制作・出演 : 井上陽水
大ヒットを記録したシングル「夢の中へ」を受けて制作、1973年12月に発表されたオリジナル3枚目。忌野清志郎との共作曲「帰れない二人」をはじめ、現行盤のCD未収録の「自己嫌悪」が収録されている。
日本のレコード売上げ史上空前のヒットを記録した『氷の世界』に続く、1974年10月発表のLA録音アルバム。本人と安田裕美のギターを除いて、すべてLAのミュージシャンが演奏している。
何を歌ってもさまになる歌い手が、新曲のみで構成されたアルバムを4年ぶりに発表。気心の知れた布陣のせいもあって、安定感のある世界を展開。(2)の「♪ジュリアロバーツエステバン」といった歌詞など、親父ギャグすれすれの茶目っ気も相変わらず。★
これはまた、豪華な顔ぶれを揃えたコラボ・アルバム。マッキー、小田和正、陽水、忌野清志郎、YUKIなどなど、若手から大御所までズラリと6組。矢野顕子の書き下ろしとセルフ・カヴァーをピアノとギターというシンプルなサウンドでじっくり聴かせてくれる。
大ヒット作『GOLDEN BEST』の姉妹作品であるベスト盤。「氷の世界」や「夢の中へ」といった代表曲に、井上陽水・安全地帯の「俺はシャウト」といった新旧楽曲を収録。
大ヒットを記録したシングル「夢の中へ」を受けて制作、73年12月に発表されたオリジナル3枚目。忌野清志郎との共作曲「帰れない二人」をはじめ、現行盤のCD未収録の「自己嫌悪」が収録されている。
間もなく30年間の集大成となる2枚組ベストを発表する陽水先生。こちらはその前に発売されたポリドール音源のベスト。いつの時代に聴いても心を打つ名曲の数々はフォーク史に残る歴史的な宝物であることを再確認。(16)は小椋佳、(9)(19)は清志郎との共作曲。
76年作。フォーライフ設立後の第1作。それまでの湿り気のあるセンチメンタルなトーンから、乾いたロック・サウンドへと変化しつつある時期の傑作。デジタル・リマスター盤。
79年作。フォーライフ3作目。ポリドール時代の詠嘆的世界とは異なり、批評性とダブル・ミーニングに近い寓話性がスタイルとなったアルバム。ライヴの定番曲も多い。デジタル・リマスター盤。
81年作。フォーライフ5作目で、「心もよう」の井上陽水から次へと向かう過渡期的な内容の作品を多く含んでいる。ヒット・シングル「ジェラシー」収録。デジタル・リマスター盤。
82年作。その後テレビ・ドラマの主題歌として大ヒットした「リバーサイド・ホテル」を含むヒット作。沢田研二への提供曲「背中まで45分」も収録。デジタル・リマスター盤。
84年作。第2の黄金期の最中に発売され『氷の世界』以来のミリオン・セラーを記録したセルフ・カヴァー集。中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」ほかヒット曲満載。デジタル・リマスター盤。
86年作。同年6月のNHKホールでのライヴ盤で、今は亡き大村憲司がギターと編曲で参加。沢田研二への提供曲「ミスキャスト」「ジャスト・フィット」を取り上げている。デジタル・リマスター盤。