制作・出演 : 前橋汀子
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、前橋汀子(ヴァイオリン)、江口玲(ピアノ)の演奏による、 フランク&ブラームスのヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(2008年7月録音)。 <収録内容> 1. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第1楽章:Allegretto ben moderato 2. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第2楽章:Allegro 3. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第3楽章:Recitativo-Fantasia 4. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 第4楽章:Allegretto poco mosso 5. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108 第1楽章:Allegro 6. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108 第2楽章:Adagio 7. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108 第3楽章:Un poco presto e con sentimento 8. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108 第4楽章:Presto agitato
制作・出演
オッコ・カム / クリストフ・エッシェンバッハ / スカラ座弦楽合奏団 / チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 / メンデルスゾーン / 前橋汀子 / 前橋由子 / 小泉和裕 / 東京都交響楽団前橋汀子らしい個性的な表現が堪能できる。フランクでは自在なフレージングやポルタメント気味の音程の取り方に妖しささえ感じる。ブラームスでも彼女の激しい感情表現やロマンティシズムを聴くことができる。年を重ねたからこそできる演奏に違いない。
バッハの無伴奏全曲リサイタルを開くなど意気軒昂な活躍を続ける前橋汀子は、小品の演奏にも積極的に取り組んできた。これは約20年に及ぶ膨大な録音から18曲をチョイスしたベスト盤。通して聴くのも良し、好きな曲をかけるも良し。まさに珠玉の逸品である。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。ヴァイオリンの美しい音色と技巧を楽しめる名曲の数々を、前橋汀子が心を込めて歌いあげている。
うっかりするとほとんど後期ロマンのような作品に聴こえるが、これらは69年と97年の作品。この時期にそうした曲を書くというのは、骨があるというのか何というか、ともかく確信犯ではある。演奏にはある種の“ひたむきさ”がよく出ているけれど。
前橋汀子が84年のアルバム『亜麻色の髪の乙女』から取り組んできた《ヴァイオリン小品集100》(全6枚)がついに完結。これはその第5弾。「タイスの瞑想曲」などに前橋の歌心を聴く。
前橋汀子が84年のアルバム『亜麻色の髪の乙女』から取り組んできた《ヴァイオリン小品集100》(全6枚)が『悲しみのゴンドラ』『モスクワの思い出』『エストレリータ』の3枚でついに完結。
前橋汀子の小品集。ヴァイオリンのオリジナル曲に限らず、「白鳥」「歌の翼に」「夢のあとに」など、広く他の楽器の名曲までヴァイオリンで弾いている。彼女の演奏は、熱っぽく、かなり個性的だ(少々エキセントリックといえるかもしれない)。