制作・出演 : ヴィヴァルディ
学校で習うクラシックの名曲を収めるシリーズの中学校編。教科書の監修に当たった教師陣が監修しており、ウンチクや主要音楽用語集を満載したブックレットを封入。クラシック入門編としても最適のアルバムとなっている。
女性リーダーのカルミレッリをヴァイオリン・ソロに迎えた、イ・ムジチによる4度目の録音。伝統的なイ・ムジチのサウンドと音楽性を受け継いでいた最後の時期とも言え、歯切れがよく音楽の愉悦に満ちている作品。
発売元
ユニバーサルミュージックヴィターリのシャコンヌにおける魂を震わせるような熱き演奏に強く心を打たれる。千住明の編曲した弦楽合奏版を演奏するN響の名手たちに支えられ、切なく歌い上げる千住のソロが水際立つ。銘器デュランティを心ゆくまで歌わせた「四季」も聴きごたえ十分である。
「四季」はカラヤンの約12年ぶり2度目となる録音。当時21歳のムターとの共演で、濃密で豪奢な仕上がりとなっている。Disc2では、アンドレとの輝かしいトランペット協奏曲とロマンティックな「水上の音楽」の組み合わせが楽しめる。
制作・出演
イタリア合奏団 / シジーノ・マエストリ / ジュゼッペ・マニャーニ / ジュリオ・フランゼッティ / ジョヴァンニ・グリエルモ / パオロ・チョチョーラ / フェデリーコ・グリエルモ / マッシモ・クヮルタ / ヴィヴァルディ発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
制作・出演
エドワルド・ジェンコフスキー / ハンス・ヴォルフガング・デュンシェーデ / フィルハーモニア・カルテット・ベルリン / ヤン・ディーゼルホルスト / ワルター・ショーレフィールド / ヴィヴァルディ / ヴォルフガング・ギュトラー / 元井美幸 / 土屋邦雄発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
ヨーヨー・マがオリジナル楽器アンサンブルとバロック・チェロを演奏したバロック・アルバム第2弾。今回もコープマン率いるアムステルダム・バロック管弦楽団との共演で、初録音となるヴィヴァルディ作品集。ヨーヨー・マは1712年製ストラディヴァリのチェロをガット弦に張りかえエンド・ピンを取る等ヴァヴァルディが作曲した当時の使用に改造してレコーディングに臨みました。チェロ協奏曲をはじめ声楽曲をコープマンが編曲したものを収録しているのも聴きどころです。
バロック・ヴァイオリニストとして頭角を現してきたイタリアの名手カルミニョーラの、ソニー・クラシカル移籍第一弾となったアルバムは、彼とアンドレーア・マルコン率いるヴェニス・バロック・オーケストラがもっとも得意とするヴィヴァルディ、そしてその中でももっとも有名な「四季」が選ばれたというところに、このコンビの自信のほどが伺えます。新しいエディションを使ったこの録音でのカルミニョーラの音楽は、まさにヴィヴァルディ演奏の新時代が到来したことを告げています。カップリングには、ヴィヴァルティと同じころ、18世紀初頭にイタリアで活躍したヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ロカテッリによるその名も「ヴァイオリンの技法」からの2つのヴァイオリン協奏曲を収録。妙技と抒情が交錯する得も言われぬ世界が展開されるこの曲の真髄を知るには、まさしく知情意を兼ね備えたカルミニョーラのようなヴァイオリニストの演奏こそふさわしいといえます。
「四季」は昔ながらの現代楽器の演奏と、最近の古楽器と鮮烈さとのちょうど中間という感じだろうか。ベルの独奏も品格にあふれ、すっきりとしなやかなその音色はたいへんに心地よい。録音も響きが豊か。タルティーニも端正な表情が印象的だ。
電子オルガンに新たな地平を拓いた渡辺睦樹の第5弾。弦楽合奏、あるいはフルートやトランペットなど現実の楽器に似た音色を駆使しながら、それを浄化し理想化、現実には存在し得ない響きに昇華。“電子オルガン”のイメージをはるかに超えた音の桃源郷だ。★
制作・出演
GiuseppeCabrio / LucaMares / MassimilianoTieppo / アンドレーア・マルコン / カルミニョーラ / ムローヴァ / ヴィヴァルディ / ヴェニス・バロック・オーケストラ汲めども尽きせぬ音楽の泉、ヴィヴァルディのコンチェルト。トリノの源泉(図書館)から今回マルコンたちが汲み上げた、ムローヴァ・フレーヴァーの“2台”集。ヴィヴァルディがソロのふたりを活性化させたかのように、生気漲る演奏が繰り広げられる。