンポで織り上げた、精緻で美しいラヴェルも絶品。晩年のジュリーニが到達した至高の境地がうかがえる。
ドヴォルザーク:交響曲第7&8番ドヴォルザーク:交響曲第7&8番
2003年発売のウィーン・フィルを振っての「わが祖国」に通ずるチェコ音楽へのコミットメントの出発点であり、ボヘミアの血筋を引くというアーノンクールの心象風景の具現化でもある名盤。チェコ・フィルをしのぐ“アク”の強さを自然にオケから引き出した。